老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

たけしの番組

2011-07-18 21:55:54 | Weblog
今日のたけしの朝日報道ほどお粗末な説明はない。
電力の埋蔵に関して、中部大学の竹田邦彦教授の説明は出鱈目である。
東電の設備容量を全部合計して十分余力があること、原発を今後も温存したいための制作的電力節約依頼である、ピーク時のオーバー分の
罰金は東電が支払うべきであるとの説明でmこれほど素人を愚弄した説明はない。
 教授の説明はkwとkwhを混同したお粗末な説明である。
例えば水力の設備容量1416万kwは正しい。しかしダム式水力発電所でも流入してくる川は短いため、この設備容量を24時間フルに運転できるのなら正しいが、平均すれば一週間に一日フルに発電出来る水量しかないのである。従い水力は200万kwととして計算すべきである。
 これだけでも原子力10基相当の過大評価である。
 水力はこの為ピークロード用としてのみうんてんされているのである。幸い水力は起動してから数十秒でフル出力まで出せる特性もある。
また設備容量全部を合計しても意味がないことは、その他点検中のものもあリ、老朽化して効率も悪く炭酸ガスも多く排出するのも多いが、
同教授は炭酸ガスは問題ないと切り捨てている。地球上に炭酸ガスが3%を超えれば人間は生きて居られないのである。
 このようないい加減な反社会的な教授と称する人がテレビのような公共のメジアに出て暴言を吐き無知な視聴者を惑わすのはいかがなものであろうか。
 朝日新聞の名誉を下げるのみでなく、東電はこのような番組を告訴すべきであろう。
 所詮芸能人が政治や自局の番組を面白おかしく茶化すのみでは意味がない。JUNTARO

埋蔵電力問題の誤報道

2011-07-13 11:32:18 | Weblog
この夏の電力危機を乗り切るために、菅総理など埋蔵電力に期待したり、マスコミはごみ焼却の電力の活用など朝のニュースを賑わし、
電力会社より安く電力を購入している例をあげて如何にも電力会社がぼろ儲けをしているような風潮になりつつある。
 電力会社は管内地区に電力供給の義務をおっている。
従い山の中の一軒家にも延々と配電線を引いて赤字路線でも同じ料金で供給しているのである。
 一方銀座や新宿のような超過密地帯は如何にも儲け頭の地域のように見えるが、どっこい赤字路線なのである。このような地価の高い地域
で一旦ケーブル工事をするとなると工事のスタートは夜11時以降の空いた時から始め朝6時には工事を終了しないでも一旦埋め戻して復旧をさせられるので、正味の作業時間は被爆地の作業と同じように非常に限られた時間帯で切れ切れの作業を余儀なくされているのである。
 このように電力会社は公共のライフラインとして一律の料金で、世界に冠たる安定な電力を供給しているのである。
 供給責任の無い自家発電、いざとなれば電力会社に依存する不安定な風力や太陽発電などとは基本的に存在が違うのである。

序に言えばマスコミの報道は良く単位を間違って報道する。今朝も埋蔵電力で数千万kwの原子力全体の能力がアルカのごとき報道をしているが、これは原子力発電数基文の誤りである。
マスコミも政府も都合の良いことのみを報道せず、良く勉強して正しいことを国民に知らせ判断を仰いで欲しい。JUNTARO

原発の壊滅(シュミレーションテストの認可条件導入)

2011-07-12 15:28:29 | Weblog
菅総理の思いつき発言に固執して、政府は遂に保守点検を終えた佐賀原発そのたの待機中の原発をこの逼迫した夏季の最需要期に間に合わせないようにシュミレーション テストを認可条件に採用してしまった。
 そんもそもシュミレーションとは人間が想定した条件に遭遇した場合にどの程度の損傷で済むかを、コンピュウター上で再現させるのみで、あくまでも今回の津波の様に想定を超えた条件とは全く関係ないものである。
 謂わば後期高齢者が自動車運転免許証更新前に警官の定年後の年休受給までのつなぎに考案された講習とおなじようなものである。
ご承知の様にこれは受講すれば良いのであって合否とは無関係で、自分の老化度を承知して運転せよといったもに等しい。
 原発の場合は欧州でこの制度が導入されて猿真似するようであるが、どういうシムレーションをするか自体も決まっていないで、認可の条件にすること自体摩訶不思議である。
 権威あるシュミレーションテスト問題を作成するには少なくとも半年以上掛かるであろう。
これではこの夏場は原発の復帰無しで次々とドック入りさせて、夏場の電力規制を強めても、大停電は免れないか、大規模の規制が国民生活の負担を増すこと必定である。
 自然エネルギーは高価であり、これを国民に強制的に買わせるのであるが、エネルギー消費産業は確実に海外へ立地を求めて国内の空洞化すること確実である。
 送電線の自由化はすでになされているのに電力会社が上限を設けて徐々にしか認めないのは、不安定な太陽や風力がエネルギー源であることもあるが、さらにこれらの新エネルギーが故障した場合送電線の故障と看做されて停電が頻発する可能性が高いからである。
 日本の工業の高度化により、眼では感じない百万分の1秒の瞬時停電でも先端産業の品質に大きく影響してしまい、ライン上の半製品を全部廃棄することにもなりかねないからである。
 マスコミや政治家の議論は全て技術抜きのはしであるから、全て電力会社が悪者にされるのである。
ここまで来ら一度大停電を刻味が経験するのも良いであろう。JUNTARO