渓流の音を引きながら
潅木の尾根へ向かう
苔むした倒木
ぬめり しめり
厳しく鳴く 色とりどりの小鳥
影 押し寄せる
山の霊気
汗 額を伝い
心拍はあがる
狂気のような静けさと
体内の荒れ狂う 血流
一休み 視界が狭まる
ここからは 山の胎
臍の緒は倒木に絡みつき
我ら胎児のように丸くなり
それをくわえる
山の神様と一緒になって
夢を見る
あぷ あぶ ばぶー
山の胎
薄緑に優しく
我らを包み 養い
テレビでは遭難のニュースが流れ
潅木の尾根へ向かう
苔むした倒木
ぬめり しめり
厳しく鳴く 色とりどりの小鳥
影 押し寄せる
山の霊気
汗 額を伝い
心拍はあがる
狂気のような静けさと
体内の荒れ狂う 血流
一休み 視界が狭まる
ここからは 山の胎
臍の緒は倒木に絡みつき
我ら胎児のように丸くなり
それをくわえる
山の神様と一緒になって
夢を見る
あぷ あぶ ばぶー
山の胎
薄緑に優しく
我らを包み 養い
テレビでは遭難のニュースが流れ