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徳迎山 正法寺2 法徳殿、小方丈、書院(八幡散策12)


写真は、書院の庭園

一旦本堂から備え付けのスリッパで外へ出て、宝物館の法徳殿に移動します。
ここには重要文化財の“丈六阿弥陀如来像”があります。
丈六ですから約5mあります。
鎌倉時代の作風だそうで、製作者が分かっていません。
むろんガラスケースもないので、至近距離で見ることができます。

また洛中洛外図屏風もあり、現在の土地勘があれば面白いです。

本堂に戻り本堂奥の開山堂へ。
本堂と開山堂、さらに隣の小方丈に囲まれて中庭があります。
大方丈横の廊下から裏手にある小方丈と書院に向かいます。

小方丈は最奥に上段の間と床の間がある9畳と、10畳の次の間からなります。

小方丈と書院に囲まれて池泉式の庭園があります(書院前)。
書院はまずは付書院のある一の間、そして奥の二の間はお茶室になっています。
栗の木を使った梁には栗の釘隠しを使ったり、様々な意匠が凝らされており、丁寧に説明してくださいます。

書院を進むと、大方丈の玄関に1周して戻ってきて終了です。

伽藍内の広さや庭園の美しさ、さらに仏像も間近で見られるので、特別拝観時は非常に満足度が高いと思います。

ものすごくおすすめです。

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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
良かったです (くろ)
2012-09-16 08:53:09
先週、八幡市の正法寺に行って来ました。
amadeus様のおすすめの通り、本当に説明も丁寧で、
一時間にわたって大満足でした。
因みに9月30日 6時30分より
観月の夕べ が 執り行われるようです。
いただいた予定表に書いてありました。
 
 
 
くろさま (amadeus)
2012-09-16 19:19:28
再度のコメント、ありがとうございます。

本日は家族で、妻が大好き”滋賀竜王のアウトレット”に入り浸っておりました(笑)。

八幡の正法寺に手を出されましたか・・・。

これからディープな道に入っていく扉を開けられたようなものですね(笑)。

そうそう、観月の夕べでは方丈前庭にある手水鉢に満月がきれいに映り風流だと言っておられましたね。

どうも夜間関係は落としがちです。
 
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