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花山天文台
写真は、本館
花山天文台は昭和4年に設立された京都大学の天文台です。
2017年京の夏の旅で内部が公開されました。
アクセス
三条通および五条通から東山ドライブウェーに進みます。
三条は蹴上の交差点のさらに先の左手、五条は9号線で清水寺を過ぎた東山トンネルの入る手前左手に入口があります。
三条通からは将軍塚に登る側道をスルーした先の左手、阿含宗の本殿のある脇道に進みます。
この脇道を奥に進み、さらにロータリーを超えると左手に新館、さらに奥の右手に本館、さらに奥の広場の右手に別館、左手に歴史館があります。
元々は京都大学の構内にありましたが、昭和4年に花山山頂に新たに建築されました。
京大営繕課の大倉三郎の設計らしいです。
本館の1階で受付をして、参観料800円を納めます。
左手ヘ進みドームのある棟の1階へ。
階段を登り2階へ進みますが、途中の踊り場あたりも半円や曲線が多いです。
2階の左手には旧台長室があります。
部屋の壁面は外周の通り円形で、梁もカーブしています。
左手のらせん階段を登ると直径9mのドーム内です。
内部の中央には口径45cmの屈折望遠鏡があります。
3代目天文台長の宮本正太郎は20年間毎日、これで火星を観察していたそうです。
ドームの外周を1周すると山科の街が良く見えました。
歴史館内部
元は子午線館で、当時は子午儀使って正確な時間を測定していたそうです。
しかし今は資料館のようになっており、当時の写真や分光器などが展示されています。
別館
1階から入り、右手の細い階段を登ると望遠鏡のあるドームがあります。
本館のドームよりは小さいです。
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