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京都ハリストス正教会


写真は、外観

京都御苑の南側にある松室重光が設計したロシア・ビザンチン様式の教会で、京都市指定有形文化財です。

アクセス
地下鉄の烏丸丸太町駅で、市バスなら裁判所前で下車します。
地下鉄の場合は、5番出口から地上に出てすぐ左手の竹屋町通を約380m進みます。
すると左手に裁判所、右手に小学校が角にある柳馬場通との交差点に至るので、ここを右折します。市バスの場合は裁判所前で下車して柳馬場通を進んでくると、同じくここを通ります。
ここから約200m進んだ左手に、教会が見えます。

キリスト教はローマ帝国で国教となりますが、領土が広大なため教会が東方と西方で分かれてしまいます。
西方はさらにカトリックやプロテスタントに分離するのですが、この東方の教会が正教会になります。
日曜の10:20~12:30には礼拝をしておられます。

2016年秋の非公開文化財特別公開で、内部が公開されました。
正面の玄関から入ります。
左手には2階への階段があります。
正面の扉から入ります。

内部は広いドームになっており、中央で手前と奥に少しくびれています。
くびれた手前が啓蒙所、奥が聖所になります。
聖所の奥には至聖所がありますが、こちらは天国の世界を表す最も神聖な場所であり、関係者しか入れなません。
その至聖所と聖所を仕切る壁がイコノスタスで聖障(せいしょう)と訳されます。
そしてイコノスタスにはイコン(聖像)が描かれています。
ロシアから送られたこのイコノスタスのイコンには損傷があったのですが、それは聖像画家のイリナ山下りんが修繕されたそうです。

また聖所にはイコンの至聖生神女之福音、接吻十字架や銀製の聖盃、聖匙などが展示されていました。
出口は聖所の右手でした。



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