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東山艸堂:The GARDEN oriental KYOTO(東山中央散策10)


写真は、表門。

高台寺の前の”ねねの道”の南端の突き当りにあります。
もともと東山艸堂(そうどう)は、かの竹内栖鳳の私邸です。
今はThe GARDEN oriental KYOTOが、土日は主に結婚式場として運営されており、平日はランチ、夜はディナーやバーもされています。
またOtonamiの「ザ ソウドウ 東山 京都 日本画の巨匠・竹内栖鳳の旧私邸にてアート鑑賞」に参加すると、建物見学と食事のツアーがあります。

門を入ると、石畳の緩やかな登り坂が左へそして右へと続きます。
その突き当りに数寄屋風の本館があります。

正面の玄関を入ると天井はゆるやかな船底天井。
左手に上がりますが、土足仕様です
正面に進んだ左手に三角の間があります。
床の間や地袋など三角形に拘った造りになっています。

正面奥は大きなフロアがあり、天井は2階も吹き抜けです。
外には苔のきれいな庭園が見えます。

また玄関を入って右手の廊下を進んだ左手に洋間があります。
床は木組みで、奥は半円上のサンルームのようになっていました。

階段で2階に上がります。
手すりには手斧で模様が付けられています。
2階のフロア中央は吹き抜けで、外周に廊下があります。
左手奥には個室が2つあります。
これは間を開ければ1部屋で、左手の部屋には床の間があります。
右手の部屋からは八坂の塔が見えます。
婚礼では顔合わせなどで使われるそうです。

また2階の右手奥にはかつてアトリエだったバンケットルームです。
窓の外正面に八坂の塔が見える絶好のポジションです。

本館を出て右折し、庭園を歩きます。
まず左手にチャペルがあります。

さらに奥に進むと、石畳の通路沿いに庭園が拡がっています。
左右の苔がきれいです。
最初の右手の通路から見上げた空には、八坂の塔がそびえ立ちます。
次は少し広がった右手に砂紋が同心円状に描かれています。
さらに進んだ左手には石組からなる池があります。
背後には大きな灯籠もあります。これは元からあったもののようです。

やがて左手奥に新棟の東山が見えてきます。
玄関を入った右手がソファーが並んだ待合の様な広いお部屋があり、その奥にチャペルがあります。
階段で2階に上がると、披露宴が出来る大広間があります。
そして至る所に栖鳳の作品が展示されており、大広間には雀の作品もありました。

さらに沿路を奥に進むとヤサカがあります。
右手1/3は本来の建物で、左手2/3は新築しています。
階段で2階に上がると古い建築の方は広間になっており、八坂通に面しています。
なので八坂の塔でよくみる景色がそのまま窓から観ることが出来ます。




コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
ここは・・・ (ルーキー)
2012-08-29 20:33:55

娘も息子もここで結婚式をあげました。

私も以前から訪れていて、お庭の借景にと言うか、まじかに八坂の塔を眺めながら食事出来る事が気に入っています。お料理も美味しいし、スタッフの何気ない心使いも好きです。

他府県のお客様をお連れすると、大変喜ばれます。
 
 
 
ルーキーさま (amadeus)
2012-08-30 08:38:50
正直言うと、ここを改修する前が見てみたかったですね。

ちょっと手入れが楽になるようにし過ぎな感があります。

ところで今、コメントは承認制ですが、僕もコメントまで僕が承認しないと反映されない・・・。

もう少し賢くなろうよ・・・(笑)。
 
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