防衛省や厚労省の不真面目な官僚の不祥事や、食品メーカーの偽装問題、テロ特措法の期限切れなどと騒いでいる内に、もう11月だ。
自分の身の始末にさえ不十分なのに、国の不始末にまで付き合ってはいられない!
しかし、そうは言っても、国の不始末はいずれ我々国民に降りかかってくるのだから、「そっちはそっちでやってくれっ!」、というわけにはいかない。
昨日今日は、ガソリンを初めとする物価の値上げが、トップニュースだ。
アメリカが中東問題にかたをつけてくれれば、オイルは安泰だろうなどとは思うなかれ。中東はすっかり世界の動向を見極めて、どんどんオイルの値上げに走ってる。
実のところ、アメリカだってロシアだって、あまり困ってはいない様子。
困っている筆頭は日本だ。
中国だって、困れば乱暴をしかけてくるから、いずれはそっちも問題になるが……。
一生懸命になって、テロ対策だと言いながら、日本はタダで給油をしていたら、そのオイルが値上げだって?いい面の皮だねえ。
私の気持ちはサッパリしない。
こんな日本にしたのは、誰だ?
小泉さんや安倍さんだけではない。ズーッと前からのいい加減さのツケを払わされているのですよ。
戦後60年のオリが、ベターッと溜まっているのだから、本当に始末悪い。
「 憲法九条のお陰で、自衛官は一人も死んでいない。こんな国は日本だけです!」
こんなことを叫んでいる人もいるが、本当にそれだけでよかったのだろうか。
政治家や役所が、「今がよければいい」と言っていたのではダメなんだ。
私などの年代は、もう直ぐにいなくなるからいいが、子や孫に悲惨な事態を残したくないではないか。
どうすればいいのでしょうか!!