hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

『すずちゃんの鎌倉散歩』を読む

2012年12月03日 | 読書2

吉田秋生監修、海街オクトパス著『すずちゃんの鎌倉散歩』(2008年10月小学館発行)を読んだ。

吉田秋生の漫画『海街diary』と『ラヴァーズ・キス』の舞台となった鎌倉のガイドブック。両作品に登場する舞台が、写真と漫画、簡単な文で説明され、有名ショップの紹介などもある。



私の評価としては、★★★(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

鎌倉の名所は一応紹介されているので、ガイドブックとしても使えるが、各々の場所の詳しい説明まではない。『ラヴァーズ・キス』より、やはり何と言っても『海街diary』ファンに人には喜ばれるだろう。

鎌倉にはおそらく10回以上行っている私は、『海街diary』を読んでいてたいていの場所が目に浮かんだが、御霊神社など知らないところがあるのも分かった。
また、例えば、裕也をめぐってすずと美帆が話し合う桜橋の写真とまったく同一の漫画の絵が並んで載っているのはフムフムと思える。ほとんどの漫画の風景は、実写そのものだとわかる。



吉田秋生(よしだ・あきみ)
1956年東京生れ。武蔵野美術大学卒。
1977年『ちょっと不思議な下宿人』でデビュー
1983年『河よりも長くゆるやかに』及び「吉祥天女」で小学館漫画賞受賞
2001年『YASHA-夜叉-』で小学館漫画賞受賞
2007年『海街diary
現在東京在住で、たびたび鎌倉を訪れているが、幼少期を鎌倉で過ごしたという。

海街オクトパス
『海街diary』大好きチーム(10名)


コメント
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