Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

鵜苫駅 日高本線 9月2日 2019年

2020-07-01 | Weblog
「鵜苫」は「うとま」と読みます。

難読駅の一つと紹介されますが…北海道道民の方なら「鵜」→「う」ですし「苫」→「とま」ですから、普通に読んだだけなんですね。

例によって「北海道 地名分類字典」を開きます。

鵜苫 うとま 日高・様似町の字、川名

①ウトマン utman・ペツ pet =抱き合ったように並ぶ・川
②ウトム utum・アン an・ペツpet=合川
古くウトマンペツ、鵜苫別とも書いた。
と説明されています。



駅待合所は西様似駅同様「ダルマ駅」です。

壁に描かれた作品は「西様似駅」同様「様似中学校美術部」の生徒さんたちの作品だそうです。

現状はかなりペンキが劣化し、はげ落ちています。

ペイントしたばかりの頃の写真を見ると、色鮮やかな作品ですが、現況はこの有様です。

「タコ?」の部分など、闇夜に見たら結構怖いと思います。

ここの待合所は「ワフ29500形貨車」を流用していてその構造上、正面にアルミサッシの入り口引き戸が設けられています。

*西様似駅のそれは「国鉄ヨ3500形貨車」を流用して、入り口は左右両端になります。



待合所の内部

外壁の劣化は激しいですが、内部はとても綺麗に維持されています。

先の「西様似駅」より綺麗な印象です。

正面入り口の引き戸のほかにサイドの入り口も生かされています。



ホームに出て「西様似駅」方面を見ます。



こちらが「日高幌別駅」方面となります。



ホームから待合所を眺めます。

こちら側の壁面にはクラゲとか「チンアナゴ?」「クリオネ?」などの魚類が描かれています。

正面の「タコ」の強烈デザインに比べると控えめでインパクトを感じません。



「鵜苫駅」のキャッチはあの強烈な「タコ」のキャラクターですね。

一度見たら忘れられません。
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