釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

7月8日 雷に注意して

2017年07月08日 | 日記
出船前に、お客様の東さん、植田さんと3人で悩んだ。

「出ることは出来ます。でも、雨雲と雷が西から寄せています」

「どうしましょう」

「稲光がしたら、直ぐに帰ってきましょうか」

と、言う事でポイントを目指して船着き場を離れる。

海上は予報どおり、西風が吹いている。

波は大してないが、ウネリは南から寄せている。

何カ所かのポイントを見ながら、船を流す位置を決める。

「此処のベイトは、良い感じです」

魚探に反応の出ている、ベイトの上に船を止める。

潮は青い色をして良い感じ。

「下り潮が沖には出ています。やってみましょう」

2流し目に、東さんにアタリが来た。



海面近くに来て、縦横に走り回る。

「鯖ですね」

丸々とした、ゴマ鯖が上がってきた。

鯖を外して仕掛けを投入すると、又しても東さんにアタリ。



鯖とは違う、小気味よい引きの様だ。



上がってきたのは、良型のイサキ。

「良型のイサキですね」

「良かったです」と、笑顔だ。

この後、東さんと植田さんにゴマ鯖がヒット。

先日までは、良型の真鰺がヒットしていたのだが、今日は鯖が多い。

鰺が鯖に入れ替わったのだろうか。

しかし、いずれも丸々として、元気の良い鯖だ。

船を戻して暫くすると、東さんと植田さんに同時にアタリが来た。



走りはしないが、重々しい感じ。

上がってきたのは、お二人共にウッカリカサゴ。



今から調子が上がってくるぞ、と思っていると“ゴロゴロ”と、遠くで雷鳴が聞こえる。

「余り長くは、やれないかも知れませんね」

雷を気にしながら、船を戻す。

「流すコースを北側に移動しました」

すると、東さんにアタリが来た。

竿先を叩くアタリ。

ドラッグ音も鳴り、ラインが引き出されるアタリ。

「真鯛みたいですね」

海面に、綺麗な真鯛が浮いてきた。



58センチ、2.5キロの綺麗な雌の真鯛だ。

悪天候の中での真鯛だけに、私も嬉しい。

植田さんも「良い真鯛ですね」と、祝福。

その植田さんに、強いアタリが来た。

「巻き上げようと、早巻きしたら来ました」



小気味よい引きを見せている。



良型のイサキが、上がってきた。

「磯で釣るイサキと、違う引きに感じました」と、嬉しそうだ。

「次行こうか」と、船を戻し掛けたとき、西の空に稲妻が横に走った。

「光ったね」

「そうですね。走りましたね」

「申し訳ないが、安全優先で今日は帰りましょう」

海上での雷は、怖い。

東さんも、植田さんも直ぐに了解して貰った。

近くにいた仲間の船にも、帰ることを連絡。

港に帰ると、船着き場の上空では、雷がゴロゴロと鳴り響いていた。

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