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慈眼寺


写真は、本堂と庫裏

慈眼寺(じげんじ)は、戦国武将 佐々成政公をお祀りしている曹洞宗寺院です。

アクセス
千本丸太町の1つ北にある、千本出水を西へ進みます。
十二薬師の福勝寺を通過して、千本出水から約300m先の右手に表門があります。
また丸太町七本松から七本松通を約400m北上した出水通を少し右へ入っても、それほど遠くはないです。

拝観寺院ではないですが、「佐々成政公をお参りさせて頂きたい」と事前にお願いしたら、許可してくださいました。

表門を入ると正面に石畳があり、その突き当りに唐門があります。
唐門の奥は本堂です。
唐門の右手には大きな松や見事な桜があります。
さらに右手へと石畳を進み本堂右手から奥にまわりこむと墓地があり、手前には山本梅逸の墓が、最奥には佐々成政と妻の慈光院のお墓(五輪塔)があります。

唐門の左手には庫裏があり、ここから中に入ります。
本堂左手から内部に入ります。
内陣には聖観世音菩薩像、脇侍には迦葉尊者と阿難尊者がおられます。
内陣の左手には十六羅漢像、右手には位牌が並んでいます。

位牌の中央には佐々成政と妻の慈光院が、脇にはその娘の嶽星院やその娘(成政の孫)の本理院の位牌があります。
娘の嶽星院は鷹司信房に嫁ぎ、本理院を産みます。
まずはこの嶽星院が当寺の開基で、甥は狩野探幽だそうです。
さらに子孫を下ると、あの大石内蔵助の妻“りく”につながるそうです。
そして嶽星院の娘の本理院は、徳川家光の正室です。
この辺りの歴史に詳しいと非常に楽しめます。

本堂内陣の柱の上には見事な獅子の彫刻が施されています。
本堂の前庭は正面に唐門、右手の苔の島には松や牡丹(鷹司家の紋が牡丹のためでしょう)があり、手前は白砂の枯山水庭園です。

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