※加藤先生から新しいスライドをいただきましたので差し替えました（7月7日）
ワクチンパレードというと、欧米では反ワクチン団体のイベントなのですが、日本ではなぜか、WHOが接種勧奨しているワクチンをまだ提供できていないため、一般市民が「ワクチンを子どもたちのためにお願いします」というパレードをしています。
他の国の人からはその背景や意図をなかなか理解されません。
そんなことは国の責任としてやることだからであります。
実は今年、大急ぎで厚労省や委員会の先生方が準備をしてくださっているので、これを支援する流れになればいいなとおもっています。
（ACIP的なものの準備という長期的な話し合い、HPVワクチンなど急ぎで対応が必要な案件の話し合いの2つに加えて、製造関係の会合もあります）
今日、パレードをするのは、ワクチンで防げる病気（VPD)で苦しむ子供や家族が減るようにと願う患者団体やその支援者です。
こちらがパレードのHPです。 「妊婦さんとお腹の赤ちゃんを守って」
歩く人たちの中に、車いす、杖、小さな子供づれ、お子さんを亡くした人たちがいます。
本来は専門家の仕事なのに大変申し訳ないです。
日中昼間ですので多くの人は参加が難しいと思いますが、ぜひ見守ってください。
パレード後、夕方に記者会見も行われます。
ちなみに、本日午後は、産婦人科の専門団体も要望書を提出、その後記者会見をするそうです。
他の医療系学会も要望書の提出を準備しているところが複数あります。
下記はパレードをする人たちが準備した緊急アピール文と、記者会見で配布されるウイルス学の専門家である理化学研究所の加藤先生によるレクチャースライドです。
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緊急アピール
～今すぐ風疹抑制の効果的対策を実施して下さい～
去る6月17日、私たちは田村厚生労働大臣あてに～風疹の臨時の予防接種の実現を求めます～と題した風疹の緊急対策に関する要望書を提出し、風疹の流行に対し速やかな対策を講じることを求めました。しかし、残念ながら具体的な対策は講じられず、風疹の感染は拡大し続けています。
6月26日時点での風疹患者の報告数は11,489人に上り、2012年比で約5倍、2011年比で約30倍、2010年比では約130倍と、近年に例を見ない感染規模となっています。WHOの発表では世界第４位の風疹患者数に上り、先進国中でも最多です。米国では日本への渡航に際し注意喚起を行うなど、世界的に見ても極めて深刻な感染拡大です。先天性風疹症候群（CRS）で生まれた赤ちゃんも、去年の10月以降、12人を数えました
また、妊娠初期に風疹に罹患することで重度の障害を持つことが危惧されるため、人工流産を選択することも想像に難くありません。CRSとして報告されている数の約６０倍もの命が、人工流産により失われたと推計されています。 6月18日の閣議後記者会見における田村厚生労働大臣の発言からも明らかなように、政府は他の疾病への対応とのバランスを理由に、風疹に対する速やかな措置を講じずにいます。直ちにワクチン（風疹ワクチン、MRワクチン、MMRワクチン）という確実に風疹の流行を阻止する方法により、風疹による被害を食い止めてほしい、というのが私たちの願いです。これ以上、不作為により被害を拡大させないでください。
ここに、速やかに風疹の流行に対し対策を講じることを、改めて政府に強く求めます。
１.流行の中心である20-40歳代男女にワクチンを一斉投与して、直ちに風疹の流行拡大を防ぎ、これ以上、未来の命が危険に晒されることのない状態にしてください。
１.不足が予想される風疹ワクチン（あるいはMRワクチン、MMRワクチン）を、直ちに確保してください。
以上、速やかな実施を求めます。
平成25年7月4日
ワクチンパレード2013賛同者・参加者一同
子ども支援ネットワーク賛同者一同
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※4枚目スライド 差し替え
※5枚目スライド 差し替え
※6枚目スライド 差し替え
※7枚目スライド 差し替え
ワクチンパレードというと、欧米では反ワクチン団体のイベントなのですが、日本ではなぜか、WHOが接種勧奨しているワクチンをまだ提供できていないため、一般市民が「ワクチンを子どもたちのためにお願いします」というパレードをしています。
他の国の人からはその背景や意図をなかなか理解されません。
そんなことは国の責任としてやることだからであります。
実は今年、大急ぎで厚労省や委員会の先生方が準備をしてくださっているので、これを支援する流れになればいいなとおもっています。
（ACIP的なものの準備という長期的な話し合い、HPVワクチンなど急ぎで対応が必要な案件の話し合いの2つに加えて、製造関係の会合もあります）
今日、パレードをするのは、ワクチンで防げる病気（VPD)で苦しむ子供や家族が減るようにと願う患者団体やその支援者です。
こちらがパレードのHPです。 「妊婦さんとお腹の赤ちゃんを守って」
歩く人たちの中に、車いす、杖、小さな子供づれ、お子さんを亡くした人たちがいます。
本来は専門家の仕事なのに大変申し訳ないです。
日中昼間ですので多くの人は参加が難しいと思いますが、ぜひ見守ってください。
パレード後、夕方に記者会見も行われます。
ちなみに、本日午後は、産婦人科の専門団体も要望書を提出、その後記者会見をするそうです。
他の医療系学会も要望書の提出を準備しているところが複数あります。
下記はパレードをする人たちが準備した緊急アピール文と、記者会見で配布されるウイルス学の専門家である理化学研究所の加藤先生によるレクチャースライドです。
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緊急アピール
～今すぐ風疹抑制の効果的対策を実施して下さい～
去る6月17日、私たちは田村厚生労働大臣あてに～風疹の臨時の予防接種の実現を求めます～と題した風疹の緊急対策に関する要望書を提出し、風疹の流行に対し速やかな対策を講じることを求めました。しかし、残念ながら具体的な対策は講じられず、風疹の感染は拡大し続けています。
6月26日時点での風疹患者の報告数は11,489人に上り、2012年比で約5倍、2011年比で約30倍、2010年比では約130倍と、近年に例を見ない感染規模となっています。WHOの発表では世界第４位の風疹患者数に上り、先進国中でも最多です。米国では日本への渡航に際し注意喚起を行うなど、世界的に見ても極めて深刻な感染拡大です。先天性風疹症候群（CRS）で生まれた赤ちゃんも、去年の10月以降、12人を数えました
また、妊娠初期に風疹に罹患することで重度の障害を持つことが危惧されるため、人工流産を選択することも想像に難くありません。CRSとして報告されている数の約６０倍もの命が、人工流産により失われたと推計されています。 6月18日の閣議後記者会見における田村厚生労働大臣の発言からも明らかなように、政府は他の疾病への対応とのバランスを理由に、風疹に対する速やかな措置を講じずにいます。直ちにワクチン（風疹ワクチン、MRワクチン、MMRワクチン）という確実に風疹の流行を阻止する方法により、風疹による被害を食い止めてほしい、というのが私たちの願いです。これ以上、不作為により被害を拡大させないでください。
ここに、速やかに風疹の流行に対し対策を講じることを、改めて政府に強く求めます。
１.流行の中心である20-40歳代男女にワクチンを一斉投与して、直ちに風疹の流行拡大を防ぎ、これ以上、未来の命が危険に晒されることのない状態にしてください。
１.不足が予想される風疹ワクチン（あるいはMRワクチン、MMRワクチン）を、直ちに確保してください。
以上、速やかな実施を求めます。
平成25年7月4日
ワクチンパレード2013賛同者・参加者一同
子ども支援ネットワーク賛同者一同
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※4枚目スライド 差し替え
※5枚目スライド 差し替え
※6枚目スライド 差し替え
※7枚目スライド 差し替え
