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光福寺 出町柳


写真は、本堂(正面)、観音堂(右奥)と鐘楼

光福寺は出町柳にある浄土宗寺院で、毎年8/20の夜に六斎念仏が行われます。

アクセス
京阪電車の出町柳駅で下車して、叡電の出町柳駅方面に向かいます。
階段(エスカレーター)を登ると左手に叡電の出町柳駅がありますが、ここを直進して有料自転車置場の方向へ進みます。
約65m進むと三叉路になります。この細い真ん中の道の先に光福寺の表門が見えています。
三叉路の角に大きく「光福寺」と案内があるので、迷うことはないでしょう。

開基は六斎念仏を世に広めた道空上人で、後柏原天皇から六斎念仏総本寺の勅号を賜りました。また豊臣秀吉が鷹狩の途中に立ち寄った際に、住職が干菜(ほしな)を供したことにより、干菜山(ほしなざん)光福寺の称号を与えられたそうです。

表門の右前に「六斎念仏総本寺」の石碑があります。
表門をくぐると、正面の石畳奥に本堂があります。
右手には鐘楼、その奥には観音堂があります。
また参道途中の左手には宇津の井戸があります。

観音堂には如意輪観音像と火除の地蔵尊像がお祀りされていました。

本堂の左前には勢至丸像があり、その奥に庫裏があります。
庫裏では判子の御朱印が頂け、カラーの由緒書きも頂けました。

六斎念仏 
毎年8/20の夜に行われます。
この日は本堂が開いています。
本堂の右手と内陣の前が演者の舞台、左手が観覧席となります。
本堂の内陣には本尊の閉目阿弥陀如来像と脇侍の観音・勢至菩薩像がお祀りされています。
左の脇壇には阿弥陀如来像と法然上人、善導大師像が、右の脇壇には豊臣秀吉公木像がお祀りされていました。

19:20に行くと、既に本堂では鐘回向が始まっていました。
19:45から演目が始まりました。
こちらは芸能系の六斎念仏で、それぞれに演目があり、その見所は司会の保存会の方がその都度説明して下さいます。
1演目は5~10分程度です。
前半の目玉は「猿回し」(20:15~20:25)。
猿に扮した2人が太鼓と猿回しの掛け声で面白可笑しく踊ります。
20:45から後半。
後半の見所は最後の「獅子の曲」(21:00~21:25)。
獅子舞のような赤い獅子が登場。
前脚と後脚の2人で演じられています。
獅子は善の象徴。
この獅子が太鼓に合わせて踊りますが、2人のアクロバットが注目(笑)。
特に最後の方の3段重ねの囲碁盤の上に乗るのは見事です。
そして最後に悪の象徴の土蜘蛛登場。
蜘蛛の糸を撒くところがクライマックスでしょう。
これが21:25に終わり、終了でした。

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