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大興寺


写真は、表門

後鳥羽天皇が女人禁制の比叡山に薬師詣が出来ない宮中の女人のために、薬師如来を禁裏近くに伽藍を建立したのが起源のお寺です。

通常は非公開ですが、2013年春の非公開文化財特別公開で公開されました。

アクセス
真如堂の更に奥にあります。
市バスの真如堂前で下車した場合、東参道から真如堂境内を通過して総門から出て右折します。
市バスの岡崎道で下車した場合は、一旦金戒光明寺に入り北門から出て直進すると前述の真如堂の総門前に到着します。
共に同じ場所です。
ここから直進すると突き当りがボロボロの土塀(迎称寺)になり、ここを左折した右手に表門があります。

拝観
表門で拝観料800円を納めます。
前庭というか家庭菜園の右手を通り、お家に入ります。
普通の民家であり、伽藍はありません。
玄関脇の1室に仏像がまとめて展示してあります。

お部屋の北側には本尊の薬師如来坐像に四天王像。
薬師如来の袈裟などには鳳凰の浮き文様が施されています。
西側には関帝聖君像、十一面観音菩薩像。
南側には十二神将像がありました。
十二神将は冠上に十二支がそれぞれについていました。
巳神将と午神将は、平成22年の解体修理で院僌の作と判明したそうです。

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コメント ( 1 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
しばやくし (2級のほう)
2013-09-26 21:14:53
入口の石碑にありますが、霊芝山という山号にちなんでいるようです。薬師如来をお詣りするのは昔の人には大事だったんでしょうね。
 
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