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妙法院門跡3 五月会(東山南部散策48)
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写真は、奥書院の庭園
2014年の5/14から1年に1回、五月会が行われるようになりました。
法要の後に伽藍内部が無料で公開されますが、特別公開でも公開されていない奥書院と奥庭が公開されました。
9:20頃から本堂である普賢堂の前で整理券が配られましたが、あれは最終的に何のために必要だったのかは不明です(要するに以降出番がありませんでした)。
先着順で本堂内に入れてもらえますが、本堂が広くはないので入れるのは32人だけです。
以降の方は本堂の周囲を囲んでおられました。
9:50頃から10:40頃まで法要。
法要後は本堂内を拝観。
須弥壇裏の元三大師像や、コンパクトなお厨子に入った五大明王像などがありました。
11:00から12:00まで伽藍内部の拝観となりますので、庫裏に戻ります。
庫裏→大書院→護摩堂は秋の特別拝観と同じです。
そして次からが違います。
特別公開では宝物館の龍華蔵から宸殿ですが、当日ここは閉鎖です。
そのかわり大書院の奥左手の廊下を右クランク状に進みます。
廊下の途中左手には36歌仙の画が並んでいます。
その先が奥書院です。
まずは御座之間が3部屋並びます。
手前から三の間、二の間、一の間となり、襖絵は円山応挙の雪松図や呉春(伝)などによるものです。
これらは法親王の居間や学習の場として使用されていたそうです。
さらに奥に1間あり、その右隣に庭園に付き出すように玉座があります。
天皇陛下がお越しになられた際に使われるお部屋です。
これらの部屋の奥側と右側の2面を囲むように奥庭が拡がります。
大きな池が中央にあり、石の八ッ橋が架かります。
手前は苔、奥の築山には石組、松やもみじなどが植えられており、大きな庭園です。
石組などを調べると平安時代の特徴もあり、北隣にある積翠園の一部だったのではないかと云われています。
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