ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

宝厳院の〝獅子吼の庭〟

2017年12月04日 | 日記

 今日はお天気はまあまあ…でも寒い日です。昨日から耳の具合が悪くなり、午前中は耳鼻科へ行ってきました。この耳病とは長年の付き合いで、1歳の時中耳炎になったのがそのまま延々と続いているというやっかいな持病です。だから寒くなって風邪を引くと必ずと言っていい程耳も悪くなります。両耳ともに全く鼓膜がありませんので、仕方のないことなのですが。今だったら手術やよい治療法もいろいろあって、治せたでしょうが、なんせ昔のことですからね。私が耳を悪くする度に母はいつも謝っていました。「子供の時ちゃんと治療しておかなかったから…悪かったねぇ~」と。そういうわけで、60歳過ぎると老化も手伝って聴力がガクンと落ちてしまいました。それでとても苦労をしているんですよ。だから〝何?〟と聞き返したりした時はどうぞご了解を!

 今日は、京都嵐山の「宝厳院」(ほうごんいん)の紅葉です。ここは誰も行ったことがなかったし、観光タクシーの運転手さんオススメのところでもあり、本当に今が真っ盛りの紅葉でとても見応えがありました。今週だったらもう遅かったでしょうね。

 ところで、ここ宝厳院は、臨済宗大本山天龍寺の塔頭寺院で、1461年室町幕府の管領細川頼之公により創建。創建時は上京区にあり、広大な敷地を有した寺院でしたが、応仁の乱で焼失。その後変遷を経て現在地に移転再興されたものだそうです。その「獅子吼(ししく)の庭」が借景回遊式庭園で、江戸時代からの名園なのです。「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴くことによって人生の真理、正道を肌で感じること。これを「無言の説法」というのですって。では紅葉の散策をお楽しみ下さいね。

 ①「獅子吼の庭」の看板 ②宝厳院の山門 ③獅子吼の庭その一 ④獅子吼の庭その二 ⑤獅子吼の庭その三 ⑥獅子吼の庭にあった…??垣(書いてある字が垣だけしか読めなかった~) ⑦羅漢かなぁ~?違うみたい! ⑧人力車(まあどこへ行っても多いこと!)

 

 

 

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする