荻窪鮫

元ハングマン。中野で隠遁暮らしのオジサンが躁うつ病になりました。
それでも、望むものはミニマリストになる事です。

村上春樹の巻、ふたたび。

2017-03-02 19:48:08 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




村上春樹著【騎士団長殺し】が発売されました。

なんと、発売前から重版が決定。

130万部が用意され、間違いなく大ベストセラーになる事が決まっているとか。

実に『裏山~』な事象です。

そりゃ、小説というモノの“産みの苦しみ”とやらは理解出来ますよ。

でもね~、評価がちょいと過剰過ぎませんか。

【ハルキスト】とか呼ばれてるキモいヤツら、それと『流行ってるモノは何でも手を出さないと死んじゃう病』のB層が、この評価を支えているのでしょう。

それにしても、ホントに小説としての価値があるのかね。

僕は、【ノルウェイの森】と【ダンス・ダンス・ダンス】位しか読んだ事ありませんが、全く面白くなかったです。

正直、小説としての価値を見出す事は出来ません。

いや、マジでラノベレベルにしか思えないんすよ。

妙チキリンな会話が繰り返されるだけ。

ひょっとして【ハルキスト】さんたちって、アノ妙チキリンな会話が『カッコ良くて、オッシャレ~~~』とか思ってんでしょうかね。

だとすると、結構アレですよね~。

世間様も、ゆとり世代が、ど~のこ~の言う前に、いい歳ブっこいたオトナが、あんなモンを喜んでるのを憂いた方が良くなくな~い?



『過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう』フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(ドイツの哲学者・1844~1900)

過去の関連記事。
村上春樹の巻。
B層の巻。
C層の巻。

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村田沙耶香の巻。

2017-01-14 00:02:14 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




村田沙耶香著【コンビニ人間】を読了しました。



第155回芥川龍之介賞受賞作品であります。

内容はウィキでも参照して頂くとして、ちょいとレビューを。



僕は普段、直木賞系ばかり読んでおり、あんまし芥川賞系を読みません。

なので、又吉直樹の【火花】も田中慎弥の【共喰い】も西村賢太の【苦役列車】も読んでおりません。

今回は珍しく『何となく読んでみっかな』と思い、図書館に予約してみました。

これは事実なのですが、芥川賞受賞作品って直木賞受賞作品より、おおむね図書館の予約人数が少ないんです。

これは【芥川賞受賞作品=難解=手を出しにくい】って図式が、みなさんにあるんじゃないか、と。

実際は、そんな事はないのですがね。

てか、芥川賞受賞作品って難解よりも、退屈なのが多いっす。

作者の淡々とした日常を投影したものが多いせいでしょう。



今作も退屈でした。

【日常】と【非日常】、【人間】と【部品】の様に対象を設けながら、コンビニバイトに明け暮れる36歳のオンナを描いていきます。

『自分は変わってる』と念仏の様に唱えているのは、作者の声なのでしょうか。

なんでも、作家仲間からは【クレージー沙耶香】とか呼ばれているそうなので。

この【自分は変わってる病】って厄介ですよね。

作者の強烈な承認欲求と自己顕示を感じました。

『自分は変わっている』としながらも、【就職】や【結婚】を明らかに意識している・・・。

家族や友人のお節介を面倒と思いながら、結局のところ、ある程度受け入れる・・・。

それって、フツーのヒトですよ。

ま、『変わってる~』って言われたいんでしょうね。



白羽というクズオトコが言う様に、21世紀の世の中になっても、未だ『まともに就職』・『まともに結婚』・『まともに子を持つ』という考えが蔓延しております。

多種多様な価値観なんて、嘘っぱちです。

み~んな大昔の価値観から、脱却なんて出来ていないのです。

家庭を持たず、仕事もしていない僕が申すのですから、間違いはありません。

でも、そんな生き方だって胸を張っていりゃ、なんともないのです。

結局、旧態依然とした価値観に捕らわれているのは【主人公=作者】なのかな~、と思いました。

無神経なオトコたちの描き方も、今時エラいステレオタイプ。

この辺も【主人公=作者】が滲み出ていました。

基本、オンナの作家の作品は読まないので、もうこのヒトの作品も読む事はないでしょう。



トーキョーにコンビニが生まれ、普及して35~40年。

過保護な親が増え、甘えて育ち、【自分は変わってる病】を罹患するヤツらが生まれたのも、その時代です。



『かつては、変なことをする奴が、変な奴なんだと思っていた。でも今は、他人を変だと言う奴こそ、変な奴だとわかったんだ』ポール・マッカートニー(英国のミュージシャン・1942~)

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黒川博行の巻、やたび。

2016-12-14 00:04:46 | 枯渇した生活に豊潤な読書を


Amazonで黒川博行著【喧嘩(すてごろ)】を購入しました。





『イケイケのヤクザ・桑原保彦&ヘタレのコンサル・二宮啓之』でお馴染み、大人気・疫病神シリーズの第6弾です。

ちなみに、黒川氏はシリーズ第5弾【破門】で、第151回直木三十五賞を受賞。

又、その【破門】の映画化作品が、来年1月28日公開予定となっております。

なるほど、映画公開に合わせての新刊発売、という訳ですな。



帯によりますと『累計110万部突破』とあります。



ん?意外と少ねぇな、というのが本音。

既刊5作で割れば、1作あたり22万部ですから。

直木賞受賞シリーズとなれば、もっと売れてもいいのに・・・。

まぁ、ターゲットがどう考えてもオトコのみですから、仕方ないかも。

ホント、オンナが読むとは思えません。

面白いのに・・・。



さて、この【喧嘩(すてごろ)】、まだ未読。

なにせ楽しみにしていたので、気持ちのボルテージがマックスになったトコで、読み始めようと思ってます。



『時に自分との闘いだったり、自分で自分を励ますことだったり、本の言葉の向こうに、つねにもう一人の自分を見いだしていくのが読書』長田弘(ニッポンの詩人・1939~2015)

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黒川博行の巻。
黒川博行の巻、ふたたび。
黒川博行の巻、みたび。
黒川博行の巻、よたび。
黒川博行の巻、いつたび。
黒川博行の巻、むたび。
黒川博行の巻、ななたび。

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絵本の巻。

2016-11-10 16:28:38 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




*今回は、2012年に別んトコで書いていたブログに加筆・修正したモノをお送りします。



そこそこ読書をする僕ですが、ルーツはガキの頃の“絵本好き”でありましょう。

ホント、たくさんの絵本を買い与えて貰ったものです。

その頃から数十年、近年、老化に伴い【昔】に思いを馳せる事が多くなりました。

その中には

『あぁ、あの絵本のタイトルは何だっけ?』

という疑問があるんですな。



ひとつは、女の子が主人公で、言葉を喋るイヌ7~8匹と一緒に仲良く暮らしながら、様々な事件に遭遇する、といった内容。

単発物ではなくシリーズ物でした。

んで、ネットにて『女の子・イヌ・絵本』と打ち込んで検索しまくったところ・・・ビンゴです。

【カロリーヌとおともだち】


なんと当時の表紙迄、ネット上にあるではありませんか。

僕の絵本ライフ卒業後も、しばらくシリーズは続いていた様です。

お友だちはイヌだけでなく、ネコとかこぐまとかも居たんですね。

いやぁ『やはり良いモノはタイムレスなんだなぁ』としみじみ。

みんなでスキー場に行った迄は良かったのですが、一匹だけいなくなってしまい、みんなでそいつを探しているシーンを強烈に覚えています。

ちなみにそいつは遭難した訳でもなく、助けて貰った暖かいおうちでスープなんぞを飲んでいる・・・。

呑気なヤツだなぁ、と思ったもんです。




次に調べてみようと思ったのが【かぎおばさん】。

鍵っ子の男の子が主人公なのですが、彼は鍵を紛失してしまい、寒空の中途方に暮れます。

そんな時に登場するのが、無数の鍵の束を持つおばさん。

おばさんは束の中から一本の鍵を取り出しますと、なんなく彼の家の鍵を開錠し、彼の為にポークソテーをこしらえてくれる、といった内容。

タイトルも何となく覚えておりますし、内容もかなり把握しているので【カロリーヌ~】を読んでいた時期よりは後年なのでしょう。

こちらは簡単に判明。

【ふしぎなかぎばあさん】


【おばさん】ではなく【ばあさん】だったのですね。

当時【ポークソテー】という食いものを知らなかったので、母親に食わせてくれと頼んだのを覚えています。

シリーズはその後も【かぎばあさんは名探偵】【かぎばあさんがさらわれた】【かぎばあさん、犯人はぼくなの】などなどミス・マープルの如く、ミステリシリーズになっている様であります。

この敏腕鍵師の老女は、どうやら人間ではないそう。

ファンタジーだなぁ・・・。



それにしても、つくづく思いました。

『ネットは悪』という論調も分からないではありません。

しかしながら、記憶を呼び覚ます手助けをしてくれるツールに感謝、であります。



『過去の記憶がお前に喜びを与えるときにのみ、過去について考えよ』ジェーン・オースティン(英国の小説家・1775~1817)

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読書の巻。
読書の巻、ふたたび。

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読書の巻、ふたたび。

2016-09-23 00:00:05 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




『僕は本を買うとまず結末を読む。読み終える前に死ぬと困るから』ノーラ・エフロン(米国の脚本家/映画監督・1941~2012)



『ミニマリストに近付きたい』と思う以前は、蔵書が1,600冊以上ありました。

この蔵書をブックオフ送致してからは、主に図書館を利用しております。

もっとも、リーマンを辞めたので通勤時間が無くなり、読書量も激減しましたが。

まぁ読書量は置いとくとして、図書館を利用し始めて、顕著になった事があります。

何かと申しますと、作品がつまらないとすぐに読書を止め、返却してしまう事・・・。

買った小説であれば、もったいなので、どんなにつまらなくても読了します。

が、借りた小説じゃ、やっぱ駄目ですねぇ。

『タダだし、つまんないし読むの止~めよ』

ってなっちゃう。

これは映画も一緒で『ネットでタダ』と思うと、つまらないとすぐに視聴を止めちゃうんですね。

最近は【陽気なギャングが地球を回す】が、そう。

クッソつまらなく15分もちませんでした・・・。



先日、白川道著【竜の道 昇龍篇】を借りて来ました。



今作はシリーズ第2弾なのですが、なにぶん第1弾の刊行が、だいぶ前。

内容を忘れた事と、白川道が昨年逝去された為絶筆である事もあり、読了せず返却となりました。

おそらく、これが最後の白川作品なのでしょうが。

まぁ、これも仕方無いでしょう。



さぁ、読書の秋ですね



『読書は体にとっての運動と同様の効果を精神にもたらす』ジョゼフ・アディソン(英国の随筆家・1672~1719)

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読書の巻。
白川道の巻。
白川道の巻、ふたたび。

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奥田英朗の巻、ふたたび。

2016-08-10 15:17:10 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




奥田英朗著【向田理髪店】を読了しました。

さすがの安定感で、とても楽しい作品となっております。

北海道夕張市をモデルにした、架空の町・苫沢市が舞台。

その昔は炭鉱で栄えるも、エネルギー革命のあおりを受け衰退。

様々な公共事業を投入はしたのですが、これもことごとく失敗となります。

やがて苫沢市は財政破綻をむかえる事に。

そんな町で理髪店を営む向田康彦が主人公となります。

50歳過ぎの康彦が、小さな田舎町で起きる、ちょいとめんどいトラブルに右往左往する物語。

左程、田舎町をステレオタイプに描き過ぎていないトコに『奥田英朗って達者だなぁ』と感じました。

僕はトーキョー・下町生まれの江戸っ子ですから、よく分かりませんが、それでも『田舎町ってこんな感じだろうなぁ』と。

都会と違い、物理的にも心情的にも狭い社会で日常生活を送るのは、めんどい事でしょう。

でも、ほんのちょびっとは、狭い社会ながらの人情もある。

そんな田舎町が羨ましくすら思えました。

是非、続編を希望します。

あと、BSあたりで原作通りのドラマ化も。

映像的にもキレイじゃないかなぁ。



『田舎の人が歓迎したら、それは歓迎したんだから早く帰れということです』永六輔(ニッポンの放送作家・1933~2016)

過去の記事。
奥田英朗の巻。
田舎の巻。
田舎の巻、ふたたび。
田舎の巻、みたび。



こんな感じかな・・・。

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奥田英朗の巻。

2016-01-26 00:07:13 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




奥田英朗は、好きな作家で結構作品を読んでおります。

最初に読んだのは、三人称多視点が秀逸の【最悪】。

また、直木三十五賞受賞作【空中ブランコ】他の精神科医・伊良部シリーズも一気に読破しました。

トーキョー・中野を活き活き描いた【サウスバウンド】は桃子ちゃんが可愛かったなぁ。

そして何よりイチオシなのが、ドラマ化もされた【オリンピックの身代金】。滅茶苦茶面白かった。



そんな中『読みてぇなぁ』と思っていたのが新作【ナオミとカナコ】。

図書館に予約を入れましたが100人待ち以上。

今もって、借りるに至りません。

と思ってたら、広末涼子&内田有紀主演でドラマ化されちゃいました。



平凡なオンナふたり【ナオミとカナコ】が計画殺人を犯す…。

殺しの的は、カナコの亭主。

なんとな~く桐野夏生の【OUT】を思い出しました。

過去の記事。
桐野夏生の巻。
桐野夏生の巻、ふたたび。
桐野夏生の巻、みたび。

視聴率は芳しくない様ですが、実に面白い。

主役ふたりはもちろん良いのですが、佐藤隆太のDV亭主もハマってますし、吉田羊の嫌~な芝居も違和感なし。

楽しそうに演じてる、高畑淳子の怪しい中国人も最高です。



あと一歩踏み込んだら、コントになっちゃいますが。

まだ2話分の放映ですが、【殺し】までどうやって引っ張るのでしょう。

キャストを見ますと、警察サイドからの視点はなさそう。

という事は、吉田羊あたりが執拗に、ふたりの犯罪を追い込むのでしょうか。

今後が楽しみです。





ドラマ版【オリンピックの身代金】で唯一残念なのが、警察庁から警視庁に爆弾を運ぶ役がニールではなかったトコ。

このシーンは原作を忠実に描いて欲しかった。

『爆弾を運ぶ』という、あまりにも危険な任務は、独身で飲み屋のツケが溜まってるニールだからこそ活きるのに…。



『良書とは、期待を持って開き、利益を修得して閉じる書物である』アモス・ブロンソン・オルコット(米国の教育家・1799~1888)













ホント、好きだったなぁ…内田有紀

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永井荷風の巻。

2015-11-16 00:01:24 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




ひとり位、好きな歴史上の人物なんてぇのが居ると、生活が一寸は豊かに成る様な気がします。

以前、好きだったのは白洲次郎。

過去の記事。
白洲次郎の巻。

然し乍ら為人を知る程、彼の卑小さが際立って仕舞い、結果、嫌いに成っちまいました。

そして次に白羽の矢を立てたのが【永井荷風】。


白洲次郎同様、此のヒトも只のお金持ちなんですが、格好を付けて無いトコが好感持てます。

格好付け乍ら徴兵逃れをしたオトコと、飄々と文学とエロに生きたオトコ…。

何方が潔く見えるか、直ぐに分かろうってモンで有ります。

扨て、其の様な僕ですが、荷風先生が執筆した作品は一冊も読んで居ません。

全部、所謂【永井荷風本】。


でも、滅法面白い。

助平ぇに生き、食いたいモノを食い、孤独を貫いた…。

何処となく僕自身とダブるんです。

ま、荷風先生はお酒は余り呑まなかったと聞きますが。



好きなエピソードが有ります。

荷風先生は年賀状の遣り取りが好きじゃ無かった。

あの菊池寛から来た年賀状すら送り返したって言うから気合いが入り捲ってます。

芥川賞選考に意地汚い執念を見せた太宰治とはどエラい違いなのです。



以前、荷風先生の行き付けと言う浅草の洋食屋を訪ねた事が有ります。

其の名は【アリゾナ】。


荷風先生ファンにはお馴染みのお店です。

正直『荷風先生贔屓のお店』って以外、特筆すべきトコは有りませんが。

ま、吉原帰りに寄ってみるのも良いかも。

『自覚さえすればどんな生活にだって深い意味が出来る』永井荷風(ニッポンの小説家・1879~1959)



浅田次郎の【天切り松 闇がたり】シリーズにも荷風先生は登場して居ります。

此方も是非共、読んで頂きたい作品。

過去の記事。
天切り松 闇がたりの巻。

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白洲次郎の巻。

2015-11-15 21:41:28 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




『虚像で構成されて世に与えられている歴史に対して、実像を組み立てるのが歴史家である』和歌森太郎(ニッポンの歴史学者・1915~1977)

歴史上の人物を尊敬するってぇのは、若いヤツなら微笑ましい。

聖徳太子・織田信長・坂本龍馬・リンカーン・エジソン・ジョブズ…。

ところが、いい歳ブっこいたオトナが『伊達政宗を尊敬してるんだ』なんて言ってんのを見ますと、かなりイタい。

とは言え、好きな歴史上の人物がいるってのは、それなりに人生を豊かにしてくれるのも確かです。

いっとき白洲次郎が好きでした。

彼は文章を残していないので、いろんなヒトが勝手に書いた、いわゆる【白洲次郎本】ばかり読んでおります。

全部で4~5冊は読んだかな。

先日もムックを買っちゃいましたし。


しかしながら様々な白洲次郎本を読むにつれ、ある違和感がムックムクと大きくなって来たのです。

それを代弁してくれたのが、僕の敬愛する芸人・ビートたけしでした。

確か【SAPIO】と言う雑誌でしたが、ビートたけしが古今東西の有名人を評するって企画にて。

小泉純一郎やイチロー、田中角栄、黒澤明なんぞは、かなりの文字を使って評しておりました。

果たして、白洲次郎の名前も。

しかし、彼に対するコメントはたった一行。

『ただの金持ちだろ』

そう。そうなんだよ。オレが持った違和感は。

白洲次郎は金持ちで無ければ、ああいった人生は決して送る事は出来なかった…。

そう思うと急速に白洲次郎への憧憬は無くなりました。

2009年、NHKで放映された『ドラマスペシャル・白洲次郎』も嫌悪のトリガーに。

なぜかってぇと、僕は伊勢谷友介が大嫌いだから。






まぁ、白洲次郎が何かを語っていたわけでも無いから、好きだの嫌いだのガタガタ言われるのは彼としても迷惑千万なお話ではありますな。

周りが勝手に彼を神輿に担いじゃったって感もかなり強い。

良くも悪くもマスゴミが創り上げた人物、と認識するのがオトナってもんでしょう。

実際は優位な立場を利用し、徴兵を逃れた卑怯者でもあったわけですから。

『マッカーサーを怒鳴りつけた』などという与太を信じている様なバカにゃ分からねぇとは思いますけど。

『ある日白洲さんが家に見えて、“辰巳さん、俺、招集されちゃったよ”と言われるんです。(中略)白洲さんの時は早速に招集主任に連絡を取りました。白洲次郎という人を説明し、そんな人を招集するなんてけしからんじゃないかと言いました。それで召集取り消しになったんです』辰巳栄一(ニッポンの陸軍軍人・1895~1988)

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C層の巻。

2015-11-13 01:07:04 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




『最も賢い者と最も愚かなものだけが、決して変わることがない』孔子(中国の思想家・BC552~BC479)

適菜収著【日本を救うC層の研究】を読了しました。


【日本をダメにしたB層の研究】以来の適菜収本です。

過去の記事。
B層の巻。

このヒトの語り口は好感が持てますし、実に読み易い。

そもそも“B層”とか“C層”とかって何か?

詳細はウィキでも読んで頂くとして、簡単に紹介しましょう。

『新しいモノが好きな利口』がA層。

『新しいモノが好きな馬鹿』がB層。

『新しいモノが嫌いな利口』がC層。

『新しいモノが嫌いな馬鹿』がD層。

かなり乱暴ですが、こんな感じです。

小泉内閣時、スリードという広告会社に作成させたカテゴリーだとか。


小泉純一郎は大衆コントロールのキモが、この【B層】にあるとし、徹底的に【B層】向けのパフォーマンスを続けました。

それが大成功だったのは、皆さんご存知の通り。

さて、【~C層の研究】ですが、実際の内容はC層よりB層に言及しております。

まぁ、C層を語るよりB層を語る方が簡単でしょうし、香ばしいでしょうから。

おおむね楽しく読めましたが、ひとつだけ気になった部分が。

適菜氏は『プロの事はプロに任せなさい』という旨をいつも説いております。

もちろん政治や行政についても。

それは正しい。

そして正し過ぎる。

プロがプロとして、成立し従事するのであれば何も問題はありません。

しかしながら、政治屋も官僚をはじめとする公務員もクズばかり。

クズがプロを名乗り、やりたい放題…。

ここに関しては、さすがにトーシロも口を出したくなるってもんです。

プロの質の低下、トーシロの発言力の台頭、様々なファクターがこのニッポンと言う国を蝕んでおります。

そんな中、ニッポンを救えるのは確かにC層しかいないでしょう。

国力アップのため、革新・改革・進歩が必要な時代もあるのは良く分かる。

しかしながら国力も安定し、過度の成長も左程見込めない状況では、古典を見つめ、保守につとめる事こそが肝要ではないか、と改めて感じました。

『祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えまい』エドマンド・バーク(英国の政治思想家・1729~1797)

過去の記事。
行列の巻。
行列の巻、ふたたび。
行列の巻、みたび。
貧乏人の巻。

【B層】と言えば【行列】。













ラーメン・パチンコ・スマホに宝くじ…。

【B層】の【B】はバカの【B】だと思ってましたが、貧乏人の【B】なのかも。

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黒川博行の巻、いつたび。

2015-09-24 17:41:05 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




過去の記事。
黒川博行の巻。
黒川博行の巻、ふたたび。
黒川博行の巻、みたび。
黒川博行の巻、よたび。

黒川博行著【後妻業】を読了しました。

筧千佐子の事件もまだまだホットな中、実にタイムリーな作品。

もちろん、とても面白かったです。

近年の黒川博行作品においては、あまり殺人が絡まなかった様な気がしますが、さすがにこの作品では殺人が描かれておりました。

そのせいか、どこか作品のトーンが暗かった様な気はします。

作品中、【後妻業】はチームで動いております。

黒幕は結婚相談所の所長・柏木、実行犯が69歳の小夜子。

決してチーム仲は良くありません。

もっとも悪党が組む理由なんて【お金】しかないのでしょうが。

この柏木の目線。

そして小夜子に父親・耕造を殺された娘・朋美の目線。

朋美の弁護士が雇った私立探偵・本多の目線。

この三者の目線で物語は進むのでした。

さすがの筆力でして、サクサク読めます。

黒川博行作品お馴染みの喧嘩シーンもちゃんとありました。



一方、筧千佐子は一本独鈷で犯行を重ねていたのか、と思ってましたが、どうやらそうでもなさそう。

黒幕に東大出の弁護士がいるとか。

確かに法的なジャッジを70前のババアが出来るとは思えません。

木嶋香苗もそうでしたが、オンナはホント怖い怖い。

そう。だから僕はババアやデブやブスが嫌いなのです。



さて、この【後妻業】ですが来年映画化されます。

さすが直木賞を受賞するとバンバン映像化のお話が来るんですな。

小夜子に大竹しのぶ、柏木に豊川悦司、朋美に尾野真千子、耕造に笑福亭鶴瓶、本多に永瀬正敏という豪華キャスト。

ん~、豪華は豪華なんですが、ちょっとミスキャストってトコがあるかな。

大竹しのぶって僕は全然お芝居が上手いと思いません。

泣き叫んでるだけって感じしかないのです。

その大竹しのぶの関西弁か…、ダメそうだな。






たかじんの嫁も怪しいとか言われています。

過去の記事。
やしきたかじんの巻。

『君がよい妻を持てば幸福になるだろうし、悪い妻を持てば哲学者になれる』ソクラテス(古代ギリシアの哲学者・BC469~BC399)

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松田優作の巻。

2015-08-08 00:06:07 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




松田美智子著【越境者 松田優作】を読了しました。

2008年に刊行された、いわゆる“松田優作本”です。

ただ今までとちょいと毛色が違うのが、著者が松田優作の前妻・松田美智子氏であるという事。

過去、様々なヒトが“松田優作本”を記して来ました。

僕も結構な数を読了しております。

コンビニで売ってるマンガ【松田優作物語】なんてぇのも読んじゃいました。

どの作品も期待に違わない松田優作像が描かれていたものです。

しかし、ど~も納得はいかなかった。

人間、そんなにカッコ良いものか?という単純な疑念です。

もちろん、【人間・松田優作】としてムキ出しの姿を描こう描こうとしている作品もありましたが、やはりどこか劇画風なんですよね。

そんな中、この【越境者 松田優作】は今までの“松田優作本”の中でNo.1でしょう。

やはり“あの”松田優作の妻であった松田美智子氏が記している事が大きい。

家族でしか知り得ない松田優作を記せるのですから。

これが次の妻・松田美由紀が記したとすれば、スーパースター・松田優作になってしまうでしょう。

松田美由紀こそが松田優作を無闇矢鱈に松田優作を神格化させているのですよ。



実際に読み進めますと、松田優作の弱く不安定な感情を多く見る事が出来ます。

若い頃の渡米も決して本人の意思ではなく母親主導であり、しかもイジメに遭った事で、たった1年で帰国した、とありました。

また、その一方で過去の“松田優作本”にて見受けられる『ケンカに負けた事は一度もない』『会うやいなやブン殴られた』などの武勇伝は、かなり信憑性が薄いとも。



映画【竜二】で有名になった金子正次との関係にも言及しておりました。


命日が松田優作と同じだった事もあり、奇妙な因縁を持たざるを得なくなったマイナー舞台人・金子正次。

大雑把な“松田優作本”だと【親友】と記された事もありましたが、かなり眉唾モノです。

さほどの下積みもなくスーパースターになれた松田優作と、“映画スタア”に憧れていたマイナー舞台人・金子正次がホントに【親友】なれるとは、到底思えません。

間違いなく金子正次は松田優作の成功に嫉妬していたはず。



スーパースター・松田優作に触りたい俳優やクリエイターが多いのは、よ~く分かります。

一回、松田優作に会っただけでも“舎弟”を名乗るバカもいますからね。

香川照之なんかも、そのひとり。

以前、テレビで『父親の愛情を知らないで育った』ってファクターを、松田優作との魂の共通項として語っていやがりました。

片や地方の赤線に在日の非嫡出子として生まれた人間と、片や仲違いしながらも歌舞伎界の大物の父・大女優の母を持つ人間に共通項を見出そうってのがあざと過ぎます。

それは【ラストデイズ】っていう番組です。

『お前は、オレになれる』って松田優作に言われたとか。

ホントかよ。

ウソ臭ぇ~。

まさに“死人に口なし”です。



死ぬ直前、仏教に傾倒していたという逸話が残っていますが、これは松田美由紀の母親が紹介した新興宗教でした。

“あの”松田優作が新興宗教に傾倒していたなど決して彼のイメージに合いませんから、松田美由紀がオミットしていたのでしょう。

この本によると、かなり怪しい新興宗教だった様です。



美智子氏の松田美由紀に対しての嫉妬も隠さずに吐露しているのも好感が持てました。

オンナだろうが、オトコだろうが嫉妬という感情を持たないヒトはいませんから。

とは言え、松田優作も所詮はオトコだったんですねぇ。

当時18歳の若いオンナにフラフラ吸い込まれちゃったんですから。

このあたりは【松田優作物語】なんかではドラマチックに描かれていましたが。



『松田優作が生きていたら…』というifをよく見かけます。

『ニッポン映画界の損失だ』なんてフレーズも見かけました。

ホントにそうかなぁ、というのが僕の本音です。

当時、松田優作ってそれほど必要とされていない俳優だったんじゃないか、と記憶してるんですよ。

もちろん【ブラックレイン】の出演によって状況は変わったかも知れませんが。

デ・ニーロからのオファーがあったとも聞きます。

しかしながら、それ1作で終わっていた可能性の方が高いと思うんです。

神格化され過ぎて、皆さんめくらになっている気がしていました。

そんな中、【人間・松田優作】を感じる事が出来た今作、後世に残したい名著であります。




【探偵物語】で“ダンディー”を演じた重松収氏も【ラストデイズ】に頻出します。

後年は松田優作の運転手を務めていたとか。



『お前たちは、俺には絶対に勝てない。なぜなら、俺は24時間映画のことを考えているからだ』松田優作(ニッポンの俳優・1949~1989)

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直木賞の巻。

2015-07-16 20:09:01 | 枯渇した生活に豊潤な読書を




【第153回芥川賞・直木賞】の受賞者が発表されました。

芥川賞は羽田圭介と又吉直樹のダブル受賞。

直木賞は東山彰良の受賞。

なんとなく又吉直樹の受賞は分かる気がします。

出版不況が叫ばれて久しい中、又吉直樹に受賞させりゃ、普段、読書なんてしないヤツでも『買お~かな』となるかも知れないからです。

【情報ライブ ミヤネ屋】なんか観てるヤツ。

ここで言いたいのは『買お~かな』であり『読も~かな』ではありません。

んで、諸方面からのクレームをかわすために本命の羽田圭介を持って来る、と。

所詮は芸術ではなく商業なわけです。

ま、当たり前の事なんすが。



僕は芥川賞にはあまり興味がなく、もっぱら直木賞派でありました。

もっとも、近年は読書量が目に見えて減りましたし、すっかり図書館利用者に成り果て、書店に行かないので新しい作家をよく存知上げません。

今回の受賞者・東山彰良もまったく知りませんでした。

一方、【アンタッチャブル】という作品で馳星周がノミネートされていた様ですね。

馳星周は好きでデビュー作【不夜城】から読んでおりました。

とくに【鎮魂歌(レクイエム)不夜城II】は僕にとって衝撃作です。

中坊の時にこの作品を読んでいたら、きっと発狂していた事でしょう。

とはいえ、近年はちょっと馳星周作品からは遠のいてしまっています。

さて、今回は6回目のノミネートとの事。

まことに残念であります。

黒川博行は6回目のノミネートで受賞しましたからねぇ。



所詮は商業。楽しくやりましょう

そういえば黒川博行の【煙霞】がWOWOWでドラマ化されるとか。

キャストが全員関西出身者で固められている様ですね。

そう。黒川博行作品のキモは関西弁。

非関西人の似非関西弁は寒~いですからね。

ま、【破門】での濱田岳は非関西人ながら大阪弁が非常に上手でしたが。



『本がなければ生きられない』トーマス・ジェファーソン(米国の大統領・1743~1826)



過去の記事。
大沢在昌の巻。
大沢在昌の巻、ふたたび。
大沢在昌の巻、みたび。
黒川博行の巻。
黒川博行の巻、ふたたび。
黒川博行の巻、みたび。
白川道の巻。
白川道の巻、ふたたび。
三浦しをんの巻。
三浦しをんの巻、ふたたび。
船戸与一の巻。
天童荒太の巻。
横山秀夫の巻。
横山秀夫の巻、ふたたび。
桐野夏生の巻。
桐野夏生の巻、ふたたび。
桐野夏生の巻、みたび。
吉田修一の巻。
垣根涼介の巻。
村上春樹の巻。
伊集院静の巻。
月村了衛の巻。
ブラディ・ドールの巻。
天切り松 闇がたりの巻。
読書の巻。

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白川道の巻、ふたたび。

2015-06-30 00:00:26 | 枯渇した生活に豊潤な読書を


過去の記事。
白川道の巻。

本年4月に逝去された小説家・白川道著【世界で最初の音】を読了しました。

いつもながら良いタイトルですね。

文芸色がプンプンします。

白川道で初めて読んだ作品は【海は涸いていた】でしたが、これもジャケ買いならぬ、タイトル買いでした。

黒川博行も少しは見習って欲しいっす。

【悪果】【煙霞】【螻蛄】【落英】【繚乱】【勁草】…難しい熟語、飽きた。

面白いけど。

過去の記事。
黒川博行の巻。
黒川博行の巻、ふたたび。
黒川博行の巻、みたび。



さて、今回もどっかで読んだプロットであります。

過去を引きずった主人公のオトコ、オトナのオンナ、お金持ちのご息女、友のために命まで投げ出そうとするダチや舎弟、そして主人公を執拗に追う刑事…。

【海は涸いていた】で唸ったプロットは、その後も【天国への階段】【最も遠い銀河】そして今回の【世界で最初の音】と脈々と継承されました。

折角ですので【世界で最初の音】と【海は涸いていた】の登場人物を相対化してみましょう。

赤字…【世界で最初の音】  青字…【海は涸いていた】


桜井達也伊勢孝昭 …過去を引きずった主人公のオトコ

阿部清美藤城千佳子 …オトナのオンナ

広末衣公子馬渕薫 …お金持ちのご息女

矢田京一布田昌志 …友のために命まで投げ出そうとするダチ

荒本明三宅慎二 …友のために命まで投げ出そうとする舎弟

押田学佐古章生 …主人公を執拗に追う刑事



とまぁ、こんなトコですかね。

今回ちょいと不満だったのは

押田警部の描き方がステレオタイプ

矢田の死が唐突過ぎる

ってトコかな。

もちろん白川節炸裂男泣きワンダーランドではありましたけど。

もう、こういった作品が読めなくなったのはホントに残念至極であります。



そういや【海は涸いていた】について

『天童荒太の【永遠の仔】や北方謙三の【ブラディ・ドール】シリーズに似た雰囲気を持つ作品』

というレビューがありましたが、心底『アタマの悪ぃ評価だなぁ』と感じました。

全然違うじゃん。

過去の記事。
天童荒太の巻。
ブラディ・ドールの巻。



【海は涸いていた】の映画版【絆】には押田刑事なるキャラクターが登場しております。

今作の押田学と同一人物なのでしょうか。



『窮境の中でこそ、潔い態度を』アーネスト・ミラー・ヘミングウェイ(米国の小説家・1899~1961)

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船戸与一の巻。

2015-04-26 00:00:06 | 枯渇した生活に豊潤な読書を



直木三十五賞作家・船戸与一が亡くなりました。

白川道に続いての小説家の訃報です。

ニッポンを代表するエンターテイメント作家が続いて亡くなるなんて、まことに残念。

さて、僕の印象ですと、白川道は90年代の作家で、船戸与一は80年代の作家ってイメージがあります。

80年代は船戸与一以外にもエンターテイメント作品界に逢坂剛・北方ラーメン謙三・佐々木譲・藤田宜永等錚々たる顔ぶれが登場した黄金期です。

文芸もさぞかし景気が良かったでしょう。

まぁ、白川道は80年代はナカに入っていたんでしょうけど。



あの近辺の作家で最初に触れたのは、逢坂剛だったと記憶しております。

そのせいでスペインまで行っちゃいましたから。

過去の記事。
スペインの巻。
スペインの巻、ふたたび。

そうこうしているうちに、船戸与一に辿り着くのは当然かも知れません。

『逢坂剛に比べるとエグいなぁ』というのが最初の感想でした。

なんせ登場人物がほとんど死んじゃいますからね。

それに比べると逢坂剛はお洒落だなぁ、と。

船戸作品でもっとも好きなのは【猛き箱舟】です。

文庫本で全4冊。

実に読みごたえがありました。

友だちと『シャリシャリ心臓食っちゃうよ~』なんて言ってたものです。

壮大なスケールの中で繰り広げられる殺戮は、唯一無二のインパクト。

ヘラヘラした主人公が最後、孤独な復讐者に変貌を遂げた描写が今でも忘れられません。



ここ数年は船戸作品を読んでいませんでした。

正直、食指が動かなかったんです。

最後に読んだのは、確か【夢は荒れ地を】あたりかなぁ。

読み手も歳を食いますと、だんだん作家の好みが変化しますからね。

作家自身の作風も、もちろん変化しますし。



享年71歳。

先日、亡くなった白川道は享年69歳。

生死を問わず、ひょっとしたらエンターテイメント作家の限界って、その辺の年齢かも知れません。

今年68歳になる、北方ラーメン謙三もすっかりエンターテイメント作品を書かなくなっちゃったし。

ご冥福をお祈りします。


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