新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

無指向性乱読症候群?

2007年11月07日 08時25分37秒 | 日記・エッセイ・コラム

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コスモス 2003年10月 群馬県内                                           

 私は整理が大の苦手。困っている一つが本の整理です。

 頭の中に効率よく収められないクセに、次々と読みまくります。結果として、部屋中に本が積まれて行くことになります。

 典型的な乱読と積読です。

 格納スペースがないので、業者に引き取ってもらいます。ひところは、「コミックならいいのですがねえ」、などと言われました。
 幸いこのごろは、宅急便を使ってブック・オフが出来るので、少しは楽になった感じです。

 しかし、現実はその段階までに行けず、部屋中に幾つかの本の山ができます。

 私の乱読遍歴は、高校時代にさかのぼります。
 戦後の混乱から、まだまだ立ち直れない時代でした。 

 初めのころに取り憑かれたのは、お定まりの太宰治でした。
「晩年」に始まる一連の作品の虜にされ、ずいぶん身を入れて読みました。
 今でも時々は読んでいますので、好きな作家の一人と言えます。

 そのような「破滅型」「堕落型」作家からのスタートでしたから、当然、坂口安吾や織田作之助にも傾倒しました。
 もちろん、才能も意気地もない私には、同じような生き方ができるはずもありません。

 それからはバタバタと読んでいったのですが、私の場合、作家に惚れ込んで入って行くタイプなので、作家にとっては、純情一途な読者の部類に入るのではないでしょうか。

 次々といろいろな作家に惚れこみ、一途に乱読して今に至っているわけです。

 ある作家に惚れこむと、ひとしきりその作家をしつこく追い続けるというクセがあります。
 あっちの溝にはまり、こっちの竹藪で道を迷い、ヨロヨロ読んでいます。

 ひと方向を向いていないところは、今日載せた写真のコスモスのようです。コスモスも、おおかたは陽のほうを見ますが、それでもソッポを向いている花が多いです。

 乱読の引き合いに出されては、コスモスも迷惑に違いありません。

 つまるところ、私の読書性癖は、無指向性乱読症候群とでも言うのでしょうか。

 乱読の果て、整理出来ずに困っているのが、今日このごろの状況です。

 今後も、積読の山を積んだり崩したりしながら、懲りずに読み続けて行く所存です。

 民主党の小沢代表は、続投に心を決めたようです。

「民主党は、さまざまな面でいまだ力量不足だ」と、ばっさり切り捨てた小沢代表が、続投すると言っているのですから、続投するとしても、内部との調整が難しいのではないでしょうか。

 今日の両院議員総会で、その旨を表明する段取りだと、テレビニュースが報じていました。

 きっと彼にも民主党にも、茨道が待っていることと思います。

 他国に比べれば、まだまだ住みよい日本です。

 このような国柄を、これ以上は崩してほしくない思いがイッパイです。

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コメント (12)
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