素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 愛鷹山登山 ▲

2017年03月11日 | 私の見た山・登った山

愛鷹山地は、静岡県駿東郡長泉町の3/4を占め、愛鷹山・位牌岳から、桃沢川や梅の木川の川筋を含む長大な緩斜面となっています。                                                                 地形は北北西から南南東にヒョロ長い町であります。                                            箱根山地を源とする黄瀬川から東は富士山の噴火による溶岩扇状地で、上土狩地区から竹原地区にかけて僅かな斜面となっていて、竹原地区から清水町・三島市を含む海底堆積物の沖積平野に連なっています。                                                                                            遠方の吊り尾根の山が愛鷹連峰で左のピークが愛鷹山です。

今回登山した愛鷹山(1187m)は富士山と駿河湾の間に聳える愛鷹連峰の一つ。    最高峰は1504mの越前岳。  愛鷹山は、かつて富士山と同様に、成層火山の典型的な形をしていましたが、長い年月で開析が進み現在の形になったとされています。

9つの山頂(黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳、愛鷹山)があり、一等三角点(見晴らしの良い場所に設置)を有するため全国各地から山岳マニアが訪れる山であります。

東名高速道路の沼津 ICを 9時丁度に降り、長泉最強のパワースポットと言われる『愛鷹山水神社』向かいました。9時半 到着。

桃沢川の源流に位置し、八大龍王(龍神)を祀る寺社で、明治 36年に建立されたとのことです。                                                               山奥にありながら海洋渡航者や漁師などから水難の守護として信仰を集めています。

水神社参拝の後、9時 50分に愛鷹山に向けて出発。

林道を進み、最初のゲートに到着、10時 12分。  5分休憩。

板状節理の見られる地を経由して位牌岳に向かう分岐点を 10時 25分に通過し、所々に板の様な岩盤(板状節理)の見られる個所を通過した

柳沢橋(10時 50分着)までは林道歩きでしたが、ここから先は登山道に変わった。

植林された中を進むが、倒木が多く道は荒れていた。

また、ここの登山道脇には、植えられたものか?分からないが沢山のミツマタ(ジンチョウゲ科の落葉低木)が目を楽しませてくれた。

キツイ尾根に向けての登高であったが、今回は長距離の走り込みをしていたので、難なく快調に登れた。尾根上に 12時 20分到着、 10分休憩。                                                   尾根からは駿河湾や目指す「愛鷹山」も直ぐ目の前に望めた。

最後の一頑張りで山頂を目指したが北側であり降雪が凍結しており、アイゼンの装着方法を忘れないためにスタッフでお手伝いしながら皆さんに着けて頂いた。

愛鷹山登頂 12時 45分。 30分の休憩を取り昼食とした。

遠くには青空が見えるが山頂は曇りでパラパラと雪が降って来てビックリ。  でも風が無かったので酷い寒さは感じなかった。13時 15分出発。

山頂のすぐ下には愛鷹明神奥宮があり、山頂一帯は境内になるのだろうか 

二棟の建物があり、全員で安全登山を祈り下山の途についた。

山頂直下の下山道は竹藪の様な中の狭く滑り易そうな道が続いた。 20分程下ったら広く歩き易い道に出た。

この辺りからは女性陣の賑やかなお喋り声が響き、ハイキング気分である。          愛鷹山最南の登山口である林道に出た。

ここからは愛鷹山水神社駐車場まで長い林道歩きが始まった。14時10分。                   林道歩きの途中で仲間の方が 6年前の今日、東日本大震災の発生時刻 14時 46分に気付き、全員で北の東北方面に向かい黙とうをした。

途中の林道では溶岩流の中にできた板状節理が縦になっているものも観察できた。

長い林道歩きであったが、平坦であり汗を流さず皆さんとお喋りしながら歩くのも、また中々楽しいものでした。 水神社駐車場到着、16時。 お疲れ様でした。 

来週の「近江」もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 


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