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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

ウラジミール・プーチン氏  

2022-04-30 22:24:50 | 文化

 

>ロシア大統領ウラジミール・プーチンからの世界の国々に向けた大事なメッセージ!!!(必読)  >2022-04-14 22:08:07   >テーマ:世界の真実   >ロシア大統領ウラジミール・プーチンから   >世界の国々に向けたメッセージです。

>親愛なる私たちの素晴らしい惑星、地球の市民たちへ。

>私、ロシア連邦の大統領ウラジミール・プーチンは、外交官や支配者、ジャーナリストを飛ばして、皆さん に直接語りかけることにしました。 >ロシアには「降伏の時」というものがあり、そこでは、嘘をついたり、ごまかしたり、遊んだりすることができません。

 

ロシアの歴史を見てくると、大事件の主役の終焉は、隠遁・逃亡・追放・投獄・惨殺と、とにかく二度と正常な状態で社会とかかわることが出来ない状況に追い込まれている。 (沈思黙考) 

 

 >だから、私は正直に言って、皆さんに私の言葉の真意を確かめていただこうと思っているのです。   

 

正直は一生の宝ですからね。   

 

>ロシアは偉大で豊かな国です。   

 

そうですね。天然資源の豊富な豊かな国ですね。    

 

>ロシアは、正義が何よりも優先される領土に住む150人以上の民族です。 >新しい領土は必要ないです。  >エネルギーもその他の資源も豊富にあります。

 

そうですね。全てが豊富ですね。       

 

>大タルタリアや大モーグル時代から、北欧の民族は十字軍戦争での略奪やアメリカ、アフリカ、インドの植民地化、中国の麻薬中毒のおかげではなく、彼らの努力と平和維持のおかげで発展してきたのです。   

 

そうですね。タタール・蒙古の時代からロシアの平和は強権・圧政の生活の下で長らく保たれましたね。    

 

>ロシア語を知っている人なら、「ロシア人」というのは、わが国のすべての民族の形容詞であることを理解しているでしょう。 >ロシアのスロベニア人、ロシアのタタール人、ロシアのユダヤ人、ロシアのエヴェンカ人などは、文化、言語、生活様式は違っても、魂はロシア人なのです。 >私たちは、この多様性の統一に敬意を表します。

 

ロシアの各民族は耐圧型に統一されていますね。    

 

>再び、ロシアの人々は、ナチズムとファシズムから世界を守るために、その命を犠牲にすることを余儀なくされています。 >我々は50人の捕虜を50人のウクライナ人兵士と交換した。  >ウクライナ兵は我々の病院で医療支援を受け、13食の大食いをし、帰国した。  >私たちは、指や生殖器を切り落とされたロシア兵を受け取りました。  >先の大戦では、ナチスでさえもこんなことはしなかった。  >私たちは、これらの証拠を将来の法廷で提出するつもりです。 >今、このような悪党を支持する者を恥じるがよい。  

 

ナチス・ドイツとウクライナを直接的に重ねた表現に対し、在南アフリカのドイツ大使館が反応しました。「申し訳ないが、私たちはこの件に関して黙ってはいられません」「ロシアがウクライナでやっているのは、自分たちの利益のために罪なき子どもや女性、男性たちを虐殺すること。それは間違いなく『ナチズムと戦う』ことではない。こんなことに騙される人は恥を知りなさい。(悲しいことだが、私たちはナチズムの専門家みたいなものです)」これがロシア大使館への反応であります。   

 

>アメリカ、ヨーロッパ、日本、オーストラリアなどの支配者は、このような亜人の側に立ち、民間人や妊婦、子どもを前面に出し、意図的に捕虜に危害を加えてきたのです。 >健康で健全な人間が、このような怪物を支持するとは、私には考えにくい。  >そして、バイデン、マクロン、その他の愚劣な民主党員は、犯罪者を保護するだけでなく、積極的に武装し、資金を供給しています。  

 

武器と資金を援助してますね。    

 

>そして、物価は上昇し、世界は崩壊しつつあるのです。  

 

それは経済封鎖の影響によるものですね。   

 

>しかし、ロシア人がヨーロッパからナチスの悪霊を浄化しているからではなく、あなた方がナチズムの新しい波を見ず、実際に支持しているからなのです。 >今回、我々はベルリンに行かない。   

 

何の目的のためのベルリン行きですか。    

 

>我々は歴史的な国境に立ち、すべてのナチスの悪霊は、あなたの支配者が広く開いている人に、ナチスがしたように、生殖器官の割礼を追加し、新しい「クリスタル」人生を手配します。   

 

クリスタル人生とは何ですか。    

 

>私は平和に生き、働き、子供を育て、世界の国々と友達になりたいと思うすべての人に訴えます。 >ロシアが新たな癌であるウクライナのナチズムと戦うのを助けてください。  >平和で貴重な人々が住むウクライナではなく、アメリカやNATOのタカ派があなたの税金で養っているナチズムです。     

 

なぜロシアがウクライナのナチズムと戦うのですか。それは他国への干渉になるのではありませんか。   

 

>もし、あなたの支配者がナチズムを支持するならば、彼らを3つのドアから追い出し、あなた自身の手で権力を握るのです。  

 

3つのドアとは何ですか。   

 

>ウクライナのナチスは民間人の銃弾から身を守る。   

 

プーチン大統領も民間人の銃弾から身を守っていますね。   

 

>彼らの支配者は、恐ろしいロシアを口実に、物価高と今後のトラブルの負担を国民に転嫁することも決定した。   

 

ロシアに対する経済封鎖の影響ですね。  

 

>ウクライナでもあなた方の国でも、ナチスは普通の市民の見えないところで良い生活をし、普通の人々は苦しむようにしてあります。   

 

それはプーチン大統領の生活と同じではないですか。   

 

>これは犯罪です。 >我々が団結すれば、あと1週間もすればウクライナからナチスがいなくなり、ヨーロッパ、アメリカ、その他の国々に普通の生活が戻り、新しい法廷でウクライナのナチスとナチズムを支持する全ての支配者を一緒に裁くことになる。   

 

悪夢のような話ですね。   

 

>我々の目標は正しいものである。 >我々はナチズムを打ち負かすのだ。  >この勝利をできるだけ早く皆と一緒に分かち合いたい。 >我々の目標は正しいものである。   

 

ナチズムの専門家 (=ドイツ人) がロシア人の宣伝は間違いであると言っていますね。   

 

>(ウクライナのナチスDS側に殺害された?女性) >日本の政治家もマスメディアもDSの支配下です。 >テレビの報道を信じていると大変なことになります。

 

ロシアのテレビもDSの支配下ですか。   

 

>DSに拉致されている世界中の子供たちを助けましょう。 >カバールはナチスと繋がっています。 >プーチン大統領のメッセージを拡散ください♪

 

カバールとは何ですか。    

 

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戦略大転換  

2022-04-30 17:02:32 | 文化

 

>zakzak   >ニュースの核心 ロシア壊滅へ米欧40カ国〝戦略大転換〟 ドイツは戦車提供を即決 日本は戦後世界の中核メンバーに乗り遅れるな「北方領土周辺で日米合同演習を」   >2022/04/30 10:00 

>米国のロイド・オースティン国防長官主催の「ウクライナ支援協議」が25日、ドイツで開催された。 >ウラジーミル・プーチン大統領率いるロシアによるウクライナ侵攻が長期化するなか、NATO(北大西洋条約機構)加盟国や、日本やオーストラリアなど、40カ国以上の国防相や高官が参加し、ロシアに断固対峙(たいじ)する姿勢を明確にした。  

 

いよいよやりますね。   

 

>ジャーナリストの長谷川幸洋氏は、「自由・民主主義勢力」として、平然と「戦争犯罪」を続けるロシア軍の暴走を許さず、「ロシア打倒」「ロシア壊滅」も視野に入れた動きだと分析した。

>

>オースティン米国防長官が25日、アントニー・ブリンケン米国務長官とともに訪れたポーランドで、「ロシアの弱体化」を目指す方針を表明した。 >これは、従来の「ウクライナ防衛」から、実質的な「ロシア打倒」に踏み込んだ「戦略の大転換」とみるべきだ。 

 

そうですね。   

 

>先週のコラムで、私はジョー・バイデン政権が戦後の世界秩序づくりをにらんで、「プーチン体制の転覆を視野に入れたのではないか」と書いたが、まさに、そうした意図を裏付けるような発言である。  

 

大当たりですね。   

 

>オースティン氏は「われわれは、ロシアがウクライナ侵攻でやったようなことができないようになるまで、彼らを弱体化させたい」と語った。 >額面通りに受け止めれば、米国は今回の戦争でウクライナを防衛するだけでなく、「ロシア軍が2度と立ち上がれないくらい、徹底的に壊滅する」という話になる。 >これを聞いて、私は太平洋戦争で敗北した日本の軍部が戦後、徹底的に解体された史実を思い出した。  

 

そうですね。日本軍は二度と立ち上がれませんね。    

 

>米国はロシアに対して、それと同じような戦いと制裁を考えているのではないか。 >言葉だけではない。 >オースティン氏は26日、ドイツのラムシュタイン米空軍基地で、約40カ国の同盟国、友好国の軍トップを集めて会議を開き、ウクライナ支援を協議した。 >ドイツはその場で、「ゲパルト対空戦車」50両の提供を表明した。  

 

それは良かったですね。ウクライナは戦車と航空機の援助を切望していますからね。   

 

>「ウクライナ連絡グループ」と名付けられた参加国は今後、月に1度、定期的に会議を開いて支援策を調整する、という。 >まさに、ロシアとの本格的な戦いを予感させる展開である。 >米国は本気だ。 >しかも、長期戦を覚悟している。  

 

アメリカとしては、ウクライナにおいてアフガンの二の舞はごめんですからね。  

‘アフガニスタン軍自身が戦う意思のない戦争を米軍が戦うべきでない。米国の国益に合致せず、米国民が求めているものでもない。’ (バイデン大統領)   

 

>ウクライナにヘルメットを提供しただけで、当初は完全に腰が引けていたドイツが今回、率先して戦車提供を申し出たのも、アングロサクソンの決意を察知して、「流れに乗り遅れたら大変だ」と焦った面があるのではないか。 >戦後を考えれば、この40カ国が専制主義・独裁勢力に対抗する「自由・民主主義勢力」の中核メンバーになるのは間違いないからだ。 

 

ゼレンスキー氏は、ウクライナがロシアから欧州を守る「盾」になってきたと強調。ウクライナへの武器供与を拒否するドイツが、ヘルメット5000個を送ると表明したことに触れ「どんな支援も感謝するが、善意の寄付を求めているのではない」と語り、支援は欧州諸国が欧州の安全のためになすべき貢献だと訴えた。  

 

>そこで、日本だ。 >この会議には日本も招待されていたようだが、果たして存在感を発揮できているのか。

 

意思の無い日本人には明確な自己主張ができないでしょうね。その結果、他国の後追いに専念するのではないですか。

日本人には意思 (will) がない。つまり、無心である。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。困った時には '他力本願・神頼み' になる。思考停止に陥っていて生きる力 (vitality) が不足している。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)

どうやら '指示待ち人間' ができあがったようです。この筋道で成功すると、後追いの専門家になりますね。後追いの人は世論指導者としては適格ではないでしょう。 

 

>岸田文雄政権はウクライナからの難民受け入れに政府専用機を使うなど、パフォーマンスに余念がない。 >だが、米国など31カ国に感謝を表明して発信したウクライナ外務省の公式ツイッターに、日本の名前はなかった。 >つまり、大して評価されていないのだ。

 

そうですね。日本は相手の希望に応じていませんね。日本は自己満足の方に力を入れていて、現実直視ができていませんね。   

湾岸戦争のときに日本は90億ドル (1兆1700億円) 支払いました。しかし、アメリカにもクウェートにも感謝されませんでした。イラクのクウェート侵略というはっきりとした大義名分があつたにも拘わらずわが国ははっきりした態度を示すことができなかったからです。わが国は、いつもの所で、いつものように、、、、ですね。     

 

>これでは、戦後世界で主要な役割を果たすのは難しい。>日本は防弾チョッキなどを送ったが、その程度しかできないのか。  

 

ほんの申し訳程度の事ですね。    

 

>自衛隊前統合幕僚長の河野克俊氏は「北海道の北方領土周辺で日本が単独で、あるいは日米で合同軍事演習をすれば、ロシアが西に動くのを牽制(けんせい)できる」と語っている。 >日本も戦略的なウクライナ支援に動くべきだ。

 

そうですね。我が国の合同軍事演習を頻繁に繰り返せば、ウクライナ支援に役立つでしょうね。

‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。 北方領土だ。 だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。 (小野寺元防衛相   

 

>■長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。 >1953年、千葉県生まれ。 >慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。 >政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。 >政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。 >著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。 >ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。   

 

 

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サピエンス全史  

2022-04-30 14:12:27 | 文化

 

>『サピエンス全史』を読んで気付けた3つの思い込み   >人類の誕生秘話、国家という存在、自由という価値観についての思い込み   >話題の本『サピエンス全史』、上下巻に分かれていて、やっぱり長かったですがようやく読破しました。 >読んでいて自分の思い込みに気付くことができたので、ここでご紹介します。  

 

それは良かったですね。   

 

>その思い込みとは、 >・私たち現代人類種は、ネアンデルタール人から入れ替わるように進化したと思っていた  > 国家や貨幣や有限会社といった現代の制度は、宗教や原始的なまじないとは一線を画するものだと思っていた   >・自由や平等や人権、自分らしく生きるといった価値観は普遍的なものだと思っていた   >の3つです。  >今日はヘビーになりそうですね。

 

普遍的とは千変万化しないということでしょうね。   

 

>私たち現代人類種は、ネアンデルタール人から入れ替わるように進化したと思っていた  >この本によれば、ホモ・サピエンスと呼ばれる私たち現代人類はネアンデルタール人と同時代を過ごし、生き残りに勝って今に至っていました。  >つまり、人類はネアンデルタール人から現代人類へと直線的に進化してきたんじゃありません。  >ホモ・サピエンスにとある強みがあったおかげで、私たちがたまたま生き延びて唯一の人類種になったのです。  >その強みが、虚構を創作し、それを共同で信じるという力でした。   

 

そうでしょうね。虚構は創造力につながりますね。      

 

>国家や貨幣や有限会社といった現代の制度は、宗教や原始的なまじないとは一線を画するものだと思っていた   >虚構とは、(当たり前だけど)現実には存在しない、架空の物事のことです。 >そして、私たちは、そうした虚構を一人ではなく集団で信じることで、圧倒的なチームワークを得てきました。   

 

そうですね。それは言語を使うお陰でしょうね。      

 

>サルやゾウなど他の動物も群れを組んで協力しますが、それができる個体数に限界(だいたい150個体)があります。>ですが、私たちホモ・サピエンスだけは、群れを超えて、数千や数万の単位で協力し合えたのです。   

 

そうですね。アニマルは言語を使いませんからね。     

 

>虚構の例として、伝説や神話や宗教が比較的イメージしやすいですが、それだけではありません。  >国家や貨幣、司法制度や有限会社といった現代の制度も、等しくすべてが虚構であり、大勢がそれを信じることで成り立っているという点で、何も変わりありません。   

 

そうですね。それは抽象語の世界でしょうね。    

 

>例えばある国の国民が、「祖国を守るため!」と、力を合わせて戦えるのは、国家という虚構や、国民という虚構、国旗が象徴するものの存在を、みんなが信じているからです。   

 

そうですね。フランク・ギブニー氏の著書 <人は城、人は石垣> には、以下のような指摘があります。

日本語は英語のように、キチンとしたアリストテレス的文法に閉じこめられていない。言語として、日本語は「いま、ここ」に根ざしている。判断より気分に興味をもつ。意味より感受性に関心がある。英語を使うのは絶えず理論的な価値判断を行なう言語を使っていることであり、英語が価値判断を行わせる。一方、日本語は論理的、法的ないし哲学的判断を敬遠する。たとえば、日本語には to be に当る適当な動詞がない。”being とか reality のような概念は明治時代、漢字から人工的につくらねばならなかった。「概念」 (concept) でさえ人工的につくらねばならなかった。

他方、日本語は純粋に具体的なことがらの区別では豊かである。数え方を例にとってみよう。単複の区別では弱いが、具体的物体の種類の数を表現するのに、アングロ・サクソンの詩人にとっても想像を絶した多数の言葉を持っている。たとえば動物は「二匹」で、鳥は「二羽」、銃は「二挺」、飲物は「二杯」、石は「二個」、箱は「ふた箱」、葉巻は「二本」など。 (引用終り)   

 

>日本人が日本経済の将来について憂い、何とかしようと努力できるのは、日本という国・日本人というグループ・円という貨幣という存在や、それが将来にも存在し続けることを、お互いに信じ合えているからです。   

 

そうですね。言語は伝達の手段であるばかりでなく、思考の重要な手段でもあります。ですから我々の考えの疎かな所は日本語のせいであることもあります。   

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実 (things as they are) の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本人も英米人も子供の時には非現実 (考え) の内容というものがない。だから ‘話を告げる’ (to tell a story) ということは、’作り話をする’ とか ‘嘘を吐く’ という風に受け取られて悪い子供とされている。この判定だけがわが国では一生涯続く。

日本語の文法には時制がない。だから、日本人には非現実を内容とする世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。これは縦並びの比較ということができる。建設的である。進歩が期待できる。希望が持てる。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり、'どっちもどっちだ' がある。そこで、不完全な現実に囲まれて無力感に苛まれる。この種の比較は復讐に復讐を重ねる民族同士の争いの原動力にもなっていて進歩が期待できない。 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)        

 

>今まで当たり前と思っていたものまで虚構にすぎないと気付けたことで、これまで以上に幅広い範囲の物事が、再設計できる対象として見えるようになりました。   

 

それは良かったですね。それならば未来社会の建設にも貢献できますね。 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 我が国の ‘かな漢字’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語のかな漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。だから表記法の改革も進まない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。          

為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。 (上杉鷹山)     

 

>起業家にとってはプラスな特性です。 >そして、ここまで多くのものを創作し、それによって繁栄してきた現代人類、すごいなーと感服しました。  >種としての自画自賛ですね。   

 

それは良かったですね。  

 

>自由や平等や人権、自分らしく生きるといった価値観は普遍的なものだと思っていた  >ここまで虚構だらけだともう驚かなくなってきますが、次は価値に目を向けてみます。 >例えば、自由や平等、自分らしさといった価値を、私たちは普遍的なもののように扱います。  >自由を勝ち取るために命をかけて戦ったり、自分の心に従って生きようと訴えかける映画に感動したりします。   

>こうした自分たちの生活や行動を決めている価値は普遍的な真理であるように見えますが、実際のところは生まれた瞬間から放り込まれている、想像上の産物にすぎません。   

 

日本人にはない世界観というものですね。

'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。' (カレル・ヴァン・ウォルフレン)  

 

>自由(自由主義)も、自分らしさ(ロマン主義と消費主義)も、昔からずっとあるわけではなく、ただの主義です。   

 

そうですね。現実の内容は見ればわかる。 Seeing is believing. だが、進歩がない。 [まことに] 日の下に新しきものなし []  (コーへレス 旧約聖書)  

非現実 (考え) の内容は文法に従って文を理解しなくては分からない。だが、人間によりその内容は自由に変えられて、人類は進歩する。   

 

>主義ということは、自分と違ったものに価値を感じる主義も同時に存在しますし、時代によって主流は変わっていきます。 >資本主義と共産主義があるように。 >数十年しか見えない私たちには真理の様に思える価値観も、実際のところかなり不安定な存在で、これからも様々に変化していくことがわかります。   

 

それが、即ち人類の進歩ですね。   

 

>まとめ:7万年の歴史旅ができて、新しい視点をいくつもくれる本  >これまでは自分の人生数十年、長くても自分の親と子の生きる100年ちょいくらいしかイメージできなかったけれど、この本は7万年のイメージを持たせてくれます。 >100年の視点の自分と、ホモ・サピエンス誕生からの7万年を神視点で擬似見学した自分では、物事のとらえ方が大きく変わってきます。  >真実だと思っていたことが思い込みにすぎないと知り、「目からウロコ体験」が何度もできる、とても面白い本でした。   

 

そうでしょうね。良かったですね。貴重な体験になりましたね。     

 

>サピエンス全史()文明の構造と人類の幸福   >Amazonでユヴァル・ノア・ハラリ, 柴田裕之のサピエンス全史()文明の構造と人類の幸福。

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ブリンケン米国務長官  

2022-04-29 14:16:33 | 文化

>日本“強制参戦”危機!米国務長官「岸田首相がNATO会議参加」ブチ上げ発言に官邸てんやわんや  > 日刊ゲンダイDIGITAL 2022/04/28 14:20  

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>日本も戦争に巻き込まれてしまうのか。   

 

無為無策で過ごしていたらそういう事になるかもしれませんね。相も変わらず日本人は呑気な平和愛好家ですからね。      

 

>ブリンケン米国務長官が26日、上院外交委員会の公聴会で、6月下旬にスペイン・マドリードで開催予定のNATO首脳会議に日本が参加すると明言。 >ロシアによるウクライナ侵攻について「日本が素晴らしい形で立ち向かった」と称賛してみせた。

 

日本の素晴らしい形の立ち向かいになりましたね。   

 

>■プーチン大統領激怒   >ブリンケン発言は、NATO拡大を忌み嫌うプーチン大統領を刺激したに違いない。   

 

そうですね。プーチン大統領はこのところ始終激怒していますね。彼は激怒大好きか。   

 

>松野官房長官は会見で「日本の出席については何ら決まっていない」と慎重だったが、内心は大慌てだったようだ。

 

そうですね。 日本人には意思がない。意思の無い人には大慌ては付き物ですね。

日本人には意思 (will) がない。つまり、無心である。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。困った時には '他力本願・神頼み' になる。思考停止に陥っていて生きる力 (vitality) が不足している。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)

どうやら '指示待ち人間' ができあがったようです。この筋道で成功すると、後追いの専門家になりますね。後追いの人は世論指導者としては適格ではないでしょう。 

日本人は意思を認めることのできないので、意思決定に難渋して行動開始が遅れる。この事実は明治以前から外国人にも知られていた。

フランク・ギブニー (Frank Gibney)  氏の著書 <人は城、人は石垣> には、日本人の意思決定に関して次のようなことが書かれています。

 ペリー提督は、日本人はアメリカ人のように敏速に行動しないと注意された。それは、このように説明された。数人の日本人が黒船を訪れたいと思って集まったとする。一人が「いい日だな」という。これに二人目が「なんという気持ちのいい日だ」と調子を合わせる。三人目が「波も見えないぞ」という。最後に四人目が「船に行ってみようじゃないか」と提案する。  ニューヨーク・デイリー・ニューズ (1854年6月13日) (引用終り)   

 

>「ブリンケン発言は、日本側と調整せずに突然飛び出したとみられている。  

 

調整に調整を重ねる日本人の意思決定には常に後押しが必要であることをアメリカ人は知っていますね。   

 

>11日にはバイデン大統領が、インドとの首脳会談の場で、日米豪印の4カ国からなるクアッドの首脳会議を『524日に日本で行う』と突然公表。>まだ水面下で調整中だったのに、『5.24』と日付までブチ上げられ、岸田官邸はてんやわんやでした。

 

日本人は後追い専門の人ですからね。常にてんやわんやですね。これは日本人の第二の天性と言うべきものか。意思決定を早くする考え方が日本人には必要ですね。

語り始めた者は、徹底的に言い切れ。 (タルムード ロシュ・ハシャナ編) 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 我が国の ‘かな漢字’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語のかな漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。だから表記法の改革も進まない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。          

為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。 (上杉鷹山)         

 

>この時も松野長官が『具体的な日程は決まっていない』と火消ししていた。 >米国は先手を打って情報を出し、重要日程の既成事実化を図っているフシがある」(官邸事情通)  

 

そうですね。彼らは日本人の後追いの性質を良く心得ていますね。後追いは無意思の人の特徴ですね。自立精神がなく禍に巻き込まれる性質になりますね。     

 <日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れます。その一例を以下に掲げました。

私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)    

 

>■加盟国と同列視される恐れ >このまま米国についていくのは危険極まりない。 >この戦争の実態は、ロシアvs NATOの戦いだ。  

 

自己の意思を表明すれば当事者・関係者となる。表明しなければ傍観者にとどまる。我が国は世界の中にあって、世界に属していない。日本は常に蚊帳の外。    

いつ・どこで災難に巻き込まれるかもしれないという自主性のない人の不安は尽きることがありませんね。   

 

>日本がNATOにどっぷり漬かれば、日本はロシアにとって敵対国となり、プーチン大統領が激怒するのは明らかだ。

 

そうですね。プーチン大統領の激怒は正しい判断とは別物ですからね。相手の顔色を読んでばかりいても真の正しさには行き着かないでしょうね。       

 

>ただでさえ、ロシアはモルグロフ外務次官が日本政府に対し、米国との合同海上軍事演習の範囲を拡大すれば「報復する」と警告。 >下院副議長は「北海道の全権はロシアにある」と発言するなど、日本への牽制が顕著になってきている。  

 

そうですね。 牽制は彼らの得意の手口ですね。 意思の無い人には対処法も見当たりませんね。    

 

>NATO首脳会議に参加すれば、日本も戦争に巻き込まれかねないのではないか。 >防衛ジャーナリストの半田滋氏はこう言う。 >「日本はNATOに非加盟で、ウクライナへの攻撃兵器の提供を控えています。 >現時点で、ロシアからNATO加盟国と同列視され、戦争に巻き込まれることはないでしょう。  

 

そうですね。しかし、相手の顔色ばかりを窺っていては、自己の政治哲学の実現には向かえませんね。   

言語は伝達の手段であるばかりでなく、思考の重要な手段でもあります。ですから我々の考えの疎かな所は日本語のせいであることもあります。   

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 

世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実 (things as they are) の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本人も英米人も子供の時には非現実 (考え) の内容というものがない。だから ‘話を告げる’ (to tell a story) ということは、’作り話をする’ とか ‘嘘を吐く’ という風に受け取られて悪い子供とされている。この判定だけがわが国では一生涯続く。

日本語の文法には時制がない。だから、日本人には非現実を内容とする世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。  

意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。これは縦並びの比較ということができる。建設的である。進歩が期待できる。希望が持てる。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり、'どっちもどっちだ' がある。そこで、不完全な現実に囲まれて無力感に苛まれる。この種の比較は復讐に復讐を重ねる民族同士の争いの原動力にもなっていて進歩が期待できない。 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)       

 

>しかし、米国から『お座敷がかかった』とばかりに軽々しくNATO首脳会議に参加してしまえば、ロシアから加盟国と同等と見られる恐れがある。  

 

そうですね。ロシアの判断を待つまでも無く、わが国はアメリカの同盟国ですね。NATOへの加盟が遅れているだけですね。      

 

>加盟国は既に戦車や榴弾砲といった攻撃兵器をウクライナに提供していますから、ほぼ参戦しているも同然。>そんな加盟国と同列に見られるのは、極めて危険だと思います」  

 

日本人がするような細かな区別はロシアにはないと思いますね。敵か味方かの大まかな区別が大切ですね。    

‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。 北方領土だ。 だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。 (小野寺元防衛相 

 

>裏を返せば、ブリンケン発言は日本への“参戦”要請ということか。 >岸田自民は、防衛費の対GDP2%以上への引き上げを画策しているが、このタイミングで「軍拡」など、危機をあおるだけだ。 

 

そうですね。とりあえずGDP 2%以上はロシアの恫喝に対処する方法になるでしょうね。   

 

>プーチン大統領「電撃的対抗措置」とNATOに脅し   >手負いのプーチン大統領、核攻撃で脅し!?  >ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで27日演説し、ウクライナへの軍事支援を強化しているNATOについて「ロシアに戦略的脅威を与えるなら電撃的で素早い対抗措置を取る」と警告した。  

 

プーチン大統領は常に脅しを使いますね。わが国の政府とは対照的ですね。    

 

>ロシア国防省が先に実験成功を発表した新型大陸間弾道ミサイル「サルマト」の存在などを念頭に、核兵器の使用も辞さない姿勢を示し、NATO側を威嚇した。 >また、プーチン大統領はウクライナ侵攻について「ロシア全土の安全を将来にわたり確保することになる」と意義を訴え、「全ての目標を無条件で達成する」と強調した。

 

他国への迷惑などお構いなしに独断専行する相変わらずのプーチン大統領ですね。世界を相手にして戦うつもりですかね。ロシアの常識は世界の非常識です。         

 

 

 

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徳山あすか氏  

2022-04-28 14:18:42 | 文化

 

>JBpress   >在モスクワの日本人もびっくり、実態とかけ離れたロシア報道   > 徳山 あすか 2022/04/28 06:00

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>5つの「ありがち」フレーズ   > ここ2か月、日本発のロシアに関するニュースやコメントでよく使われているが、ロシア暮らし9年目でロシア社会を取材してきた筆者にとっては、違和感があるフレーズがある。

>「対露制裁を強めれば、国民が立ち上がり政権崩壊につながる」

>「ロシア人が苦しむのは自己責任」

>「若者は反政府、高齢者は親政府」

>「情報統制が厳しく正しい情報が伝わっていない」

>「ロシアはありえない国」

> この5つだ。

>本来のロシアの姿が「ロシアA」であるとするなら、上記5つの要素が合わさってニュースに登場することによって、日本人の中に「ロシアB」という、実態とズレたイメージが形成されているような気がする。

> そのせいで、日本人が「ロシアB」を懲らしめて反省させるにはどうすればいいか考えている時に、肝心の「ロシアA」は痛くも痒くもない、ということになる。

 

そうですね。   

 

> ロシアAにおける価値観や世界観は、一般的な日本人のそれとはだいぶ違っている。

>それを順番に説明していきたい。

> まず「対露制裁を強めれば国民が立ち上がる」説は、真逆の結果になる。

>「ロシアB」という虚像を見ている人々のロジックは、制裁する→市民が生活に困る→制裁の原因を作った政府にノーを突きつける→政権打倒、ということだろう。

> しかしリベラルな政治思想をもち欧米や日本のものが大好きというロシア人でさえ、「それはない」と断言する。

> 国民が本当に生活に困るレベルになれば、怒りの矛先は普段の政治信条に関係なく、制裁をしている欧米や日本へと向く。

 

鬼畜欧米日ですね。我々日本人が体験したことのある発想法ですね。      

 

> 一般的日本人のあなたは「そんなバカな。

>だってそもそもの原因を作ったのはロシアでしょ」と突っ込むだろう。

>しかしロシアAの世界では、そういう発想はまずわいてこない。

 

彼らはノンポリ・政治音痴だからでしょう。   

 

> それはなぜか、第2のフレーズ「ロシア人が苦しむのは自己責任」と一緒に説明する。

> 例えば、日本からの物流が滞って日本製の紙おむつが3倍の値段になったとする。

>そうなると、負担が増えるのは小さい子供のいる一般家庭である。

> 親は、自分は政治家でもないし何も悪いことをしていないのに、なぜ庶民の暮らしを苦しめるのか、子供には何の罪もないのに、と考える。

 

そうですね。   

 

> 外交や経済政策に決定権を持つ人々と、一般市民の間には高い高い壁があり、ロシア人としての連帯責任を感じることはまずない。

 

そうでしょうね。日本も似たようなものですね。   

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’   (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下

 

> それでも読者の皆さんは「いやいや、ロシアの今の政権は選挙で選ばれたんでしょ。

>意思表示する権利はあったんだから国民に一定の責任はあるよ」と言うかもしれない。

> そういう人にはアベノマスクを思い出してほしい。

>仮にあなたが、親子3代で自民党を支持しているとする。

>そこへコロナという未曾有の危機がやって来て、全世帯に2枚ずつ布マスクを配布すると言い出した。

> それから2年の時が過ぎ、8000万枚の在庫を抱え、配送や処分に5億円はかかると言われている。

> 自民党支持のあなたは「アベノマスクなんてお金ばっかりかかって何の意味もなかった。

>あなたにも一定の責任がありますよ」と言われたら、心外ではないだろうか。

 

そうですね。そこまで政府を厳しく監視することはできませんね。   

 

> もちろん、事の重大さとしてはウクライナ危機と比べるまでもない。

> あくまで「あなたにも責任がある」と外部の人に言われたとき、「それは違う!」と反発したくなる気持ちをイメージしてもらうためにこの例を挙げただけだ。

> つまり、いくら外部が「ロシア人の自己責任」と主張したところで、本人たちにその感覚がなければ、その主張は意味をなさないのである。

 

お説の内容は良く分かりました。個人の意思表示がはっきりしたものにならないと、責任も加害者意識も罪の意識も意味を成しませんね。

 

> 第3のフレーズ「若者は反政府、高齢者は親政府」が意味するのは、プーチン大統領を絶大支持し、ロシアで言うところの軍事作戦に賛成しているのは高齢者だということだ。

> その理由としてよく挙げられるのが、第4のフレーズ「情報統制が厳しく正しい情報が伝わっていない」である。

 

我が国にかつてあった大本営発表のようなものですね。   

 

> プロパガンダテレビしか見ることができず、西側の「正しい」(とされる)ニュースにアクセスできない人々が、洗脳されているというわけだ。

> しかしこれこそ大いなる勘違いだと思う。

> 筆者は、ロシア人が、一方的に与えられる情報に洗脳されているとは思わない。

>誰しもが、自分の嗜好に従って、自らが求めるコンテンツを見ているだけだ。

> テレビが好きな人は、今回の騒乱が始まるずっと前から、テレビ好きだ。

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> 特に政治トークショーを好んで見る人は、たくさんのコンテンツがある中で(チャンネルの数と種類は日本よりずっと多い)それを見てきたし、今も見ている。

> 普段ほとんどテレビを見ずに、情報収集は主にSNSという20代、30代でも、「支持派」はたくさんいる。

> かと思えば、60代以上で、子供や孫が動員されるのではと恐れる人も多い。

>年代で簡単にくくれるものではない。

 

そうですね。よくわかりました。    

 

> ツイッターやフェイスブック、インスタグラムといったSNSVPNVirtual Private Network=仮想専用線)を経由しないと使えないが、ユーチューブは制限なしで見られる。

> その気さえあれば米国の資金で運営されているチャンネルで毎日、西側の視点から見たウクライナ情勢を流しっぱなしにすることもできる。

> メッセンジャーアプリ「テレグラム(Telegram)」では、親ロシアから反ロシアまで、様々な意見や政治カラーをもつロシア語チャンネルがあり、ユーザーは好きなものを登録する。

> 登録すると、チャンネル運営者の主義主張に沿ったニュースや動画が絶え間なくスマホに飛んでくる。

> 要は、自分が何を見聞きしたいのかによって、情報を得るプラットフォームを選び、さらにそこからチャンネルを選んでいるというだけのことである。

> 筆者は意識的に、ロシアと西側の主張を半々くらい読むようにしているが、そういう人はあまりいないと思う。

> どんな人も、自分にとって受け入れられないものを見聞きするのは苦痛だし、頭に入って来ない。

>もともとの自分のポジションとそぐわないコンテンツは、自然と見なくなる。

 

知能の高い人は「純粋によく観察する」が、普通の人は「自分の期待したもの」しか見ようとしない。 

 

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> ロシアが全面的に120パーセント悪いと信じる人が、在日ロシア大使館のツイッターを100回読んでも意見を変えたりしないのと同じである。

> 結局、フレーズ3とフレーズ4をまとめて何が言いたいかというと、情報統制は日本でイメージされているほど厳しくなく、反体制派のラジオ局やテレビ局が閉鎖されたといってもそれに代わるコンテンツは山ほどある。

> 情報統制があるから国民が洗脳されているのではなくて、年齢にかかわらず、皆が見たいものを見ている。

> その結果、利用するプラットフォームに差が出ている、ということだ。

> 第5のフレーズ「ロシアはありえない国」の意味するところは、欧米や日本の常識が通用しないとか、ロシアは泥棒国家、基本的に信じてはいけない、

>など様々なニュアンスを含んでいる。

> 一つ例を挙げよう。

>4月初頭、日本のある一流経済誌に掲載された記事では、外資系企業がロシアから撤退したはずなのに、ロシア側パートナーによって(勝手に)営業を継続することに対する批判が展開されている。

> 同記事には「有名なところではマクドナルドでも起きていて、同社ロゴに類似したUncleVanya(ワーニャおじさん)として営業を継続している。

>(中略)ブラックジョークとしては片付けられない状況が続いている」と書いてあった。

> だが、マックはワーニャおじさんとして営業してなどいない。

>ロゴはインターネット・ミーム、つまりSNS用のお遊びにすぎない。

> ロシア人はミームを作るのが好きだ。

>ミーム化されたサンクトペテルブルクの現場には、閉店したマクドナルドがたたずんでいるだけだ。

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> ワーニャおじさんという名称は、ロシアに住んだことのある人なら必ず一度は見たことがある、野菜の瓶詰めのブランドだ。

> ワーニャおじさんブランドを展開するRuspole brands社は、この名称を飲食店の店名としても使えるように商標登録してあることを明かしたが、それは将来の可能性に備えてあらかじめ取っていたもので、ネット上に流布しているミームとは一切関係なく、今のところ飲食店を開く計画もないと公式ホームページで否定している。

> つまり、ロシアはそもそもありえないことを平気でやる泥棒国家だという前提・思い込みがあると、明らかに誤った情報でも鵜呑みにし、ジョークと真実の区別がつかなくなる。

> 前述の記事を書いた人も、この話が西側の国だったら、きっと事実関係をもっと注意深く検証したと思う。

> それなのにロシアが相手だと、ロシアはそういうものだからと思って、なぜか思考停止してしまうのだ。

>このような例はほかにも多々ある。

> 本来の姿「ロシアA」を見えなくさせるのは、フレーズのマジックだけでなく、報道姿勢もあると思う。

> ある有名番組から出演の打診があったとき、名前も顔も出します、と言ったところ、先方から断られたことがある。

> 出てほしいが、匿名でお願いしますと言うのである。

> そもそもロシアで働くジャーナリストは数少ないのですぐ誰が誰だか分かるし、私の発言は私の自己責任だから心配しないでほしいと言ったが、やはり断られた。

> 犯罪被害者の場合を除いて、報道は匿名より実名が良いに決まっている。

> 考えすぎかもしれないが、説明された番組コンセプトを考慮すれば、「ロシアに住んでいて自由な発言ができない日本人が、匿名でロシアを告発している」ような印象を視聴者に与えたかったのだろうと思う。

> 一時期、マックやユニクロの撤退が話題になった頃は、モスクワ在住の筆者のところにも山ほど取材依頼が来たし、砂糖が消えた棚とか、閉店した店舗の「絵」が好まれた。

>商品やサービスがなくなって市民が困り、制裁の効果が出ているのを「目で見て実感したい」というニーズがあるのは理解できる。

> しかしそれも積み重なれば、実態とは違う印象を与えると思う。

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> 一時的な買い占めにより様々な商品が店頭から消えては復活したが、復活したことは大してニュースにならないので、ずっと物不足が続いているように思ってしまう。

> ちょっと話が戻るが、第3のフレーズには「都市部の人は反政府、田舎の人は親政府」というバージョンもある。

> しかしこれも乱暴な見方で、実際はごちゃまぜだと思う。

>筆者は大都市圏だけでなく、シベリアにも、ウラルにも、極東にも、コーカサスにも友人がいるし、年齢層も20代から高齢者まで様々だ。

> その立場から言うと、5人以下のインタビューを記事にしているケース、同じような主張の人ばかり集めたケースはあまりあてにならないと思う。

> それは、記事が正しくないというのではなく、ロシアの全体像を把握するのには役に立たないという意味である。

> そもそもの話、ロシア人(民族的にではなくロシア国民)の姿を平均化すること自体、不可能だ。

> ロシア人は、自分の属するコミュニティ内で生活が成り立つわけだから、あえてそこから飛び出して、自分と全く世界観が違う人々と交わる必要はない。

> むしろ外国人の筆者の方が、ロシア人よりもロシアの多様性を実感しているのではないかと思う。

> ロシアに関する記事のニーズが伸びるとともに、様々な書き手やコンテンツの作り手が参加する。

> コンテンツの発信にはもはや、プロもアマもない時代だ。

> そういうとき、情報を受け取る側の人には、この記事で挙げてきた、作り手にとって使い勝手の良い「それっぽい言説」に注意してほしいと思うのである。   

 

ロシアAの存在もロシアBの存在も私には信ずる自信がないですね。想像のロシアが存在するのは自分自身の直接体験がないからですね。     

 

 

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