今日のシネマ
2020年 アメリカ
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1980年代のアメリカ南部アラバマ州を舞台に、
冤罪の黒人死刑囚を救うべく立ち上がった若手弁護士が、
差別と偏見によって歪められた司法制度の深い闇を相手に苦しみながらも
正義を求めて闘い続けた執念の軌跡を描く。
一流大学を出た正義感に燃える若手弁護士のブライアン・スティーブンソンは、
アラバマ州でウォルター・マクミリアンという黒人男性が、
証拠もないのに死刑判決を受けたとのニュースに接し、
何としても彼の冤罪を晴らしたいと自ら弁護を買って出るが・・・・(TSUTAYAより)
久しぶりに悔しくてワナワナしました
裁判ものは大好きです
ましてや、この作品、副題が 「0%からの奇跡」ですから
観る前から最後がどうなるかわかってます
わかっているのに、ワナワナが半端なかった
それだけ理不尽な場面が多いってことです
とにかくね、警察、検察 の腐りきった実情に言葉もありませんでした
身体が震えるほど怒りが込み上げてきた
「俺たち黒人は生まれながらに有罪」
こんな言葉が普通に口から出るんですよ
生まれた時から有罪って・・・ひどくないですか?
アリバイがあっても証人がいても、黒人だからという理由で正しく裁かれないなんて
司法の場に当たり前にある人種の壁・・・ただただ絶望しました
でも、絶望しているだけじゃなかったのが弁護士ブライアン
冤罪で死刑を待つだけだったウォルターのために立ち上がります
差別と偏見にまみれた司法の闇の中を、正義を求め、危険を顧みず闘い続けた・・
本当に0%からの奇跡のストーリー
これは実話です
冤罪に立ち向かう英雄 ブライアン・スティーブン弁護士
現在も、冤罪の死刑囚を救うため東奔西走しているそうです
本物のブライアン弁護士
黒人差別の問題って、何十年経っても全く変わってない・・
私ごときが何を言っても始まらないけれど
こういう映画が上映されて、一人でも多くの人の共感を得ること・・
それが未来につながるのかな
ウォルター弁護士には マイケル・B・ジョーダン
冤罪で捕まるウォルターに オスカー俳優 ジェイミー・フォックス
ほかに ブリー・ラーソン、 オシェア・ジャクソン・Jr. など
監督は 「ショート・ターム」の ダスティン・ダニエル・クレットン
(9月中旬鑑賞)
2022-58