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西本願寺7 書院・飛雲閣参観5(飛雲閣、旧仏飯所)
写真は、飛雲閣
屋外に出ます。
龍虎殿の右前に築地で仕切られ周囲に木立が茂り、建物の頂上がチラッとみえる一角があります。
これが飛雲閣がある滴翠園(てきすいえん)です。
境内南の小さな戸口から入ります。
左手奥に飛雲閣、右手に滴翠園が拡がります。
右手に進むと「乾亨主人毫家」と書かれた第17代法如上人の筆塚があります。
その左手奥に四畳半で隅が斜めに切られた四阿の胡蝶亭があります。
中央奥に待合があり、右手に茶室の澆花亭があります。
四畳半+点前座の一畳+枡床で六畳分になっています。
元に戻ると正面に滄浪(そうろう)池と池に浮かぶ飛雲閣の雄姿が見えます。
滄浪池にゆらゆら映る様から“飛雲”閣と名付けられたそうです。
それは美しくも雄大な眺めでした。
1階は招賢殿と八景の間、舟入の間、さらに左手にある紅殻の建物が増築された茶室の”憶昔(いくじゃく)”、2階は歌仙の間、3階は摘星楼からなります。
飛雲閣は京都3名閣の1つで、金閣・銀閣と違う点は、ここだけ左右非対称です。
ここの1階には上段の間があります。
つまり非常に高貴な方が座られる場所です。
この上に2階があるのは失礼だということで、張り出した1階の上段の間の上には2階がない構造になっているそうです。
また滴翠園の飛雲閣に向かってずっと左手には鐘楼があります。
ここで解散し、約1時間でした。
2017年の伝灯奉告法要協賛行事「西本願寺花灯明 ~夜の参拝・特別拝観~」にて、書院、飛雲閣のライトアップがありました。
17:30から整理券の配布があり(500円以上の募金が望ましい)、19:00~21:30まででした。
特に飛雲閣は写真撮影が可能でした。
また飛雲閣の入口の左手に”旧仏飯所(ぶっぱんしょ)”があります。
昔の台所で、かつてはここで仏さまの御飯を作っていたそうです。
ここも通常は非公開ですが、2013秋の法要の際に公開されました。
内部には古いおくどさんなどがあります。
面白いのは屋根の構造です。
照(て)り起(むく)り屋根といい、屋根の下半分が凹で半分が凸になっています。
コメント ( 47 ) | Trackback ( )
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ところで撮影禁止といわれませんでした?
私が見たときは撮影禁止といわれたもので・・・
昨日は疲れていたため、0:00前に寝てしまいました。
さて、西本願寺の書院、飛雲閣参観ですが、撮影許可は案内の方次第です。
人によっては、南能舞台、虎渓の庭、飛雲閣の撮影を許可して下さることがあります。
これは運ですね。
僕もそのためだけにに2回行きました。
結構苦労しています(笑)。
拝観料の欄に、「御懇志を龍虎殿受付にて進納ください。」とあるのですが、どれくらいの額を出せばいいのでしょう。
のし袋か何かに入れて出すのでしょうか。
領収証のようなものはあるのでしょうか。
少し不安になってしまいました。
もし、ご存知ならお教えください。
予約して3回
法要時の一般参観で4回
行ったことがあります。
志納金を求められるのはランダムで、大抵は何も言われませんでした。
法要時の一般参観の1回だけ、「志納金をお願いします」と突然言われたので、その際には1000円を納めさせて頂きました。
決まりはないでしょうけれど、1人500円~1000円ぐらいでいいのではないでしょうか。
>のし袋か何かに入れて出すのでしょうか。
その方が丁寧ですが、僕は正直そこまでしないと思います。
>領収証のようなものはあるのでしょうか。
これはないでしょう。
以上も飽くまで僕の個人的な見解ですので、悪しからず。
もう、絶対にお勧めです!!
「説明が丁寧でかつ予備知識がなくても、
見れば“オオッ!”となるものばかりですので
誰でも楽しめます」全くその通りです。
GW中の古文化保存協会主催の寺院の説明は学生さんが一所懸命にして下さるので母の様な気持で聞き、
こちら飛雲閣は 完璧プロの感じでとても判り安かったです。
「志納金」ですが、一応用意はしていたのですが、
受付窓口の方も何もおしゃらず、箱もなく、皆さんも
スルーな感じでしたので、「まぁ、いいか!」で済ませてしまいました。 今回だけかもわかりません。
おそるべしamadeusさまwww
上の内容も4回ぐらい訪問して作成した説明のサマリーです。
結構手間ヒマがかかっているのです(笑)。
9/29に特におすすめって程のものはないですね・・・。
「京の夏の旅」が9/30までなので、まだなら最後のチャンスとか、相国寺の法堂・開山堂の特別拝観が始まっているぐらいですね。
あ、amadeusさんはこの時間テレビは見ないのでしたよねσ(^_^;)
遅かったです・・・。
第16回 麒麟 川島明 × 京都 庭師
本放送: 9月6日(木)午後8時00分~8時43分<総合>
※沖縄は9月8日(土)午前10時05分~10時48分<総合>
再放送予定:9月13日(木)午前1時25分~2時08分<総合>(水曜深夜)
http://www.nhk.or.jp/hakkenden/previous/index.html
とても実のある1時間でした。
「志納金」を納めましたら、ちゃんと領収書のようなものをくださいましたよ。
これからも参考にさせていただきます。
ここは京都観光に関するレアな情報や最新情報が満載です!
これからも参考にしてください。
またコメントを頂けるとうれしいです。
その後に見ます!
(予約必要含みます)
大覚寺 観月の夕べ
妙心寺 退蔵院 観月茶会
神泉苑観月会
松尾大社観月祭
高台寺観月茶会
などの観月会や
御香宮神幸祭
花傘総参宮は29日と6日18時頃から
がありますね。
参考までにどうぞ。
残念です(涙)
「たまたまその日は午前中にお寺の行事があって、午前拝観の設定がなかった」
のではなく、
「根本的に午前の拝観設定がなくなった」
ということでいよさそうですか?
ちなみに今秋は11/22(木)と11/23(金祝)が、秋の法要です。
この時は予約なしで、書院・飛雲閣に参観できます。
11/23がネライ目ですね(アマデウス会の開催予定日です)。
以降は注意します。
御指摘ありがとうございました。
西本願寺の黒書院はマジですか??
それは興奮しますねw
9月の予約参観時は白書院すら見れなかったので、楽しみです★
この情報は、なにか内部情報ですか?
はじめまして!そして突然、不躾で申し訳ございません。その情報詳しく教えて下さい(平伏)。やっぱり門徒さん限定でしょうか?
。誰でも無料で拝観できます。拝観時間等判れば報告します。
時間に制限あるのかは知りたいですね。
11/22、11/23なら終日OKなのか、それともその中で時間を限定されているのか・・・。
また分かり次第教えて頂けると助かります。
11/22,23の両日 11時半~15時半
http://www.hongwanji.or.jp/news/files/2012-11-22_23.pdf
一応当方で精査致しました。
結果、間違いないようです。
しかし先方もあまり情報を拡散させたくないようですので、こちらでもひっそりとしておきます。
間です。
そのようですね。
こちらでも朝から調べてみました。
それぞれの予定がどう遂行されたかについては、また改めてご報告いたします。
本日(もう昨日ですね)最後に飛雲閣参観いたしましたが、志納金はもはやほぼ強制的(笑)でした。
記念のお香と領収書をいただきました。
5月のこともしきりに宣伝していらしたので、そういう方針になったのかも・・・
今、日程案を読み返しました。
どうなったのでしょう。
ご報告が楽しみです。
やはり西本願寺の白書院拝観はなかったのでしょうか?
>5月のこと
一般的には意味が通じない可能性があるので、解説を。
5/20と5/21にある”宗祖降誕会”のことです。
南能舞台で能が行われ、書院が参観でき、飛雲閣の初層内で呈茶があります。
ただし5000円以上の志納金が必要です。
http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/b35cb2208743257a64099aedab6960ce
23日の予定を変更してこちらを組み込みます。
龍安寺か北野天満宮のいずれか(もしくは両方?)
次の機会になると思います。
せっかく日程を考えていただいたのに申し訳ありません。
それは当然そうでしょう(笑)。
日程案は飽くまであの時点でのお話ですので、気になさらないでください。
老婆心ながら、11/23は12:00到着ですよね。
それならその足で西本願寺でしょうね(市バス9系統)。
他所に行っているうちに、15:30を過ぎたら大変です(笑)。
間違いないです。
入口で、あそこ専用の説明書きをくれます。
是非是非一見の価値ありです。
私もただいま行ってきました。
志納は無くても良さそうです。
求められませんでした。
こちらで情報を教えていただき大変感謝しています。
しかし”黒書院公開自体の貴重さ”を認識しておられる方がどれだけおられたのかは、些か疑問でした。
まあいいんでしょうけどね(笑)。
平安さま、教えて頂き、本当にありがとうございました。
明日のアマデウス会参加者の何人が行かれたかが楽しみです(笑)。
松殿山荘で時間を費やしすぎたのと黒書院を早く見たいがため、飛雲閣をスルー(笑)し、受付で本を買って、結局黒書院三周しました(笑)
今まで隙間から覗いていた伝廊を明るい状態で見られた際は感動しましたよ。
白書院だけ見るのと、白黒両方見るのとでは、本願寺書院の素晴らしさの伝わり方も全く違いました。
あと、北能舞台が違った角度から見られたのもよかったです。
西本願寺到着が12時45分、待つこともなくゆっくり見れました。WANさまの三周にはかないませんが、こちらも二周しました(笑)
お寺の方に案内されている門徒の方のほとんどが”黒書院公開自体の貴重さ”を認識されていないと見受けられました。
その後、平安郷の紅葉会→厭離庵→宝筺院を拝観してきました。ライトアップの宝巌院も予定してましたが、17時15分時点で川沿いまで伸びる待人の列におじけついて泣く泣く帰宅しました。自宅着は25時という強行軍の一日でした。
平安郷というのは広沢池横にある世界救世教の持つ庭です。春に3日間だけ一般公開していましたが、昨年あたりから秋(今年は23日から25日)にも公開始めました。お庭は桜守の佐野藤右衛門さんが管理してます。信者ではないですが一見の価値ありです。
11月8日、23日、12月2日の京都日帰り詣では続きます。
広沢の池に舟で出られるとは思いもしませんでしたし、お茶の接待まであり、まさに至れり尽くせりでした。桜も素晴らしかったです。
秋は、明日までということなので、昨日もama会で少しお薦めした場所ですが、宗教施設なので少し紹介は迷いました。ただ、tani様もお薦めということなので私も便乗してお薦めします(笑)
今年の秋は行けないのが残念です。
ただ、二・三年前のことで現在はわからないです。
それと、中はどっちにしてもすごい混雑でしたし。
私の話を聞いて諦めかけていた友人に教えます。
2日の上洛には主人と車で行きますので、来年(あればですが…)までこの裏技は持ち越しです。