古都探索日記

奈良や京都の散策日記

教会暦の音楽と文化 Ⅲ

2016-07-07 19:58:08 | 音楽
 7月6日、先週に引き続き受講。復活祭とその周辺の音楽がテーマ。画像はテキスト。

 吉田先生は先ず「十字架の道行き」から講義を始められた。

 十字架の道行き:カトリック教会に内壁にはキリストの受難が14の場面に分けて描かれている。それをテーマにして14曲の組曲が近代多く作曲されている。M.デュプレの作品を視聴。

 復活際:復活祭は儀式が数多くあり時間の余裕が無いので受難に比べて演奏される作品が少ないが受難をテーマにした作品は多くある。復活祭用としてグレゴリオ聖歌の入祭唱とメシアンの作品を、復活をテーマにした作品としてバッハのロ短調ミサのクレドから、シュッツの復活のヒストリア、リストのオラトリオ「クリストス」を視聴。

 昇天:キリストは復活40日後昇天。メシアンの「キリストの昇天」のオーケストラ版とオルガン曲を視聴。

 聖霊降臨祭:昇天から50日に天から聖霊が下る。 CDプレーヤーの調子が悪くここで次回に繰り越される。

 メシアンについて:メシアンの作品は自ら語っているいるように神学的でありキリスト教の教義と信仰を表現するには優れている。しかし日本にはキリスト教徒が少ないので教育現場ではほとんど無視されまた演奏される機会は少ない。教会音楽を理解するにはもっと採用されるべきであると先生は熱く語られた。

 ありがとうございました。
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