ウォーホール左派

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

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2007-04-30 22:57:14 | Weblog
朧月
空想の羽ばたき
漆黒に眠りつきそうな 月

静かな 夜を巡る 
思いは宇宙に溶ける

平和に 一日を過ごした
感謝の思いを御本尊に報告しつつ
午後十時の唱題は声を細めた

静かな夜を巡る

一日の物語は終わろうとして
夜が深く 心に染みて
深呼吸をさせ
あくびをして

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詩は志

2007-04-30 10:42:27 | Weblog
いつものように
いつものとおり

ガンジスの砂粒ほどの
転生を重ねつつ

今生も また 仏の軍勢につき

いつものとおり
常勝の勝ち戦で
悪を催滅しさるので

関係各位にお知らせします
         以上


戦争に大義など 
あろうはずもなく

今日も尊い命が抹殺された
生命の尊厳に対する 蛮行

そうだから 君よ
希望のために 怒れ
あきらめが彼らの手口

心で この 事態をはっきりイメージし
恒久平和の思いを声にせよ

詩は志

大きく謳う
脳髄に雷鳴が轟く

未分化の感情の渦が
ポテンシャルの海でうねる

言葉が輝き
詩は生まれる


いつものとおりに
仏の軍勢は魔に勝つから

この 青空は何のため?
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この 太陽が

2007-04-27 09:57:17 | Weblog
この太陽は 若く 
光が とっても 透明で
退廃や 停滞を 知らない

月と太陽が 見かけ上
同じ大きさに 見える 
神秘を 理解して

たおやかな 青空を 仰ぎ見る

光を 両の手で 額に集める ポース
まるで ヨガ行者のよう

大気は 君と僕の 間で 繋がり
なんの 分け隔てがないから

君の吐息が 君の体内を巡り
僕の吸気で 君が僕の中を巡るんだね

体は そのように 
自我の隔てなど 超越している

この太陽は 若く 
はつらつとしているから
ヨガの行者のように

向日葵のように
太陽を 取り込み
深く 息を 吸う
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今日は 今日だったから・・・

2007-04-24 21:27:00 | Weblog
夜が 遠く 
とばりを 降ろして

空が 蒼く ささやく

深い 夜の 入り口に
細い 雨音は こころを
遠く 誘う

真夜中は か細い 寝息に つつまれ
明日の約束は 夢でする

二度と巡らぬ『きょう』が
夜の底に 静かに 積み重なる

午後の十時は
闇が深まるから

優しい 布団を 襟までかけて
天井の虚空を見て

確認したら
眠ろう

今日は 今日だったから
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輪廻をのり越え

2007-04-23 20:16:58 | Weblog
その 始まりは
 
愛の『流出』でも
ビックバンの『開闢』でも よろし

ガンジスの砂粒より 多い星々と
生きとし生けるもので
この宇宙ができていて

仏・菩薩は 
この宇宙の旅人だから

たどり着いた 先々で
説法する

本の形
CDの肉声で

空の雲は 天女の衣だから 
良く見つめるといい

きっと 彼らの伝言が
透けて見える

道徳が宇宙の原理だから
仏道修行が人の道だから

この宇宙と呼吸を合わせて
生き抜こうと思う

娑婆世界は輪廻の渦だから
修行を惰らず

仏・菩薩の振る舞いをして
輪廻から自由になって
自由自在の人生を送ろう

輪廻をのり越え
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一人 一つの闇

2007-04-08 20:00:42 | Weblog
潮の闇
せまり来る

夜の底は
白く輝く
繭があるから

微笑みの絶えない
静かな 沈んだ 夜

離脱した 魂は
深海に 浮遊して

消えては 灯り
微笑みは 光

沈んでゆく
堆積する 感情のかけら
積もりつつ 眠りにつく

おやすみ 君よ
一人 一つの 闇に
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青空に記憶させる

2007-04-05 09:52:22 | Weblog
陽光 燦燦
青空へ 誘う 透明な想い

世界は 光の乱反射
聞こえない 音の余韻

コップに溢れる 炭酸水
綺麗な 想い出は 弾け散る 青だから

この青空に 記憶させる 注ぎ込む

日 昇り 陽 沈む
今日という 一日
過去と未来の間
今という時を

尊い 極みの 今日に

空 青く
陽光 燦燦
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東方の回帰 (夢見は・・・

2007-04-04 10:38:58 | Weblog
青山 靄に 煙り
湖面を 船は 走る


静寂の朝に
日いずる 場所に
気功を練り続ける 古老
樹木に 鮮やかに その緑 輝く

僕たちは 近未来から やってきた
僕たちは 仙術の残り香の やから

仙道の長き道
導師はおっしゃる
長い謎解き
汝 自身を知れ

東方の星が 今 昇る
東方に星が 
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私説『法華経』

2007-04-01 08:29:45 | Weblog
青空なる
自由の大地から

この大地
上下東西南北なる
六種に振動し

法塔 出現し
殿堂なる 天空に
そびえ立てる

この宝塔
ゆうに この大地を おおう
釈尊仏の眉間より 発す
極彩色の光 満つ

溢れかえる
慈悲は 光
慈悲の 光

釈尊仏と多宝仏
獅子座にあい並び 座したり

青空なる
自由の地球から
湧き上がる 歓声ととも

地涌の菩薩
涌き出で 涌き出でつつ
歓喜にうち奮え

二仏を讃える

二仏 
地涌の菩薩に
この娑婆地球を託したり

これは儀式 これは儀式

青空なる
慈悲の殿堂に
荘厳されし
二仏 億万の菩薩たち

天空に 甘露 降り
極彩色の光 
この 娑婆地球に乱反射し
大地を覆いこむ

宝塔 留まり
天空の殿堂に 光 満ち

自由の大地に
慈悲 満ちて 満ち満ちて

仏 説法を 始む
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