hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

名曲『渡良瀬橋』のふるさと足利市を歩く①

2021-08-16 05:00:00 | 川と橋
『ぶらり橋巡り』その106。森高千里の歌に『渡良瀬橋』というのがある。私が好きな橋の歌ではさだまさしの『木根川橋』と双璧。これを久しぶりに聴いたら急に渡良瀬橋を見たくなり、あまり深く考えもせずに東武線の特急『りょうもう』に乗ることにしてしまった。

調べてみると東武伊勢崎線足利市駅から歩くのが一番近そうなので取り敢えず東武スカイツリー前駅(旧、業平橋駅)まで行き、特急券を購入。



利用客も少なく、その上雨。確か歌詞では『渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったね』とあるのに急に決めたこともあり、さらに夕方ではなく、午前中、日も出ていないというコンディションになってしまった。



約1時間電車に揺られ、居眠りから急に起こされた状態で足利市駅構内を歩く。しかし、駅のメロディに使って居るだけあり、構内にはちゃんと『渡良瀬橋』を紹介するコーナーもあった。森高千里のサイン付きで。




駅を降りる際も人は殆どおらず、タクシー乗り場にもタクシーは1台のみ。しかし、雨も小ぶりになったため、駅前から渡良瀬川沿いを歩き、すぐのところにある中橋を通って対岸に渡る。




この川幅が広く、しかも道の端には水溜りができているため、気をつけないとタイヤで跳ねた水だらけになる。

橋の中央から上流を見ると渡良瀬橋がよく見える。橋長243m、幅員5.5mの6連ワーレントラス橋で1934年に作られたもの。ただ、橋が狭く、歩道がないため、歩いて渡ることはできない。

川沿いの道を歩くと右側に茶色い碑が出てくるが、これが『渡良瀬橋』の歌碑である。



平成7年に作られたものだが、なかなかの優れもので信号機に付いているような押しボタンを押すと歌が流れる。小雨に打たれながらもいい歌だなあと全曲を聴いてしまう。



渡良瀬川は雨のおかげで茶色くなってはいたが、奥には山、夕焼けはさぞ綺麗だろうと眺めていた。ただ、せっかく来たのだからと歌詞に出てくる場所を2カ所ほど歩くことにしたのである。(以下、次回)