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スタルツ快投4勝目

2010年08月05日 23時39分23秒 | 試合結果
横浜 000 000 000 0
広島 031 000 00X 4
勝:スタルツ4勝7敗
敗:小杉1敗

 先発スタルツは球のキレ、制球とも申し分のない素晴らしい投球でした。8回を投げて1安打9奪三振で横浜打線を無得点に抑えました。唯一のピンチは4回で、石川に3塁打を打たれて無死3塁とされた場面でしたが、スレッジ、村田、下園の主軸を三者連続三振に仕留めて脱出しました。
 
 打線は2回に1死から廣瀬が安打で出塁すると、続く岩本、山本芳の連続適時打に、東出にも適時打が出て、この回5安打を集めて3点を先制しました。
 更に3回には天谷が2塁打と盗塁で3塁に進むと、廣瀬が適時打を放って1点を追加しました。

 スタルツは来日初完封も視界に入ってきましたが、球数が120球を超えたことから8回で降板し、9回は岸本が内野安打1本を打たれたものの、無失点に抑えて、横浜打線を完封しました。

 スタルツが復調を感じさせてくれました。前回登板では5回2失点で及第点の投球で、今日は8回無失点の満点投球でした。中盤までは球のキレがすばらしく、5回までに7個の三振を奪いました。特に圧巻だったのは4回無死3塁の場面です。この場面はさすがに1失点は覚悟しましたが、スレッジと村田をチェンジアップで空振り三振に抑えて、昨日3安打の下園を三球三振に仕留めて無失点で切り抜けました。ここを無失点に抑えたことは、試合の流れを相手に渡さなかったという点でとても大きかったですね。
 スタルツが2試合好投したことで、先発として計算できる存在となってきたのは、投壊状態の投手陣にとっては明るい材料です。次回登板でも今日のような投球をしてほしいですね。

 打線では廣瀬が好調を持続しています。2回は3得点の口火を切る安打を放つと、3回には左前に適時打を放って、このところ拙攻を繰り返していた打線の中で、その存在感は際立っています。明後日には栗原が復帰する予定ですから、栗原、廣瀬のクリーンアップはかなり期待できそうですね。ようやく拙攻病から抜け出せるかもしれません。
 そして、山本芳に当たりが出てきました。最近はスタメンで起用される機会も増えて、スタメン起用された時には安打を放って結果を残しています。今日は2回にプロ初の適時打を放ち、昨日は放った2安打が共に得点に繋がっています。
 最初は離脱した栗原の代わりとして昇格したヒューバーが守備に不安を抱えていたことから、守備要員として昇格しましたが、徐々に出場機会を得て結果を残してきています。今の状態なら栗原が復帰しても、1軍に残しておいても良いと思いますね。

 
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