老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

中国製電球(日本メーカーの指導不足?)

2008-08-23 11:15:59 | Weblog
 軽井沢のホームセンターカインズホームで、日本の電球製造の元祖T社の40W電球2ダースを購入帰京した。
 玄関前の外灯に取り付けたが点灯しないので、タイマー故障かと思ったら何と購入したばかしの電球が切れていた。念の為に調べると24個中使えるのは4個であることが判明した。
 導通がないのはフィラメントの切断でなく、ソケットとの融着が悪いらしい。
日本のメーカーの指導が不足なのか、安売り店だから粗悪品を出したのか、いずれにしても有名家電メーカーの看板が泣いている。
 量販店に聞くと多くの同種クレームが来ており、領収書が無くても交換すると言う。涼しくなった今日電球交換のために軽井沢まで行くバカはいないだろう。
 また同じ品質の物と取り替えてくれても安心料にもならない。
 電球の話が続いて恐縮だが、品質管理の責任は販売した、日本メーカーであり、中国メーカーではない。こんな事で135年の歴史を汚すようでは情けない。
 品質管理の指導も段々出来る人も少なくなってきているが、基本からの運搬中の落下なども含めて追及して再発防止に努めて欲しいものだ。juntaro

蛍光灯の鉛全廃(不可解な松下の発表)

2008-08-22 19:58:53 | Weblog
 松下電器産業は蛍光灯の電極に使用されていた鉛を全廃する事に成功したと日経新聞にデカデカと発表した。
 しかしもっと有害な蛍光灯に使用されている有害な水銀については一言も触れていないし、新聞も知ってか知らずか何もコメントしていない。
 水銀の方が遥かに有害で大量に使用されているのに、触れていないのは返ってメーカーに対する不信感を増すのみである。
 鉛も確かに有害であるが、カっては水道管に使用されたこともあり、微量の鉛は精子製造上必要物質で薬局でも市販されているくらいであり、鉛ガラスは装飾用に各家庭にも無い家は少ないくらいだ。
 せめて水銀ゼロ化の目標時期も同時に発表して欲しかった。
 多くの企業はご都合主義の発表をするが新聞等マスコミはその不備を国民に知らせる努力をしなければ、多くの国民は鵜呑みにするのみである。
 地球温暖化は炭酸ガスのせいにされているが、真面目な研究者の発表では、温暖化になると炭酸ガスが増加するとなっているのである。原因と結果がアベコベになっているのである。
 これ等も、太陽電池、風力発電、HIV自動車などにも異論が多くトータルシステムとして環境に優しいか反論する学者もいるのである。
 もっと学会もオープンな雰囲気で議論を庶民に知らせて欲しい。juntaro

竹島の認識(歴史的経緯の共有のため)

2008-08-10 21:38:28 | Weblog
①竹島は1618年頃から日本人が鮑漁の基地として使用し、1696年当時の李朝と鬱陵島を朝鮮領と同意したが、竹島については問題とならなかった。
②1905年に日本領土と閣議決定されてをり、その9ヵ月後に外交権日本が管轄するようになったのであり、韓国の主張する外交権が無かったのは事実に反する。
③講和条約でも日本が放棄する領域は済州島、巨文島および鬱陵島を含む朝鮮と規定されている。
④2052年李承晩ラインを突然韓国が設定し、不法占拠を始め、日本のみでなく中国、米英も抗議している。
⑤1954年竹島問題を国際司法裁判所に提訴する事を韓国に提案したが応じなかったし、外交交渉にも応じなかった。
⑥以上が過去の歴史であり、現韓国政権が樹立後、ヲン安政策の失敗で諸物価高騰、米国のBSEからみの牛肉輸入問題などで、支持率が85%から15%に急落したので、国民の目を外に逸らし政権の建て直しを図ったものと言えよう。
 日本としてはホトボリが醒めたら歴史認識の共同作業を行うなど、ジックリと
調和を図るべきであろうが、泣き寝入りは許されない。歴史的認識の共有とご参考まで。juntaro

軽井沢に滞在して

2008-08-09 17:09:42 | Weblog
 数年ぶりに軽井沢に滞在した。
①軽井沢は夏が書き入れ時に違いないが、ガソリンのレギュラーが188円で、何時も満杯のガソリンスタンドに車が一台もいなく閑古鳥であった。
帰りの目白通りでいれたら167円であり、20円以上の差があった。ドサクサ紛れに儲けようとしても庶民の方が生活の知恵が上である。(中間搾取に負けていない)
②田中県知事時代は水道を初めライフラインは西武(国土)に乗っ取られていたが、西武が可笑しくなり、道路の痛みが酷く、大雨のあとの処理も充分なされておらず、民営化必ずしも優れていない事を露呈している。(準備なくして地方分権化や道州制度の導入の危険性を予知している)
③地方の格差問題にからんで、地元の農協での野菜は極めて安く、美味しい玉蜀黍も都会では一本400円もするのに100円で入手できるし、地卵や野菜類も極めて安価である。格差があっても地下も坪数万円であり、日常生活費は都会に比べて
遥かに安くQOLも高く生活出来るのである。
④日雇い労働者を全廃の政治的動きがあるが、これが実施されれば一番困るのは
 季節労働者であり、全廃は企業が余剰人員を抱えるのみでなく、失業者も生み出す。
⑤地方都市はそれどれの立地条件を活かした、産業の振興により充分対応できるとの実感を得た。高額の関税を掛けたりした保護貿易は全廃シテ、グローバルな競争に勝てる自信を持つ事が大事で、バラマキ政策は究極的に国を滅ぼす。juntaro

食料品輸入関税率(WTOの決裂)

2008-08-01 10:12:36 | Weblog
 先日行われたWTOで輸入関税税率の歩み寄りが期待されたが、米中印の反対により決裂先延ばしにされた。
 日本は工業製品の関税を下げ、輸入食料の関税を維持したいが基本政策である。
一見最もな要望であると思われるが、税率の数字を見ると愕然として日本は保護貿易の国であることがわかる。
 因みにコンニャク、雑豆類は何と1、000%以上、米、落花生は500~1,000%、麦類,砂糖、生糸、バターは200~500%で驚くべき関税で農家は保護されているのである。米国やEUは一部を除いて関税0である。
 これ等の価格差は接近しつつあるものもあるが、このように差別していたのでは先進国とは言へまい。
 現在諸物価高騰で庶民は喘いでいいるのにこのような世界水準から高価な食料を
食べざるを得ない消費者は黙っていt良いのだろうか?
 カリホルニア米なども日本向けのジャポニカ等はコシヒカリと比べても遜色は全くないのである。
 食料自給も大切であるが、専業農家5%の票田が欲しいのでバラマキ補助金を出す事を推進している、野党も与党も国民のためを思っていない事明白である。
EUのようなアジア連合を作るのも良し、道州制で大農家にするのも良し、構造改革は効果の大きい事からすべきで、小泉の郵政改革優先は手順を誤ったと言われても仕方がない。juntaro