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良恩寺


写真は、書院前庭とお茶室 善法庵

良恩寺(りょうおんじ)の地蔵堂には、導引地蔵(みちびきじぞう)がお祀りされています。

アクセス
地下鉄東西線の東山駅で下車し、1番出口から出て左手へ進みます。
約200m進むと神宮道との交差点になるので、ここの信号を渡って右折します。
この坂の先が青蓮院門跡ですが、その手前の1つ目の交差点を左折します。
ここから粟田神社の前を通過して約200m先の右手の石段の上に良恩寺の表門があります。

通常非公開ですが、2014/9/13のことぶらの企画で内部に入りました。
かつては火葬場の途中にあり、ここに祀られている導引地蔵が葬列に引導を渡していたそうです。
さらに室町時代後期には粟田口善法という茶人がこの辺りにいたそうです。
その善法が有していた手取釜を秀吉が所望したが嫌がり叩き割ったそうです。
それを惜しんだ秀吉が写しを作らせたという伝承があります。

表門を入ると右手奥に庫裏と鐘楼があり、その手前に稲荷社があります。
庫裏の奥には書院があり、書院の前庭は露地庭園で庭園中央には茶室 善法庵があります。

表門の左手には本堂があります。
2023/8/24のそうだ 京都、行こう「ご縁を結ぶ お地蔵さまめぐり 東山三条エリア」で本堂と地蔵堂にお参りしました。
本堂の内陣中央には本尊で伝小野篁作の阿弥陀如来像がお祀りされており、天井は小組格天井でした。
また左奥の脇壇には聖観音菩薩像が、右手奥には法然上人像、善導大師像と阿弥陀如来像がお祀りされています。
そして本堂の前には地蔵堂があり、中には導引地蔵がお祀りされています。
また天井には天女が描かれており、欄間には鶴が立体的に彫られています。
地蔵盆ではお堂が開放されるそうです。



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