退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2071: モーティベーション

2024-05-15 10:01:05 | アメリカ便り
おはようございます。
10日以来時速50キロの忙しい時を送っています。
でも楽しい毎日を送っています。
友達一家5人とも短い滞在期間の中で目いっぱい楽しみました。
来年受験の女の子は北大がものすごく気に入って、❝絶対来る❞と言って帰っていきました。
今回、短いながらも来られてよかったと思います。
人間にとってモーティベーション(やる気)と言うのは非常に大事なこと。
今回の北大訪問はこの子にとって最大限のモーティベーションをかり立ててくれたと思います。
私にとってのモーティベーションは特に考えつかないけど、あえて言えば私の両親でしょうね。
❝このような生き方はしたくない❞、と言うことが私のモーティベーションだったんでは。
父親は非常に良い家庭に生まれたけど、その重圧に押しつぶれた感がありろくでなしとなって、中学で寄宿舎に入れられたそうな。
母は母で、これまた裕福(と言っても農家でしたが)な農家に育ち、当時は珍しく女学校まで通わせてもらった。
酒で身をつぶしても良いぐらいの酒癖の悪い父親でした。
今の世の中であったなら警察官と言う職、1日で首になっていたでしょう。
母はそんな父親と最後まで一緒でしたが、給料の多くが飲み屋の借金に消えていく中いつも内職で忙しい暮らしをしていました。
母に、❝如何して離婚しないのか?❞と聞くと、❝子供には父親が必要だから❞と言う答えがいつも帰ってきた。
昼夜問わずチャンスがあれば酒ばかり飲んでいた父親なんか、いくら貧しい暮らしをしていてもいないほうがましと思っていた私ですが。
でも多分、母の場合は内職仕事しかできなかったため、少ない給料でも一応警察官と言う職業について給料を入れてくれる父親からは離れられなかったんではないでしょうか。
おまけに性格が負けず嫌いの強い母、実家に戻り肩身の狭い思いをするということも考えてはいなかったようです。
と言うように私のモーティベーションはそんな両親を見て、
#1:だれにも頼らず自活できる能力を持つ
#2:結婚するなら酒飲み、ギャンブル、女遊びをしない男
でした。
私はおかげでその両方のモーティベーションを実現することができました。

モーティベーションってそこらへんに転がっていると思う。
ただそれを見つけられるか?と言うことにかかっていると思う。
それを見つけ実現することができた人は幸せと思う。
今の世の中ではなおさらのことである。

明日から2泊3日で阿寒摩周湖、旭岳巡りです。
ハブグレジュンタのマミー