荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ドラマの巻、ここたび。

2016年07月25日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




2016年7月期ドラマも出揃いましたね。

今回は、凋落の一途を辿っていると評判のフジテレビジョン系ドラマについて。



まず、日曜21時から放映されている【HOPE~期待ゼロの新入社員~】。



初回視聴率は6.5%と散々だった様ではありますが、結構面白かったです。

新入社員の奮闘ドラマってプロットは、今迄にも腐る程ありました。

情熱はあるものの、不器用が災いしちゃう主人公。

能力は高いけど、プライドも高くて嫌味な同期のオトコ。

主人公に徐々に惹かれて行く同期のオンナ。

厳しくも優しい上司。

・・・って、【教師モノ】と一緒じゃん。

さて、主人公を演じるのは、Hey!Say!JUMPの中島裕翔くん。

僕の嫌いな吉田羊と噂になったコですね。

初めてこのコを知りましたが、随分正統派のハンサムボーイですな。

そう。【イケメン】ではなく【ハンサム】。

だからこそ、ちょっと古っぽい顔に見えちゃう。

ジャニーズ事務所じゃなくて、石原プロモーションのヒトみたい。

また、出色なのが山内圭哉とか言う、中島くんの上司&エンケンの部下のヒト。



実に良い感じのお芝居です。

あと、同期のひとり・桐山照史とか言うコって、なんとジャニーズWESTなんすね。



驚いたなぁ。だってジャニタレとは思えない程、凄ぇ不細工なんだもん。



美人で可愛い山本美月ちゃんも出てるでよ。



次、【火10】の【ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子】。



初回視聴率は9.6%でした。

主人公を演じるのは【BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係】で特別検視官を演じた波瑠ちゃん。



ヨソの局で人気を博した女優さんを使いたがる、フジテレビジョンらしい香ばしい人事であります。

ま、実際の制作は関西テレビですが。

腐る程ある刑事モノのひとつですが、結構グロいトコが売りの様。

こういうトコもいささか古臭く感じます。

法医学者としては優秀ながら、だらしなくて喫煙家、解剖後に平気な顔で焼肉を食うなど、原田美枝子の描き方もステレオタイプ過ぎ。

又、七味を持ち歩き、なんにでもブっかけるという波瑠ちゃんのクセも要りません。

とはいえ、先輩刑事役の関ジャニ∞・横山裕が犯人をボコボコにするのは良いですねぇ。

昨今、リアリティを求める余り、暴力をふるう刑事モノは激減しておりましたから。



ラスト、【木10】で始まった【営業部長 吉良奈津子】。



初回視聴率は10.2%だったとか。

今時からすれば、まずまずの数字なんでしょうね。

今のフジテレビは、何をやっても叩かれちゃいますけど、結構面白かったですよ、コレも。

会社や姑、ベビーシッターとの確執が縦軸になる様ですが、ことさら暗く描く事はせず、なるべく明るい作風にして頂きたいですな。

又、夫役が原田泰造なんですけど、このヒトもすっかり安定感のある役者さんになったものです。

あと、主題歌が山下達郎なんすけど、この辺の感覚が、ちょいと古いんだよなぁ・・・。

それにしても【家政婦のミタ】から、もう5年も経つんだ・・・。

キレイだよなぁ、松嶋菜々子。





『あらゆる創造活動は、まずなによりも破壊活動である』パブロ・ピカソ(スペインの画家・1881~1973)

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ドラマの巻。
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