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方向転換

2018-02-11 12:50:03 | 政治
(略)
>日本軍はなぜ、正しい方向転換ができなかったのでしょうか。

正しい考えが無かったからでしょうね。

>なぜ、合理的な判断を妨げる「空気」というものが醸成されてしまったのでしょうか。

合理的な判断は、文章により決ります。矛盾を含まない文章は全て正しい考えを示しています。ですから、正しい考えは、一つではありません。
日本人が空気を読むのは、歌を詠むようなもので、これは、その場の印象を単語に置き換える作業です。あとは、環境に関して忖度 (推察) を働かせて自分勝手な解釈をすることであります。文章に従わず、忖度に従えば、正しい (合理的な) 判断は得られません。でも、日本人の精神活動は、ここまでです。

日本人には、世界観がありません。過去・現在・未来といったような考え (非現実) の三世界は、文法上の時制のある文章内容により作られますが、日本語文法には時制というものがありませので、日本語脳には世界観という考えの内容が無く、あるのは現実という一つの世界ばかりです。これにより、日本人の発言内容は、実況放送・現状報告の様なものばかりに成り、考えに奥がありません。ですから、日本人はその場の判断を主体にして行動します。これは、アニマルも同じです。別に、脳裏に文章を作る必要ありません。文章が無ければ、意味もなく、矛盾も指摘することはできません。ですから、説明責任を問われても困ります。この国がひっくり返った時にも、責任者は出なかった。とかく、この世は無責任。

>日本軍の作戦過程で何度も出現した「空気」について理解するために、現在、経営学等でも指摘されている、集団が誤った結論に飛びついてしまう心理的要因をもとに、以下の4つの要素にまとめてみましょう。

経営には、心理が大きく関係しているようですね。

>(1)既にある多くの犠牲を取り戻したい心理(埋没費用)
>サンク・コスト(埋没費用)は経済用語の1つでもあるのですが、簡単にいえば既に投下したが、回収不能だとわかったコストを意味します。>既に多くの犠牲を払ってしまったプロジェクトに対して、完成しても採算が取れないと(途中で)わかった場合でも、多くの人は投入した損失そのものを取り返すために、さらに損害を重ねることがあります。

‘盗人に追銭’ のたとえがありますね。

>日本軍の参謀たちは、ずさんな作戦計画で多数の兵士が犠牲となった戦場に、あくまで固執して部隊を投入しています。

執念というものですね。さらに、悪いことには、日本人には意思が無い。だから加害者 (罪の) 意識が極めて薄い。それで、深い反省には至らない。本人に反省を勧めようとすれば、自虐の勧めと勘違いされかねない。罪を知らない世界 (子供の世界) とは、このようなものですね。

>味方兵士の多大な犠牲を払ったことで、逆に勝つまで撤退できないと強く思い込む心理は、まさにサンク・コストの罠にはまっています。

そうですね。罠にはまって困っていたのですね。

>(2)未解決の問題への心理的重圧から逃げる
>問題に対して解決策を見つけられない状態は、大変ストレスが溜まります。

そうですね。どかして、始末をつけたいと思いますね。

>特定の集団が、ある問題に対して苦労して解決策を導いた場合、その解決策が実施の際に適切に機能しなくても、未解決の状態に戻りたくないという心理が働くことがあります。>当初組み上げられた「作戦計画」が上手くいかないことを認めると、未解決の状態へ逆戻りすることになります。>この心理的重圧から逃げたいという欲求で、上手くいかない現実を認められない状態になるのです。

そうですね。敗戦は、終戦と考えたい。敗退は、転進ということでしょう。優しい心根ですね。

>(3)愚かな判断を生む人事評価制度
>日本軍は「やる気を見せること・積極性」が組織内の人物評価として重視され、戦果や失敗責任については考慮される比率が低い集団でした。

日本人には、意思は無いが恣意 (私意・我がまま・身勝手) はある。だから、恣意というのか、意地・根性も重視されたのですね。
日本人には意思が無い。意思は未来時制の文章内容であるが、日本語文法には時制が無いので、意思の表現は難しい。だから、日本人には意思が無い。優柔不断・意志薄弱に見えます。
意思のない所には責任もない。ちょうど、死刑執行人のようなものである。人は死んでも、彼らは死刑には問われない。彼らには殺意という意思が無いからであります。
日本軍は、日本語脳の持ち主の集団ですから、責任観念は低いでしょうね。

>この歪んだ人事評価制度はのちに、無謀な作戦を実行し責任を取らない人物を日本軍の内部に増加させてしまい、敗北を決定的にします。>組織内政治、ゴマすりばかりが上手な人物が出世することになれば、実務能力があり判断の優れた人物が無能な人間の指揮下に入ることになり、前線の混乱と敗北は避けられないでしょう。

そうですね。自滅ですね。この大日本帝国がひっくり返った時にも責任者は出なかった。とかく、この世は無責任。

>組織は内部で出世させる人物の「基準」によって、極端に無能になることもあれば、極めて優れた成果を生み出す集団にもなるのです。

何はともあれ、理性的な人間が必要ですね。教育の力が必要ですね。

>(4)グループ・シンク(集団浅慮)の罠
>特定の集団内における関係性、立場などを客観的な事実より優先して物事を判断すれば、現実世界における目標達成力を失う原因になります。

そうですね。小異を優先させれば、大同は力を失いますね。

>歴史の長い老舗企業、巨大組織などで過去の関係性、肩書き、人間関係などが判断において大きな比重を占めるなら、その集団は外部における現実への対応能力を大きく損なうことになるでしょう。

歴史の勉強だけでは、十分ですね。現実対応策を考え出すことが必要ですね。意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there’s a will, there’s a way. だが、日本人には意思が無い。だから、仕方がないと諦める。

>ビルマ防衛の体制を崩壊させたインパール作戦では、牟田口中将が個人的な想いからインド国境への進軍をたびたび進言しますが、あまりの非合理さから日本軍内でも否定的な意見が相次ぎます。>しかし、牟田口と人間的な関係が深かった上司、河辺方面軍司令官は私情に動かされて無謀極まる作戦を止めませんでした。

非合理な内容は、正しい考えではありませんね。私情・感情では、説明責任は、果たせません。私情に溺れる事のない理性のある責任者が必要ですね。

>非現実的な判断と行動の結果は、参加人員約10万のうち戦死者約3万、戦傷・後送者約2万、残存兵力約5万のうち半分以上が病人という「莫大な犠牲」で終わりました。

そうですね。非現実的な判断は、妄想・空想の類ですね。

>以上が「空気」を生み出す4つの要素ですが、戦時中、日本人が合理的な議論を放棄して盲信してしまった事実は、大いに反省すべき点です。

空気は、現実の内容ではありませんね。空気は、気分・雰囲気の類です。話者個人の勝手な解釈です。現実を直視すれば、空気の効果はなくなります。個人的なことは、議論の材料にはなりません。

>上層部の作戦に関わらず、大東亜戦争開始時には、戦争に反対する日本人より、戦争に肯定的だった日本人のほうが多かったこともまた事実なのです。

空気に酔っていた日本人が多かったですね。今でも、日本人の人情は変わらないようですね。

>現代の日本企業においても、「空気」によって合理的な判断が妨げられている企業は数多く存在しているはずです。

そうでしょうね。空気酔いは、日本人の風習の様なものです。

>敗戦という悲劇の歴史を忘れず、これからの日本と日本人は、「空気の欺瞞」を打ち破ることを肝に銘じるべきです。

空気を判断の材料とするのが良くない。自分の考えを文章にすることが出来ないことと、忖度に耽ることとは、車の両輪のごとし。日本語を使うことによる副作用の様なものでしょうか。併せて、時制のある英語の勉強にも励みましょう。そして、正しい考え方を身に着けましょう。


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