これは ━━見つけるや否や、PCのデスクトップ背景に設定してます━━ 標記展覧会WEBで公開されている 『金剛蔵王権現図』ですが、このナマの絵を ぜひ見たいと思いました。
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奈良 猿沢池畔の超有名料亭のご子息である氏の、奈良への思い、および 古事記や仏教思想を通じた、我が日本への思いの丈が詰め込まれた力作の多く揃った大展覧会でありました。なお図録が用意されていましたので、購入しております。
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次に向かいましたのは、リニューアル以来 初めて伺う『大阪中之島美術館』さん。演目は『長沢芦雪展』。玄関に辿り着くに無視できない坂があって、2階までの めっちゃ長いエスカレーターの先には、入場券を買い求める 直線ならば 30メートルほどの列・・・・えらい人気のようです。
多くの作品を観て思われたことは「長沢芦雪さんは スケールの めっちゃ大きい 、心底 大天才やなぁ」と、「アト 43年、北斎さん (88歳7カ月) と同年まで長生きなさってたら、いったいどれほどの名作が生まれたことじゃろう」ということ。
ところで オイラが特に気に入りましたのは、島根県『西光寺』さん所蔵 松江市指定文化財である、各襖4枚─ 2体の『龍図襖』が向き合って展示されている部屋。ほんに 圧巻でござんした。
来年の干支でもございますれば、(行けないかもと 事前に毎日新聞社さんの通販で購入していた)図録より、上記 龍図の一部を撮影、掲示させていただきました。
お顔が穏やかですし、柔らかな太い線が、なんや ”福” を もたらしてくれそうな気がしまして、オイラは どの作家さんの龍よか 断然 好き !!! ・・・というよりか、初めて ”龍” というものが「ええなぁ」と 心に響いてきたというほうが、より心情に近いかと。