カープな毎日

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齊藤完封逃すもプロ初完投

2010年08月22日 22時37分57秒 | 試合結果
横浜 000 000 001 1
広島 031 000 20X 6
勝:齊藤3勝4敗
敗:大家4勝7敗
本:[広島]廣瀬8号、岩本8号

 先発は中田ではなく齊藤でした。齊藤は序盤は走者を背負う苦しい投球でした。最大のピンチは3回で、2連続安打を打たれ無死1,2塁とされ、ハーパー、村田、スレッジの主軸を迎えた場面でしたが、それぞれ左飛、右飛、中飛に打ち取り無失点で切り抜けると、調子に乗って4回から8回までを2安打に抑えて2塁すら踏ませない素晴らしい投球でした。
 打線も序盤で齊藤を援護し、2回に廣瀬が先制2ランを放つと続く岩本も本塁打を放って3点を挙げ、3回には栗原の犠飛で1点を追加しました。そして、7回には木村の適時打と1,3塁から梵と木村のダブルスチールでこの回2点を加えて横浜にダメ押しをしました。
 良いリズムは守備にも及び、8回にはセンター天谷がハーパーの本塁打性のあたりとフェンスに登って捕球するファインプレーも飛び出して、齊藤を盛りたてました。
 齊藤はプロ初完封を目指して9回のマウンドに上がり、2死2塁とあと一人と言うところまでいきましたが、カスティーヨに適時打を打たれて、完封は逃してしまいましたが、後続を打ち取りプロ初完投勝利を飾りました。

 齊藤の投球に尽きますね。3回まではいつ点を取られてもおかしくないと思いましたが、3回のピンチを脱して波に乗りました。無死1,2塁とされてクリーンアップを迎えたことで、吹っ切れて腕を振ることだけを考えたのではないでしょうか。これが功を奏して球が走り、制球も良くなって、4回以降を危なげなく抑えられたと思います。
 最近は中田や今村といった若手が先発で起用されて、齊藤にも危機感があったと思います。今日の投球で首脳陣も齊藤の実力を再認識したと思います。次回も先発のチャンスが巡ってくると思うので、そこでしっかりと結果を出して、信頼を勝ち取らなければいけませんね。

 不振にあえいでいた岩本が乗ってきました。2回に本塁打を放つと、7回には先頭打者として安打を放って出塁して、木村の適時打でダメ押しのホームを踏みました。
 昨日も3安打を放ち、2試合連続のマルチ安打となりました。先のヤクルト戦までは壁にぶち当たり打てる気配を感じませんでしたが、20日の横浜戦で放った本塁打で壁を超えたと思います。岩本が一回り成長したということですね。これからの活躍が楽しみになってきまし
た。

 東出が右ひじ痛のため出場選手登録を抹消されました。21日の練習中に負傷したようで、後日病院で詳しい検査を受ける予定となっており、全治などの詳細は分かっていません。昨日の前田健に続く主力選手の登録抹消はとても痛いですね。
 東出は早く直して少しでも早く1軍に戻ってきてほしいですね。それにしても、今年はけが人が続出しており、何か呪われているのではないかと思ってしまいますね。
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