もうすぐ夏休みは終わり。学校が始まりますね。CDCが21-22年の冬のインフルエンザの季節に備えてMMWRのインフルエンザワクチン号を出しました。そこには、同様の呼吸器感染症であるSARS-CoV-2ワクチンとの併用接種の項もあります。どうせ暫くのあいだはコロナもインフルエンザも定期接種となっていくでしょうから・・目の前のコロナだけで右往左往せず、来たるべき冬のインフルエンザ対策を準備する戦略性に . . . 本文を読む
1979年、琉球大学医学部もなく沖縄本島で唯一の第三次医療機関であった沖縄県立中部病院の救急室に卒後1年目の編集長はいました。当時の救急の受入数は日本でも最大級であったと思います。連なる救急車の列を見なれた編集長は東京に就職し、「内地では救急車は一台ずつ来るんだ・・」と新鮮な気持ちがしたものです。まさか今日、再び救急車が連なる事態を見るようになるとは思いもよらないことでした。しかし今回の救急車が連 . . . 本文を読む
第3回若手医師セミナーのご案内です。対象：医師、薬剤師、看護師、その他医療関係者演題：外来における子どもの感染症疾患の見かた講師：齋藤 昭彦先生 新潟大学医学部 小児科 教授日時：2021年9月17日（金）19:00-Q&A サポーター：小松 孝行先生 順天堂大学練馬病院 救急・集中治療科 准教授COVID-19の拡散に小児が重要な要因となっていることなどもあり、非常にタイムリーな内容とな . . . 本文を読む
最近のHIV外来で70代の男性に「コロナワクチンやってない」と言われてたまげました。とっくに終わったと思っていたのに・・。以下のサイトを見直し、主治医としての不明を恥じる次第・・Five Ways to Change an Antivaxxer's Hesitancy「ワクチンを尻込み」を変える５つの方法1. まず始めに「同情」、「エビデンス」ではなくBegin with Empathy, Not . . . 本文を読む
厚生労働省と東京都は23日、改正感染症法に基づき、都内の医療機関に対して新型コロナウイルス患者を受け入れるよう要請する調整に入りました。（従わないと「名前を公表するぞ！」という”強制力”つき）これに対する編集長の素朴な感想は以下のとおりです。 “You can take a horse to the water, but you can't m . . . 本文を読む
様々な困難と闘いながら若手医師を育てる岡秀昭先生を埼玉医大総合医療ｾﾝﾀｰに訪ねました。COVID-19の各症例の医局検討会にも参加させて頂きました。強く感じた事は次の1点でした。今までは全く新しい感染症に対して、最前線で最適な診療を求めて試行錯誤を繰り返す感染症の仲間達の奮闘が必要だったかも知れません。しかし今日、COVID-19は極めてシンプルで標準化された診療で対処する疾患になっています。そ . . . 本文を読む
今夜は23区内のCOVID-19診療で協力関係にある病院・診療所間のZoom会議でした。第4波までは各医療機関の踏ん張りで何とか押し寄せる患者群をManageしてきましたが、さすがに第5波は巨大であり仲間の病院群は以下のような問題を抱えて・・・・全て満床で通常の診療、病床を削っても追いつかない・入院、集中治療が必要な症例も多数断っている。（断られた症例に行き先があるか？）・ECMOなど更に高度な医 . . . 本文を読む
