物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

秋分の日

2014-09-23 10:59:21 | 日記・エッセイ・コラム

今日は秋分の日の休日である。

私は特別なことがなければ、日曜日以外は休日も出勤である。日曜日はさすがに休むが、これはある程度生活にメリハリをつけないとダラダラしてしまうからである。

それと土曜、日曜はラジオのドイツ語とフランス語の放送がないが、休日は放送があるからでもある。

先日、フランス人の学生に出会ったとき、30年来ラジオでフランス語を学んできたが、実際に話す機会がほとんどなかったと彼には言ったが、実はフランス語は聞いたり聞かなかったりではあるが、30数年を越えてラジオとかテレビの放送を聞いたり、また見たりしている。

だから、本当は少しくらい片言のフランス語が話せたところで自慢にもならないのである。そうはいってもなんでも外国語が片言でもいいから話せるようになればすばらしい。

若い人たちは私のようにフランス語とかドイツ語話さなくても英語を話せれば、十分である。もっともフランスに行けば、フランス語を片言でもいいから話せないと苦しい。

フランスではフランス語しか話さないというのは一種の伝説である。それが、本当のことだとは思っていないが、それでも片言でもフランス語を話した方が、フランス人には心象がいい。

それにそこで住むことになったとすれば、毎朝のパンを買いに行くことも必要がでてくるかもしれない。

これは笑い話の一種だが、パリから数十キロ離れたある村に一家で数日滞在して、そこからパリの観光に通ったことがある。そのときのある日、妻が美容院かパン屋にでかけたとき、入って行くなり、Au revoirとあいさつした。本人は「今日は」のつもりのあいさつをしたのだが、non, nonと言われてポカンとした。

お店に入って行くなり、「さようなら」と外国人に言われたお店の人がびっくりしたのは当然だろう。

だが、間違えてもいいのだ。なんか言葉を発するということが、あなたとのこれから関係をつくるという意味なのだから。

なかなか日本ではお店に入って行くときにこんにちはとか言わない。言う人もあるだろうが、お店の人がむしろ「今日は」というのが普通である。

だが、外国ではお客も「今日は」を言う必要があるのだ。実は私はこのことで大失敗をしたことがある。

「今日は」言わなかったために、お店の雰囲気が変になった経験をもっている。だが、それほどの失敗経験をしてもなかなか「今日は」というのが、むつかしい。

できたら、日本のお店でも郵便局でも入って行くときに「今日は」という習慣をつけておいた方がいいのだが、昨日も郵便局に行ったが、黙って入って行って、挨拶はできなかった。


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