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比叡山延暦寺4 東塔 


写真は、根本中堂

東塔(とうとう)は3つのうち最大で、休憩所やお土産屋さんもここは完備です。
拝観券は東塔、西塔、横川の3つ共通で550円で、国宝殿もセットなら1000円です。

最初の左手に国宝殿があります。

参道を真っすぐに進むとT字路に突き当ります。

まずは突き当りを右手へ。
右手の坂を登ると戒壇院があり、さらに先を右に進むと西塔、横川への徒歩での道となります。
直進して大きな石段を登ると正面に阿弥陀堂、その左手には法華総持院東塔と灌頂堂が並んでいます。

今度は左手へ。
すぐに大講堂と鐘楼があります。
大講堂の内部には、最澄、円仁、円珍など歴代の法主の肖像画の額が掲げてあります。
正面には大日如来像、左には十一面観音像、右には弥勒菩薩像がお祀りされています。
右後方には桓武天皇像と天台賢者士師像、左後方には聖徳太子像と伝教大師像がお祀りされています。
そして左脇壇には外側から日蓮、道元、栄西、智證大師像が、右脇壇には外側から一遍、眞盛、親鸞、法然上人像など各宗派の宗祖像がお祀りされています。

大講堂の奥の下り坂を進むと、休憩所があります。

この左手の大きな坂をさらに下った左手に、国宝の根本中堂が、右手には急勾配の階段があります。

根本中堂が1番のメインです。
内部の回廊をまわり、本堂内に入ります。
外陣、中陣、内陣とあり、内陣は1段低く谷のようになっています。
内陣奥には本尊の薬師如来像がお祀りされていますが秘仏で、見えているのはお前立ちです。
この”精神的な谷”を修行で超えるのだそうです。
須弥壇の正面に“不滅の法灯”があります。
定期的に説法も行われています。

根本中堂の正面に傾斜45度で約50段の石段があります。
この上に文殊楼があります。
楼の2階に上がれるのですが、その階段が70度ぐらいの傾斜があり結構怖いです。
内部には文殊菩薩に四天王立像がお祀りされています。

法華総持院東塔 内陣特別公開
2014/10/4~10/26の土日祝に、法華総持院東塔 内陣の公開がありました。
拝観料は500円。
9:00~11:30、13:00~15:30の30分毎に説明があり1回の説明は約15分です。
法華総持院東塔
塔の左手から中に入ります。
最初に軽く延暦寺と法華総持院東塔の説明があり、その後内陣の中まで案内されます。
内陣中央には胎蔵界五仏がお祀りされており、左右には説法の仏画があります。
内陣の背後にまわると、金剛界五仏が描かれています。
また階の上下には多数のお経が奉納されているそうです。

戒壇院・法華総持院東塔特別拝観
伝教大師1200年大遠忌記念事業で、2021/9/12~2021/12/12まで上記の特別公開がありました。
お堂の背後から中に入り、時計回りに外廊を歩きます。
中央の内陣は基壇になっており、中央に釈迦如来像、右の弥勒菩薩像と左の文殊菩薩像は向かい合わせにお祀りされていました。




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