京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
蛸薬師堂 永福寺(寺町マイナー散策7)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3c/cd8108c4da60ae6b76d4392c9ba890d2.jpg)
写真は、門前
蛸薬師通の名前の由来のお寺で、京都12薬師霊場の第12番“蛸薬師”として有名です。
場所は新京極のアーケード街の中で、誠心院を出てさらに南に進むと左手に大きめの道が現れます。
これが蛸薬師通です。
この交差点の少し手前の左手に蛸薬師堂 永福寺があります。
ここもこじんまりしたお寺です。
拝観は無料です。
正面に本堂があります。本堂の右横から路地のような道が奥に続きます。
このつきあたりに阿弥陀堂があります。
本堂の左手には不動明王と愛染明王、さらに奥に納経所があります。
右手には鯉地蔵と路地があり、正面の手前には”なで薬師”という蛸の木像があります。
須弥壇には薬師如来像がお祀りされていますが、本尊は秘仏です。
蛸薬師堂と云われるようになった伝承があります。
鎌倉中期に善光という若い僧が、ここで修行をしていました。
病気になった母が「蛸を食べると良くなるかもしれない」というので、僧の身ながら蛸を買った。
この姿に不審を抱いた町の人々は、後をつけ寺の門前で箱の中を見せよと責め立てた。
追いつめられた善光が覚悟を決めて箱の蓋を開けると、蛸が薬師如来の姿に変わり瑠璃光を発し、その光を浴びた母の病気は回復したという伝説からです。
本尊ご開帳
ご本尊の石仏の薬師如来像は8年に1度御開帳されます。
2016年の10/8~10/10までご開帳がありました。
ご開帳期間はその度ごとに変わっています。
内陣の奥のお厨子が開いており、石仏の薬師如来像が見えていました。
しかし外陣からでは暗くて見にくかったです。
5千円、1万円、3万円の特別祈祷を受ければ、内陣からお参り出来ました。
寺町マイナー散策8へ
マイナー散策の索引
「京都のおすすめ」の総合索引へ
コメント ( 9 ) | Trackback ( )
« 2014(平成26... | 2013 8/23の... » |
そもそも、蛸だけに「いぼとりの御利益」で名高く、
いぼ≒ガン(出物、腫れ物の類)とういことでガン封じでも有名になったと聞いてます。
ところで、蛸って病に効く効能あるんでしょうか?当時は高価なものだったでしょうが。
amadeus樣、医学的にはどうなんでしょうか?お暇なら教えてください(笑)。
それもこれも槇村正直の”功績”です(笑)。
今大河ドラマでアツイところですし、京都検定でもアツイところですね!
蛸薬師堂のご本尊は、石像の薬師如来だそうですね。
よく知りませんでした。
秘仏であり、8年ごとに開帳されるそうです。
次の開帳は、2年後の平成28年だということです。
蛸薬師堂の本尊 薬師如来の石仏の御開帳は、
10/8の10:00の法要から、10/10の終日(16:30までだと思います)までの3日間だそうです。
あれって、どういう意味があるのでしょうか?
存じ上げないですね。