Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

江差駅 江差線 8月27日 2017年

2018-02-09 | Weblog
江差線終着駅「江差駅」

起点となっている「五稜郭駅」から営業キロ数 69.9Kmとなります。



上ノ国駅からは海岸線の国道228号線を走ります。

所々に鉄道遺構の赤いペイントのガーダー橋などが目に入ります。

画面左に「橋台」が写っていますがその隣の橋脚に架かるガーダー橋は撤去されているようです。



国道を右折し江差線路盤跡の右側(*江差駅に向かって)を走ることにします。

毎年、江差線を観察してきましたが路盤の右側を走るのは初めてです。

早速、江差線鉄道遺構に対面です。

相当立派な造りの構造物です。

これを撤去するのは大変そうです。

このままの形で江差線の面影として遺されるのでしょうか。

50年とか100年とか…いまの日本とは様変わりした時代の人の目にこの遺構はどのように映るのでしょう?



すっかり夏草で覆われた路盤。

まだここに鉄道が走っていたことが分かります。

先に見える歩道橋。

江差線DVDに江差駅を俯瞰したシーンを見ることがありました。

「ここから撮影したのかなぁ~」




以前から気にはなっていた歩道橋に上ってみることにします。

歩道橋脇の広スペースにオデ君を停めます。



路盤脇には菜園のようなスペースが…



歩道橋は「南ヶ丘」という名称のようです。



歩道橋から木古内方面を見ます。

少し明るい草色の路盤跡がゆるく右にカーブして続いているのが見えます。

右側の赤い屋根の住宅。

人の生活感は薄いです。

画面左側には縁石から鼻先を出したオデ君が見えます。



今度は江差駅方面を見ます。

薄く続く路盤跡の先に…

「あれ?」

重機の姿が見えます。



何と!

江差駅構内は多数の重機の姿が…本日は日曜日で作業は休みのようで作業員の方の姿は見えません。

路盤はもちろん、駅舎の姿も消えてしまっているようです。

「大変だ!急いで現場に行かなければ!」



江差駅前ロータリーに到着!

やっぱ、江差駅舎は跡形もありません。

駅構内はすっかり造成され鉄道遺構の跡形はありません。



工事標示板を見ます。

道路工事、上下水道工事、団地造成工事 となっています。

駅構内跡地には「新陣屋団地」という名称の団地が建設されるようです。

平成29年中には全ての工事が完了し、30年からは、団地の建設が行われるのでしょうね。

2018年も江差線の観賞は続けるつもりです。

2016年江差駅の記事はこちらから。

2016年と2017年の駅跡のギャップをご覧ください。




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