感染症診療の原則

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【ご案内】2/27 online 関西HIV臨床カンファレンス 第15回HIV/AIDS診療スキルアップセミナー

2021-02-03 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
新型コロナが広がっている間にも、他の感染症も広がっています。

初期には「やばい、全ての熱や肺炎がコロナ患者に見えるぜ」と脳内コロナストリーム状態だったときには、「他の物を見落とさないように注意しよう」と声をかけあっていました。

実際、コロナかな?で、肺炎球菌の肺炎もあったり、結核やニューモシスチス肺炎で・・え? じゃあHIV検査もしなくちゃねえ・・・となってHIV感染症のケアにつながれた患者さんもいました。

HIV感染症の領域も情報の展開が早いので、やはりプライマリケアや感染症をやるひとたちは1年に1回くらいは基本や最新事情を確認できると安全なのではないかなーと編集部一同おもっております。

青木編集長は日本のHIV/AIDS「第1章」から語れますので、またオフィシャルに、あるいは裏話として日本の歴史をお伝えできればと思います。

さて。今回ご紹介するのは、関西地域で頑張っている先生方の活動です。
「関西HIV臨床カンファレンス」。
こういった地域ベースの会が横のつながりをつくっています。

ちなみに・・・東京では、「東京HIV診療ネットワーク」という会があって、東京医大病院、駒込病院、東大医科研、荻窪病院などの現場の医師・薬剤師・MSWなどが困った問題を解決するために話あっていました。
この先生方が厚労省にはたらきかけたりした結果、かたちになっていった制度に今も皆方助けられています。


2月27日のセミナーは兵庫医科大学澤田先生が「ARTが順調でも安心出来ない悪性リンパ腫」、南なら総合医療センターの笠松先生が「悪性リンパ腫を発症した血友病の症例」を担当。
グループによるディスカッションを予定。

知り合いがこうしたところで増えて、困った時助けてくれる。
そういう医療でした(医療です)HIV感染症は。

定員30名とのことです。



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