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長楽館

写真は、玄関からの外観

長楽館は明治の煙草王 村井吉兵衛の別邸跡で、ジェームス マクドナルド ガーディナーが設計したのは京都検定に頻出です。
今では喫茶、食事やホテルとして営業されています。

アクセス
八坂神社の奥、円山公園の南側です。
円山公園の枝垂れ桜から南に進んだすぐ右手に、長楽館の門があります。

門を入って、左手奥の玄関へ。
手前が本館で、喫茶はここです。
さらに本館の奥にホテル棟がありますが、今回は本館のみです。
喫茶はコーヒ―1杯800円ですので、通常のホテルぐらいです。

内に入ると建物の中央辺りに階段があり、その右側に3部屋と左側に2部屋があります。
1階の右側は奥から書斎、球戯の間(ビリヤードの部屋)迎賓の間で、左側は奥からルシェーヌ(フレンチレストラン)とサンルームです。
1階の右手奥の廊下を進みエレベーターに乗ると新館があり、イタリアンのCORAL(コラール)です。

2階は右側奥から“美術の間”、“煙草の間”、“貴婦人の間”で、左側は“鳳凰の間”と“接遇の間”です。
特に“煙草の間”の入口の上には、伊藤博文揮毫の“長楽館”の扁額があります。

特別公開
3階は2018年の京の夏の旅で公開されました。
階段を上がった中央に茶室の長楽庵があります。
表千家の残月亭を模しており、入口正面には橋本関雪の和楽の扁額があります。

さらに上には書院造の“御成の間”があります。
折り上げ格天井に付書院、花頭窓や違い棚の和の要素に、バカラのシャンデリアなど洋の要素もあります。

内部は近代洋風建築のお部屋がたくさん並びますが、部屋ごとに色調が違っていたり中国風だったりとコンセプトが異なっていました。

お願いすると内部の見学もさせて頂けます。
コーヒータイムのついでに内部の見学をするのがいいでしょう。



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