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青蓮院門跡4 特別拝観 好文亭( 東山中央散策37)
写真は、好文亭の玄関
好文亭は江戸中期、御所が炎上した際に青蓮院門跡を仮御所とされた後桜町上皇が御学問所として使用されたそうです。
明治以降はお茶室として使用されていましたが、平成5年の放火で焼失。
平成7年に忠実に再建されました。
通常内部は非公開ですが、春は春分の日~5/5の土・日・祝日、秋は11/1~11/14は土・日・祝日、11/15~11/30は毎日、別途1000円で特別拝観をしておられます。
また月釜もあり、毎月第3日曜日(ただし7,8月は休会、12月は第1日曜日)です。
月釜はお作法をある程度知っていることが前提ですが、特別拝観の時は大丈夫です。
特別拝観の際も1席ずつお茶室に入り、ちゃんとお手前をされ、お道具の拝見などもあります。
しかし何も知らない方も多いので、席主さんがやさしく教えて下さいます。
お菓子も懐紙におまんじゅうが乗せられてくるので、懐紙や菓子切りなどがなくても大丈夫です。
月釜に行かれたことがない方が、雰囲気を知るのにはいいでしょう。
まず霧島の庭をヘアピンカーブした左手から好文亭の玄関へ。
玄関を入って右手の6畳の待合に通されます。
席の順が来ると呼ばれます。
好文亭を時計回りに回って反対側のお茶室へ。
お茶室は右手の一の間と左手の二の間があります。
一の間は4畳半で、床の間や違い棚などがあります。
二の間は4畳半台目のお茶室で、襖絵はすべて上村淳之氏の筆です。
特別拝観では一の間を使用し(二の間も拝見出来ます)、月釜では一の間と二の間の襖を取り払い、広間として使用されるそうです。
終わったらまた時計回りに廊下を進み、反対から待合に戻ります。
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