定期観測から
1.地下水に関するデータは、81本中45本が上昇した。東海の井戸は、17本中9本、紀伊半島の井戸は、22本中6本、関東基準井戸は、5本中3本が上昇した。四国の井戸は、26本中19本、関西基準井戸は、11本中8本が上昇した。西側の地震に変化が起きている。
2.天気図は、若狭湾沖に高気圧があり、東海上に前線がある。今日は異常な高温になる。高気圧は1030気圧、低気圧は998気圧で、40、42気圧差の状態になっていない。
3.宇宙天気図は、Mクラスのフレアが発生し、太陽風は330キロから470キロに上昇、フレアの活動は活発な状態になっている。コロナホールは西45度付近を通過中、CMEの発生観測はない。地磁気の活動は静穏になっている。
4.雲の方位、焼けの状態は、静岡で弱い焼けを観測した。
5.結論
①地下水変化、コロナホール西45度、MクラスのフレアでM6クラスは起きてもおかしくない。地震は活発化している。フィリピンプレートの動きがその他のプレートに変化を起こしている。まだ条件は弱いが、微妙な変化でも大きな地震になる。その観点からは地震警報状態である。
②国内も伊豆諸島でのM6クラスが発生した。震度は予測の範囲であるが、今日も震度4前後の地震は起きてもおかしくない。海外ほど緊迫感はないが、コロナホール通過までは警戒感は持っている。
6.海外の地震等M6以上
- 2024年4月27日 16:29:51 (UTC) インドネシア M6.1 深さ68.3㎞
- 2024年4月27日 08:35:34 (UTC) 小笠原諸島 M6.5 深さ503.2㎞