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今宮神社2 本殿 茶室 偸景亭


写真は、本殿

京都西陣の八百屋に生まれた“お玉”が徳川家光の側室となり、5代将軍綱吉の生母・桂昌院となったことから“玉の輿”という“ことわざ”が出来たとの説があります。
そのお玉こと桂昌院が、深く帰依していたので“玉の輿社”ともいい、良縁開運の御利益もあります。

寺領は入り組んでおらず、見渡せます。
東門を入るとまず、朱塗りの橋“神橋”(元禄の遺構)があります。
右手に大きな拝殿、さらに右手の奥に社務所、本社、疫社があり、ここに疫神が祀られています。
他には周囲に“織姫社”、“八社”、“八幡社”、“大将軍社”、“日吉社”、“若宮社”や“地主稲荷社”などの小さなお社がたくさんあります。

有名なのが“阿呆賢(あほかし)”さんという石です。
拝殿の隣にあります。
“重軽石(おもかるいし)”ともいい、願いが叶う石といわれています。
方法は、
1.手の平で三度軽く石を叩いて持ち上げる
2.心に願いを念じて優しく撫でる
3.もう一度持ち上げる
これで最初より“軽く感じれば”願いが叶うそうです。

大丈夫です。やり方は現地にも書いてあります。
是非お試しを。

4月第2週の日曜日にやすらい祭が行われます。
この日の11:00~15:00まで、お茶室で茶席が催されます。
拝殿の右手、社務所の手前右の門前で受付をしています。
小間の偸景亭は1000円、広間(立礼席)は500円です。

門を入ると正面に偸景亭があります。
露地庭園を経て躙口から入ります。
内部は3畳台目、不審菴の写しです。
お話は席主さんがお話しして下さるので、正客でも大丈夫です。
お菓子は上用饅頭ですので、懐紙などなくても大丈夫です。

また立礼席は偸景亭の右側から裏手にまわった洋間であります。

第2回 疫病退散 祈願して 献茶・お茶会・機織体験とともに
2020年12/13にこちらで上記のお茶会があり、参加しました。
小間での家元の速水流茶席と広間での有志茶席の2席で、各席1000円でした。
参集殿が受付と待合。
参集殿から奥の中庭を経て、まずは8畳間が3つ並んだ広間があります。
有志茶席はこちらの一間で。
さらに廊下を進んで、水屋を経て給仕口から偸景亭に入りました。



コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
重軽石 (はずれ)
2012-08-13 21:49:13
伏見稲荷にありますね。
手順はよく覚えていませんが、持ち上げる回数は1回だけだったように思います。

重軽石がこちらにもあるなんてびっくりです。
でも手順は伏見稲荷とはちょっと違って2回持ち上げるのですね。

それぞれで、面白いですね。
 
 
 
はずれさま (amadeus)
2012-08-13 21:52:40
そうですね。
伏見稲荷の奥の院にもありますね。

それよりも今、京都はものすごい”豪雨”です。
 
 
 
大雨お見舞い (はずれ)
2012-08-14 10:31:31
昨夜来、そちらは大変な豪雨だったそうですね。

お見舞い申し上げます。
 
 
 
はずれさま (amadeus)
2012-08-14 12:41:55
今日は朝から京都~大阪間の交通網が寸断されて、大阪から通勤している多くの職員が遅刻していました。

京都市はご存知のように南の方が海抜が低いので、中京区は平気です。

宇治市あたりは大変なことになっているようですが。
 
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