詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

俳句  オーロラ

2009-01-26 15:08:59 | Weblog
オーロラの光の風の輝きの


極寒にオーロラ見るは神々し


極の冠ガイアは王位継承し


オーロラの光のカーテン地吹雪に揺れ
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私がミス自衛官よ~ん

2009-01-26 14:58:49 | Weblog
国民のご愛顧に応えて60年
武器は持っているが実戦はナシ!

今度こそ年貢の納め時
パキスタン国境で原理主義者を
アフガニスタンでタリバンを
ソマリア沖で海賊を

一糸まとわぬ、あられも無い姿で
ボイ~ン ボイ~ンと悩殺ョ~ん・・・・
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四行詩  北の平原

2009-01-26 08:36:53 | Weblog
雪深き 街
吹雪に眠る頃
天狼らの瞳
爛々と輝きだす


雪原を隔て
昏い森の始まるあたり
一人立つ 我に
天狼らその姿 現わし


天狼ら開かれた野生で我が足跡を追え
吹雪 吹き抜ける 昏き森消えても
意味・象徴の凍てつく北の平原を
我が心にありありと出現させるから
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四行詩  天狼

2009-01-24 19:29:42 | Weblog
烈風 荒ぶ海岸線
低い雲に地吹雪が狂乱舞し
天狼は灰色の影を一つ見せた
艶めかしい獣毛に雪積もり


白銀の原野を隔てて
昏き森の続く 凪の時
天狼の一群 遠吠えの聖歌と紛う
森閑の時空が飛び散る


雪の降るも 小休止
黒雲 割れてゆき
輝く雪原に日差し射し
孤高の天狼の足跡つづく
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あらゆる食物連鎖は美しい

2009-01-23 16:56:09 | Weblog
あらゆる食物連鎖は美しい
風 吹く遠視のサバンナで
息 潜め獲物を狙う
豹の爪は忍

一瞬 筋肉の爆発だ
ガゼルの柔らかな肌に
鋭利な刃物は 
爪が食い込み
喉笛は鋭い牙で刺し込まれる

窒息のエクスタシーと
躍動の筋 と 筋
張り裂ける心臓と心臓の激突

死の儀式に瀕死のガゼルの喘ぐ息と潤んだ眼は美しい

後は流された神聖な血と砂塵 
勇猛な生と生らは風が吹き消す


水鏡面を境に
南海の水中に
珊瑚の触手は開き切り
水流に揺れ たゆたう

銀色に光る魚影の群れ
個体と個体の絶妙なテレパスで
群型がまるで一つの生き物の様だ
変幻自在に群れ 形を変えた魚らの

触手も口をあけた魚群も
プランクトンを得るための文法の美だ

この風吹く大地で
潮 流れる水中で

およそ生物ら その美しい限界で
弱肉強食  食物連鎖
美しい色彩と形態で


ねえ 人間だけだよ 遊ぶのは・・・
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四行詩  黎明

2009-01-23 07:52:09 | Weblog
黎明 明ける前は
そぼ降る冷たい雨
君 眠る寝間に
楽土の夢 送る


輝く海
風に思い溢れ
見晴らす海岸線
遠く開くだろう海路


忘れられた海辺に
浜昼顔の群生して
海風に可憐に揺れて
明け方の夢 おぼろ
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四行詩  暖かさが響く

2009-01-22 09:52:51 | Weblog
部屋 暖めて
結露に滲む ガラス窓
凍えた草木に
春の挨拶送る


昏さの深い 曇天
時を静かに積もらせた寒気に
白く発光して
雲海の上の太陽を見に


静かな部屋に包まれて
呼吸で満たして
ページめくる音のみ
暖かく響く
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春 待つ

2009-01-21 16:03:23 | Weblog
春 近く
今 輝く大海の一滴で
水晶を濡らし
世界の浄化を試みて


春を待つ
植物らの冬ごもり
陽光の射角
昇り 高まる


温帯 東京は
冬の日光浴こそ
快適な遊び
温暖化の結論
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四行詩 広野

2009-01-21 08:46:21 | Weblog
静かな広野
空は雲を
たたえ
時は永遠


生づいている
記憶が呼ぶ
風の中
思いが駆ける


小さな 純白の花
陽光に 輝き
風らの遊戯に
その身 揺らす

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四行詩 しじま

2009-01-20 17:22:26 | Weblog
またたきの
静けさの中
そびえ立つ木々に
降りる力


ふりそそぐ
星の光 闇
山々の稜線の
神秘的なリズム


しじまは星
遠くの記憶
しじま
遠のく
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電子の海

2009-01-19 16:49:29 | Weblog
私は何ゆえ呼吸しているのかと
問おうか

五臓六腑が絶妙な血のめぐりで
働いていると見たなら

この魂は聖なる肉体に運ばれながら
喜怒哀楽を繰り返しつつも
まなざしを対象へ向けている

昨夜のシュールな夢は何のために見たんだい

午後に
残夢の響きが消えない
やがて この青空に掻き消されるだろう
体に引っかけた薔薇の棘は夢

何のために この肺腑は
巨大な大気に切り込みを試みる?
キーボードを操る手が止まり
部屋の寒さが身に感じられた時に


私は聖別された
数多くのハンドルネームに気息や体温を感じる

街路を散策する
たおやかな足音が聞こえる
仮想の街街で出会う
電子の衣を纏った人たち

この電子の海で拾われた貝殻

戯れつづける

私は息を詰め
 潜り込む
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夜の雨

2009-01-19 08:06:50 | Weblog
夜半過ぎに雨は降った
大地は黒く浸透されて しっとりと
朝の目覚めに清涼な大気があり
吸う息 吐く息は冷たい湿潤を
血の通う暖かな肺腑と交換する

私の知らない夜
夢の潮に委ねた聖なる夜に
いつの間にか冬の雨降る

静かな寝息が部屋を満たし
人型の霊体ただよい
発光の夢 
紡がれた無意識の古層
化石の発掘の人は

夜の雨降る 夜に雨降る

私の知らない天と地に約束は秘かに交わされ
冬の大地は湿潤に満ちて
大きく息をする
寝息と交差した雨音に

窓のない寝間に
静かな灯り
明け方のまどろみに
雨は幻想され
夜は過ぎた

夢の地平から
意識の黎明が訪れて
想念の小鳥が飛び始めて

朝はまた訪れる
昨日と違うこと無く
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太陽を食べる

2009-01-17 08:17:35 | Weblog
朝日が空を占有し始めて来光は天空を支配する
この太陽を絶叫とともに臓腑に納めて
細胞という細胞にこびり付いた
精神の垢を蒸発させる
風呂に入るように

肉体を心がけて浄化する
部屋の掃除をするように
肉体と精神に手を入れる
庭木に剪定を賦すごとく

天道の歩み
名も知らぬ花が咲いている
太陽は味方
一人一人に光球は分霊され
都市の雑踏は灰に輝く街
ジャケットの内側
コートの裾から
臓腑の太陽の光が漏れている
ティンカーベルの光の粉の様
やがて歩道を埋め尽くし
大地に浸みる

今日も太陽は昇る
太陽を臓腑に納めて
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黄金のようだ

2009-01-16 17:31:47 | Weblog
黄金のようだ
輝く空が

太陽は熔けた白金
月は静かな銀
星星の黄金

天空は黄金の光
都市で乱反射する
ビルディングが輝き
メタリックな車は1トンで疾走しながら
光を振り撒く

夜ともなれば
この地上に星星は降りた!
都市は夕刻に決まって 輝く 瞬く

黄金のようだ
黄金のようだ
人間は

着飾れ もっと輝くように
武装しろ 時速60キロで街を駆けろ

それも これも 君のため

輝きは輝きで返せ
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夜 8:00時と10:00時の暗さについて

2009-01-15 21:14:02 | Weblog
そして漆黒が
空に満ち始めると
遠く街が瞬きだす

まるで天空が降りて来たように

8:00時の夜は
昼の活動のざわめきが覚めやらぬ
フラスコで取ると浮遊物で濁った液体
蛍光灯の下で影のできる
闇の分離できていない
騒ぎ立つ液体

簡単な夕餉を終えた後
一杯のコーヒーを楽しむ頃
8:00時の夜は始まっている
冬晴れの下の沸騰するような諸活動
魂のフラスコの液体はガスバーナーの
煮沸から外されたばかり
昼間の印象が心に余韻として揺れ残っている

ふぅーと溜息をつくと
無意識に本に手が伸び
活字に目を落とす
濁りの夜に白い羽根持つ魂が飛び出す

書物よ 活字よ 語れ
今日は……

聞いている 書物を

ふと目を上げて
ガラス窓から外を見ると
木枯らしに木々は揺れている
音とて 無く

読書の持続時間の中で
魂の私は
純粋に驚愕し 喜び 悲しみ 笑う
書物に世界に浸りきる 悦楽に酔う
肉体は暖かな部屋にいて炬燵に入り
ミカンを二つばかり食べた

夜が深まる

10:00時の夜は
夜の始まりの夜
聖なる夜
鎮められた暗闇に
家具らが静かに語りだす
物質という物質の秘かな営みが浮き上がってくる
夜の秘密の扉が開き始める
血清と血沈の聖なる分離
蛍光灯下に昼間の熱き血潮は
沈められ静かに聖なる夜を分離する

8:00時から10:00時までの
清められた夜を獲得するまでの儀式めいた2:00時間で
「魂の自由」を確実にする読書に捧げた
黄金の時
刻々 深まってゆく闇に
金色に輝くブッタの像が出現している

蛍光灯の明かりが
深まる夜を照射して

窓から冬の空間に漏れてゆく
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