感染症診療の原則

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数えるのをやめます by WHO

2009-07-17 | 毎日いんふぇくしょん(編集部)
思考停止はのまま、目的や意味を考えない新型インフル症例のプレス発表やカウントが続いています(それにまきこまれての学校閉鎖はお気の毒)。

埼玉・東京に続き神奈川県も発熱外来をやめて、今後も集団アウトブレイクっぽくなければ遺伝子検査もしないそうです。

(WHOやCDCにいたっては、これからのシーズンにむけて迅速検査キットも使わないというような話ですが)

つい先ほどAP通信に載っていたニュースですと、WHOがひと~り、ふた~りとカウントする今までの症例把握をやめるそうです。
すでにそんなことはしていない国が増えていますし、その数がその先のアウトカムを左右するわけでもないからですね。

・・・となると、今後はどのような目的と戦略で、どのようなサベイランスを活用するのか?で各国の実力差が出ます。

実はこちらのほうが日本はつらいですね。
今までのサベイランスの底力が問われてしまいます。

UN health agency gives up on counting swine flu

“WHO will no longer issue global totals of swine flu cases, although it will continue to track the global epidemic”

http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5j5ArhIKTisx0eFmTGjgoSNUOK1cQD99G4O400

これでニュース検索が少し楽になりそうです。
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