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聚幸菴(丹後散策5)


写真は、大広間

聚幸菴(じゅこうあん)は、舞鶴市にありかつては海軍関係者が利用した旧旅館”松栄館”です。近年まではホテル”アマービレ”の結婚式場として利用されていたそうですが、明治37年の建築ですので近年は老朽化のため閉鎖されていました。
2014年夏の”海フェスタ 京都”の一環で内部を清掃し、7/12~8/3までの土日祝だけ無料で公開されました。

アクセス
舞鶴市役所から国道27号線を東へと進み、舞鶴市中心部に入ります。
大門三条を過ぎた次の交差点を左折します。
次の交差点の右角にホテル”アマービレ”があります。
これを越えて直進した先の右手に聚幸菴の表門があります。

表門から見える外観は、見事な数寄屋造の和館です。
表門を入った左手の玄関から上ります。
玄関の右手の正面に2階への階段があります。これは後程。
まずは階段右手の廊下を進むと、大広間があります。
大広間は72畳で正面には舞台があり、能が舞えるようになっています。
後方は付け書院と床の間があります。
床は一面赤いカーペットで、天井は折上天井です。
当日の大広間には、当時使われていた杯、湯呑などの品々や、海軍関係の資料が展示してありました。
大広間の奥は庭園でした。中央に大きな松があるものの、荒れ放題。
大きな石灯籠の傘は割れて崩落していました。

大広間の奥には小さな洋室がありました。
これが“東郷平八郎の間”です。

2階へ上ります。
2階はすべて和室です。
上ってすぐの部屋が“乃木希典の間”です。
他にも和室が大小4部屋ほどありますが、良く見ると欄間の透かし彫りが富士山など各部屋で違います。
老朽化はしていますが、かなり手を掛けた意匠であるのが分かります

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