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禅定寺(宇治田原散策4)


写真は、左から庫裏、本堂と観音堂

本尊の十一面観音を筆頭に、重要文化財の仏像が9体もあります。

アクセスは前述です。

表門からまっすぐに伸びる緩やかな石段を登ります。
途中の左手に宝物館があります。
そして正面の山門に入ります。
前庭の向こう正面に萱葺きの本堂、左手に寺務所、本堂の右隣に観音堂、さらに右手奥に鎮守堂があります。
前庭の右手前には池があり、池の右手に鐘楼があります。

まず寺務所で拝観料500円を納めます。

本堂に入ります。
内陣の中央には釈迦如来像、左右奥には達磨大師像と大権修理菩薩像がお祀りされています。
本堂の右手奥には不動明王像がお祀りされています。
本堂の右裏手の壁には2011年に描かれた“平成の大涅槃図”があります。

観音堂内部にも入れます。
内部には本来本尊で重文の十一面観音像がお祀りされていたのですが、現在そちらは宝物館の中です。
代わりに中央には小さな十一面観音像や千手観音像などが、右手には阿弥陀如来坐像、左手には地蔵菩薩像がお祀りされていました。

鎮守堂には十八善神がお祀りされています。

そして前庭をまわって、最後に宝物館です。

宝物館の正面中央に高さが286cmの本尊の十一面観音像、両脇に日光菩薩、月光菩薩があります。
さらに手前に四天王像、文殊菩薩騎獅像、延命半跏地蔵菩薩像とすべて重要文化財です。

基本は仏像系の寺院ですが、本堂とその前庭の景色も風情があります。

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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
どう行くかが問題だ (sazanami)
2014-01-22 12:08:52
初めまして。

禅定寺は昨年の春、拝観しました。
京阪宇治から宇治田原方面へのバスで終点の維中前下車。そこからコミュニティバスで……。
あるはずのコミュニティバスが運行休止中!。

「なんですとぉ!」と絶句しながらも徒歩で3㌔超の緩やかな上り坂を約1時間、幹線道脇の農道をゆっくり散策。初夏にはホタルが舞うという小川や茶畑を眺めながら、宇治茶の茶葉はこのあたりが産地なんだと実感しました。黒い網をかぶせる「被覆茶」という製法、より甘みが強いお茶ができるそうです。

禅定寺はamadeusさんの言うとおり、茅葺の本堂、小さいながらも手入れがされている回遊式庭園。風情がありますね。正門すぐにある五輪塔もかなり古いものと案内がありました。

宝物館の仏たちは、度重なる兵火を逃れた近隣のお寺の仏像が集まったものと住職の息子さん?が丁寧に説明してくれました。はきはきとした若い僧、気持ちの良い青年です。

2時間ほどの滞在。帰りはコミュニティバス運行の有無を息子さんが確認してくれましたが、やはり無し。日によっては運行があるそうですがアクセスを考えるとマイカー拝観がベター。公共交通機関ではほとんど1日費やします(笑)。

間近で信仰財を見られる禅定寺。宇治田原方面に行く機会があれば、再び訪ねたいお寺ですね。

だらだらとコメントの域を逸脱して申し訳ないです。
京の寺の拝観時に「アマさんが」「アマさんが」と会話をしている若い男二人組に遭遇します。たぶんWANさんとスーメテさんでしょうか(笑)。面識はありませんが、このサイトを通じて親近感がわき、上洛が楽しくなります。
 
 
 
sazanamiさま (amadeus)
2014-01-22 12:17:37
初めまして。

ご存知可とは思いますが!?、僕は非常にせっかちですので、このエリアの拝観は、
車移動が前提
でした(笑)。

公共の交通機関では、宇治田原も南山城も大変ですね。
1日でまわれる場所も限られますし。

遠方でも普段から運転されるのならレンタカーをおすすめしたいですが、運転をされない方は・・・。

アマ会ツアーで一気に行く!ですかね(笑)。

>「アマさんが」「アマさんが」と会話をしている若い男二人組
WAN先代、スーメテさま、京極堂さまあたりが濃厚ですね(笑)。
今度見つけられたら、声をかけてあげてください(笑)。

今後ともよろしくお願い致します。

 
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