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笠置寺1


写真は、弥勒大磨崖仏

笠置寺(かさぎでら)は、京都府の南東部で奈良県や三重県との県境の近くです。

アクセス
海住山寺の際に通る国道163号線を、さらに直進します。
やがて右手に大きな橋が見えます。これが笠置大橋で、ここで右折し橋を渡ります。
道なりに進んだ左手の坂にゲートがあり、ここから山道を登ります。
車で登ってもうんざりするような傾斜と距離です。
やがて料理旅館山本亭の手前に大きな駐車場があるので、そこに駐車します。
山本亭に突き当った右手の階段を登ると、笠置寺の山門です。

拝観
山門を入り本坊を左手に見ながら参道を進むと、拝観受付があります。
拝観料は300円です。

この先の左手に修行場の入口があります。
修行場は1周30分~40分のループになっています。

まずルートに沿って山道を歩きます。
すぐに左手階段上に大師堂が見えますが、帰りはこの上に戻ってくるので初めはスルーでいいでしょう。
次は参道の正面に正月堂が、左手の巨石に本尊の弥勒大磨崖仏(まがいぶつ)があります。
弥勒大磨崖仏は高さが16mもあり、すごい迫力です。
今は仏様を描いていた線が薄くなり、光背しかわかりません。
しかし正月堂内には、これを光工学で再現したパネルがありました。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
本尊弥勒大磨崖仏 (hyt)
2013-07-06 11:11:44
この本尊は奈良時代後期に造られたものでしょうか。
南北朝の戦乱で、笠置寺は焼かれ、磨崖仏も火を浴びて、線刻磨崖仏は剥離してしまいました。

奈良は宇陀市の大野寺は枝垂れ桜の名所ですが、この寺の川を挟んだ対岸に弥勒磨崖仏があります。
これは、鎌倉時代初期のもので、笠置寺の弥勒磨崖仏を模して造られました。笠置寺のものより、一回り小さいです。十何年前に修復され、きれいによみがえっています。
機会があれば、訪ねてください。
 
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