感染症診療の原則

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『薬事日報』の感染症特集 

2009-04-07 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
『薬事日報』の感染症の特集号です。薬剤部にいくと読ませてもらえると思います。
特集といえば必ず並ぶIssueも多いですが、薬剤師さんの領域にもEpidemiologyが位置づけられつつありますね。

分担で執筆されている吉田先生は感染制御薬剤師であり、また国立感染症研究所感染症情報センターFETPで初めて薬剤師としてトレーニングを受けた方でもあります(それまでは臨床医、獣医、臨床検査技師のみ)。

すでに感染管理領域において薬剤師の果たす役割は確立されつつありますが、今後はより包括的に、Hospital Epidemiologistとして、地域や国のプログラム・政策レベルで活躍していく方も出てくるでしょう。諸外国にはすでにロールモデルもたくさんあるようです。
PharmDのEIS Officer
http://www.cdc.gov/eis/about/hayslett.htm
危機管理と薬剤師
http://medgenmed.medscape.com/viewarticle/421485_print


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医療と薬剤 -論理的な感染症の診断、治療-
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■若手医師中心に実践が活発化‐洛和会音羽病院・大野氏に聞く
■見直されるグラム染色‐西神戸医療センター臨床検査技術部 山本 剛氏に聞く■論理的な抗菌薬の使い方‐同志社女子大学薬学部臨床薬剤学教授 森田 邦彦氏に聞く
■ICTが果たすべき役割と課題‐市立堺病院 藤本総合内科部長に聞く
■専門薬剤師・認定薬剤師、感染制御の役割‐阿南 節子氏に聞く
■チームで感染管理を実践‐兵庫医科大学病院
■北九州地域感染制御チームの活動と成果‐産業医科大学 松本教授
■抗菌薬耐性メカニズムと治療戦略‐京都薬科大学 後藤教授
■院内感染対策‐消毒剤の適正使用‐山口大学医学部附属病院 尾家准教授
■在宅医療における感染管理のポイント‐山形大学医学部附属病院教授・薬剤部長 白石 正
■感染症疫学を始めよう‐感染症情報センター協力研究員 吉田氏
http://www.yakuji.co.jp/entry9492.html

(吉田先生とランチでご一緒させていただいた若松河田「味韓(みかん)」のキムチチゲ)
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