日本共産党は、来1月に4年ぶりに第26回党大会を開催します。今月18日開かれた第8回中央委員会総会では、党大会を成功させる最大の課題として、「すべての党支部が新しい党員をむかえること」「しんぶん赤旗読者を第25回大会水準を回復し、突破すること」を決めました。この課題を達成することが、参院選で実力以上の躍進を勝ち取らせていただいた国民、有権者に対する党としての責任であることを確認しました。
大和市内の党支部でも、「8中総」を読み、討議して具体化を進めています。大和市の党は、参議院選の比例代表得票率ををみても、遅れています。全国平均では、9.7%、神奈川県では、10.19%、58の自治体・行政区中29地域で10%を超えました。大和市では、8.75%にとどまっています。この事態を打開することが、1年半後に迫っている、市議選での議席回復にとっても大きな課題です。
「8中総」は参議院選挙がつくりだした党の政治的影響力の広がりと、党の自力について、大きなギャップがあると指摘しています。「今回の参議院選挙での比例票515万票は、『しんぶん赤旗』日曜版読者1人あたりの得票でみると、5.0票になる」これは、それ以前の2票台から3票台であったことと比較して、「いちじるしく高い」と分析しています。そして、「こうした得票と党勢との広大なギャップを前向きに埋めるとりくみなくして、次の選挙でのひきつづく躍進の保障はありえない。同時に、このことは、党勢の前進の流れを作り出せば、得票のさらなる躍進を生み出しうる可能性を示しているいる」と強調しています。大和市の状況は、こうした点では、全国よりもさらに大きな可能性があります。
日本共産党は、党規約第2条で、「民主主義、独立、平和、国民生活の向上、そして日本の進歩的未来のために努力しようとするすべての人びとにその門戸を開いている」政党です。「しんぶん赤旗」には、参院選後の入党者の声が紹介されています。そうした一人の女性の声に励まされました。「福島原発事故への対応に強い怒りを感じ、オスプレイやTPPでのアメリカいいなり、慰安婦問題など、一般の新聞では真実がわからないと『赤旗』日刊紙を申し込み、訪ねてきた党員と意気投合し、しばらく考えて入党」(保守が強い山あいにくらす41歳の女性)
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